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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 22

馬のユーヘーと、仲よくなろうと、喜太郎達は、

話しかけて、打ち解けたのですが、

いきなりウンコをかけてきました。


「わーー、何すんだよ・・」

コロンとソラも怒ります。

「お前は、ひどい奴だな、世話をしてるのに、そんな事をするなんて」

「そうだよ、オレ達は遠慮したり、後始末で隠したりしてるのにさ」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 42
ユーヘーが言います。

「何、言ってんだい・・いいか、オレ達のウンコは、

最高の肥やしになるんだからな、ちゃんと集めておくんだよ」

「肥やしって」

「肥やしだよ・・・畑にまくんだよ、美味いもんがとれるんだってよ」

「畑にまくって・・・」

「そうだよ、たいそう喜んでるぜ、何だーー喜太郎、おまえ農家だろう、

知らなかったのかい」

「いや・・まあ・・その、オラはあまり手伝わなかったから」

「そうか、しょうがねえ奴だな、ほらあそこに草みたいなのが、盛り上がってるだろう、

そこに積んでおいて自然発酵させるんだ」

「自然発酵?」

「ああ、すぐに堆肥って訳には、行かないらしい、詳しい事は家の人に

聞けばいいよ」

ふーん、そうなんだ。ユーヘーに教えられてしまったな。

喜太郎達は、ユーヘーのウンコの始末をして敷き草を、

替えるのでした。

【続く】

最近、牛馬の肥やしを積み上げておく家が無くなってしまったね。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 21

喜太郎は、馬小屋でコトちゃんが怪我していた馬に話しかけて、

仲よくしているのを見ました。

そうか、話しをすればいいのだと、横たわっている馬のユーヘーに、

声をかけました。

コロンとソラも、一緒です。

ユーヘーは、何事かと云うような顔をしましたが、

言葉かけに応じて、打ち解けてきたのでした。

喜太郎は、ユーヘーに、話しかけます。

「ユーヘー・・、お前さぁ、ケガとかしてないようだけど、

どうしてここにいるんだい」

ユーヘーは、ゆっくり起き上がって、

「そうなんだよ、何で俺はここにいなくちゃならねえんだ・・・全く、腹立つな」

コロンとソラも、立ち上がったユーヘーの側で言います。

「おー、大きいな、長い足、さぞかしいい走りをするんだろうな」

「この足に、スリスリ・・・だぜ」

「どれ、背中をこすってやろうか・・・」
コロンとソラの嫁っこ捜し その40
「まあな、ありがとう・・、実はな、オレは、嫌われてんだよ」

「嫌われているって・・誰から」

「誰って、その・・オイラの馬の連中だよ」

「へーーどうして」

「うーん・・、まあ・・オレの性格もあるかもしれないけどな」

「なんだよ、はっきり言えよ」

「えーと、まあ、こんな事があったな、

オレがさ、美味しい草を見つけて食っていたら、他の馬が

来たので、あっちへ行けって、言ったのんだよ、

したらばさ、集団でよ、オレを追い出してよ」

「うーん、それは、残念だったな」

「オレは、悔しくってよ、その連中をスキを見ては、

けりを入れて、歩いたんだ」

「そりゃ・・まずいんじゃないのかい」

「ああ、大ごとよ・・何でもオレが悪いって事になってな、

ふんでまあ、ここに連れて来られたってわけだ」

「そうか・・、あの時、その美味しい草を、食わせれば良かったんじゃないかい」

「いや~‥ダメだ、、自分で探せばいいんだよ」


「喜太郎・・、背中はいいからさ、後ろの尻の当たりを、頼むは」

「後ろのお尻か、そうかい、分かった」

喜太郎は、ユーヘーの後ろの方へ回ります。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 41
「尻か、おーー、でかいねーー」

