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小話:吹く風は何処に その49

小話:吹く風は何処に その49

冬の農作業で三山農場に働きに出たガン太でした。

雪に覆われた畑を重機で掘って長芋を収穫する作業です。

寒さの中、雪や土泥に手を入れないといけない、きつい作業であるが、

そこで働いている人は、研修生で外国から来た若い労働者達がいました。

聞くと南方の国からです、ガン太は感心をしました。

しばらく一緒に作業を共にすることで、少しづつ話をするようになり、

昼休みに会話をするまでになりました。
吹く風は何処に 94
学校を卒業して、日本にやってきた人達が大半でした。

将来の事をお互いに話し合って頑張っているようです。

A君は、日本の農業のノウハウをしっかり身に着けて帰りたい。

B君は、日本の先進的な生活を学んで、帰って事業をやりたい。

C君は、親兄弟が10人いるので、仕送りをしなくてはいけない。

当面はここで働いて、できれば弟たちも呼びたい。

D君は日本語をしっかり勉強して日本語学校の教師になりたい。

みなそれぞれ、夢を持っています。

ガン太は、自分よりも若いのに、しっかりしてるのに驚き、

自らを反省しなくてはいけませんでした。

どうも、恥ずかしなってしまいます。

なのに、研修生からは「大山さん」と呼ばれ、いろいろ教えてください。

と、言われるのでした。

【続く】

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コメント

[C8877] 環境

ツッチーさん
おはよう御座います。

ガン太にとってはいい環境のところに来ましたね。
自分が模範を示さなくてはならない環境。
これでは嫌がおうでもしっかりしてきますね。

愛新覚羅
  • 2018-03-23 07:48
  • aishinkakura
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  • 編集

[C8878] Re: 環境

> 愛新覚羅 さんへ
研修生は、男だけじゃなく女性もいますからね。
農業に限りません。
工場などにもいて、日曜にはスーパーに自転車で買い物にきたりしています。
お嫁さんになって残る人もいるようですし、
様々な人生です。
どこもかしこも過疎化、少子化で人口が減ってくるわけでして、
その分、微増で外国人が増えて行くような気配ですね。
数百年後はどうなってるんでしょうか。


  • 2018-03-23 21:47
  • 大坊峠のツッチー
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Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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