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コロンとソラの嫁っ子捜し その3 131
庄屋さんの所から出た喜太郎です。
まあ、出たと言っても追い出されたようなものですけど。
ニャーン
「喜太郎・・お前って奴は恥じってのを知らんのか」
「何がだよ・・・、思ったままの事をやったまでだよ、おかしいか」
ワンワン
「そうだな、色々やって色々覚えたって事だね」

「ふん・・、何を偉そうに、オレは一人前の大人だよ、
嫁っ子を取ると決めてるんだよ」
ワンワン
「一人前だってよ、笑っちゃうぜ、かけっこはダメ、水汲みでは井戸の中に
落ちて溺れるし、カマドに火も点けっらえなかったし、挙句は熱い鍋を
そのまま持って火傷するだよ」
ニャーン
「全くだ・・、喜太郎、手はもういいのか」
「ああ、大丈夫だ・・、この通り、何かさ手の皮が厚くなったような気がするぜ、
ああ~・・キヌちゃんの優しい香りが、まだ残っているな・・・ああ~キヌちゃん」
ワンワン
「ダメだ・・・こりゃ」
ニャーン
「喜太郎の嫁っ子は何処にいるんだろうね」
喜太郎、コロン、ソラのご一行の旅は、つづくのでした。
お終い・・ドンと晴れ
※ 「喜太郎の嫁っ子捜し その3 」
小話のつもりが、長話になってしまいましたね。
お付き合い、ありがとうございました。

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まあ、出たと言っても追い出されたようなものですけど。
ニャーン
「喜太郎・・お前って奴は恥じってのを知らんのか」
「何がだよ・・・、思ったままの事をやったまでだよ、おかしいか」
ワンワン
「そうだな、色々やって色々覚えたって事だね」

「ふん・・、何を偉そうに、オレは一人前の大人だよ、
嫁っ子を取ると決めてるんだよ」
ワンワン
「一人前だってよ、笑っちゃうぜ、かけっこはダメ、水汲みでは井戸の中に
落ちて溺れるし、カマドに火も点けっらえなかったし、挙句は熱い鍋を
そのまま持って火傷するだよ」
ニャーン
「全くだ・・、喜太郎、手はもういいのか」
「ああ、大丈夫だ・・、この通り、何かさ手の皮が厚くなったような気がするぜ、
ああ~・・キヌちゃんの優しい香りが、まだ残っているな・・・ああ~キヌちゃん」
ワンワン
「ダメだ・・・こりゃ」
ニャーン
「喜太郎の嫁っ子は何処にいるんだろうね」
喜太郎、コロン、ソラのご一行の旅は、つづくのでした。
お終い・・ドンと晴れ
※ 「喜太郎の嫁っ子捜し その3 」
小話のつもりが、長話になってしまいましたね。
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