ヒッヒーン

「そうかい、まあこれでも貰ってくれ」

と、行って、大きな糞をボトボトッと、出しました。

「わーー、なんだよーー、ウンコじゃねぇーか」

喜太郎にコロン、ソラは慌てて、その場から逃げます。

「失礼したな・・・オレは、綺麗好きだからさ、

ウンコを片づけて、敷き藁を替えてくれないか」

ありゃりゃーーー、ユーヘー、やるなーー。

【続く】
さて、馬のユーヘーは手ごわそうです。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 20

コロンとソラが帰ってきたら、喜太郎が馬の世話で働いているので、

驚いてしまいました。

何せ、喜太郎は家にいる時は、まったくのぐーたらでしたからね。

親が一所懸命働くのにも関わらず、さっぱり動かなかったのです。

それで、コロンとソラと出会って、外へ出るようになったのです。

このままじゃ、ダメだなと話をしたところ、嫁っこを貰えば、

心機一転、頑張って働くだろうと、3人で、いや一人と2匹で、

嫁っこ捜しの旅に出たのです。

で、今はコトちゃんの家の牧場に来ているのです。

コトちゃんの声が聞こえます。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 38
「ユータ・・、どれ、足の具合は」

「うん、もう大分いいよ、もう走れそうだよ」

「ああ・・、まだ腫れてるよ・・・、ダメダメ 無理しては、もう少しの辛抱だよ、ユータ」

「まだ腫れてるのか、しょうがないな・・・ああ・・・思いっきり走りたいなー」

「まあ、とにかく、しっかりなおさなくっちゃ」

「分かった、辛抱する」


喜太郎は、コトちゃんとユータの会話を見て、

感心します。

「なるほど、話しかけが大事だな、よし、オレもやってみよう」

喜太郎は、横になっている馬に近づきます。

「よう・・オレ喜太郎・・よろしくな・・・」
コロンとソラの嫁っこ捜し その39
「喜太郎! ああ、さっきエサを運んでいた人だね・・・なんか用かい」

「エサは、どうだった、おいしかったかい、 あ、そうだ、名前を聞いてなかったな」

「名前・・、オレは、ユーヘーだ」

コロンとソラも、喜太郎の側にいます。

「この犬と猫は、コロンとソラだよ、よろしくね」

「へーー、喜太郎の子分か」

「子分・・、いやそう言うのじゃなくて友達だよ」

ワンワン   ニャーン  ヒッヒーン

これはこれは、なかなか面白くなりそうです。


【続く】

馬の名は、ユーヘーか! ユーヘーは、何故してそこにいるんだろうね。

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岩手町川柳会、4月秀句の紹介

岩手町川柳会、4月の秀句を紹介します。

で、ありまして本日は、小話をお休みとします。

川柳で、和んでもらいたいともいます。

今月は、コロナウイルスの影響で、会場使用が不安定になって、

句会当日になって、いきなり会場(公民館封鎖)となると、行けないので、

投句にしました。

会の発足以来中止はあったかどうかは、分かりませんが、

全員の投句は初めてであろうと思います。

会員数は少ないですが、やはり部屋の中で2時間ほど過ごすわけですし、

1~2mの近距離での会話もありますしね。

それに会員の半数は80代で残りも70代で、60代は私一人ですから・・。

万が一、感染となると命とりになります。

これが一番恐い。

さて、それぞれの題の秀句を紹介します。

席題  「桜」    選者             満子

落ち込んだ 顔がほころび 桜咲く       小草

我が庭の 一本桜 年を経し           國男

疾病に 咲いた桜も 泣いている        正和

母娘して 看護の道に 桜咲く          るみこ

ただ一つ 明るいニュース 花便り       國男

生き方を 石割桜に 教えられ          草

(自句)
さくら散る 命の重み ありがとう         


題詠  「利口」            選者       國男

チコちゃんの 利口うなづく ことばかり       小草

手も上げず 口も開かぬ 利口者           はつお

利口と云う 電車に乗って 身は裸          正和


どの人も 利口に見える 入社式           草

(自句)
お利口と 褒められている おバカさん


雑詠  (自由)             選者       はつお

ハシゴ酒 コップに我が子の 顔うつり          正和

暗算で すます婆やの レジのカゴ            小草

帯〆の 赤がきりりと 身を立たせ            るみこ

杉花粉 今年も負けじに やってきた           満子

テレビにて 脳に活入れ クイズ解く            小草

味噌汁を 吸って今日また 無事を知る          るみこ

メーデーも 祭ではなく SOS                國男

人間の 知恵をコロナが 嘲笑う               草

(自句)
目に見えぬ 菌との戦い  一人居る             


川柳の好きな方からの投句を紹介

「桜」

温暖化 入学式に 桜なし           愛

「利口」

農作業 手順はこうだと 利口ぶる       愛


絵になる川柳

川柳 2年4月 桜 草 ペ
石の割れ目に根を張って成長し花を咲かせる石割桜、

見る人は、人生に何を教えられるのだろうか。

差し詰め私としては、条件が悪くても、克服すれば花を咲かせることができる。
だから、だから不平不満を言わずがんばってみろ・・・・かな。


川柳 2年4月 雑詠 はつお  ペ
ついに、緊急事態宣言となって、不要不急の外出はするなと・・。
ならば、読書か。
まさか、じっとしているのが戦いとはね。


川柳 2年4月 利口 草  ペ
入社式、そう言うのを50年も前に体験したな、みんな立派と云うか、
利口に見えたね。
すぐに辞めた奴、ケンカして去った奴、利口な顔をしたのも、
最期まで残ったのは数が少なかったな。



本日も、当ブログを訪問有り難うございます。

今後とも宜しくお願いします。



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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 19

ヒッヒーン

ユーザが帰って来ました。コロンとソラも一緒です。

「ヘーイ・・、喜太郎・・、帰ったぞーーー」

「お!  おーー喜太郎、何してんだ、もしかして働いてんの」

「ほんとだ、桶なんか持ってる」

コロンとソラは、

てっきり、寝転んで休んでると思ったので、驚きました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 36
「なんだい、コロンにソラ、随分遅いじゃないか、

コトちゃんはとっくに帰ってるぜ」

「ああ、ソラがさ、転がり落ちちゃってさ、気が付くのが遅くて・・・・、

引きかえしたりしてたんだ」

ソラが言います。

「だってよー、ユーザがジャンプするんだもんな、弾みで手が離れて宙に浮いちゃってさ」

「まあ、無事帰れたからいいって事よ」

「ところで、喜太郎馬の世話してんのか」

「ああ・・、忙しいんだから、邪魔すんなよ」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 37
「へーー、珍しい事もあるもんだね」

「そうだそうだ、その姿を見たら、お父さんとお母さんが泣いて喜ぶぜ」

「なに言ってんだい、邪魔だって、あっちへ行ってろって」

「嫁を貰ったら稼ぐって、言ってたけどな、嫁を貰う前から稼ぐになったんだ」

「エライ!・・・喜太郎、エライ」

「まあ~なぁ・・あ、いやそうじゃないんだ、いつの間にか、

ここの馬の世話をする事になっていたんだよ」

「ふーーん、良く解からんが、オレ達も手伝うよ」

【続く】

喜太郎が、働いてると知ってコロンとソラも、手伝う事にしたんだね、

それはきっといいことが起きるかもね・・・。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 18

喜太郎は、馬の世話に大忙しです。

何せ、1頭かと思ってたら、5頭もいたのですから。

エサを少なくやったりすると、たちまち声を荒げて怒り出すのです。

ヒッヒーン

「おい こらーー、何でオレのは、こんなに少ないのだ、もっと持ってこいー」

「えへーー、少なかった・・、そりゃ~悪かったなや、すぐ持ってくら、

まってれくれーー」


てな調子で、追い立てられます。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 34
「はいはい、お待ちどうさん」

「しっかりしろよ・・、喜太郎」

「ひゃーー参ったな・・・、こつら、図体がデカいし、よく食うわ」

そこへ、コトちゃんが帰って来ました。

ユーガの声です。

「へーい、到着でーす」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 35
「はいはい、ユーガ、ご苦労さん、やっぱりお前の走りは、最高だね」

ヒッヒーン

「そりゃ~もう、コトちゃんの為なら死に物狂いで走りまっさ・・」

「はっはっは‥、嬉しいね、おーー、喜太郎、馬の世話やってるね

馬に嫌われないようにな」

喜太郎は、コトちゃんの声を聞きながら、馬の世話に精をだします。

「あのー・・、この馬達は気が荒いですけど」

「ああ、そこに居る馬達は、ケガをしたりとかさ、仲間と意見が合わずに、

外れたヤツなんだ・・・・、だからさイライラしてんのさ」

「え!  そうなんですか、 ふーん」

「だからさ、よく話をしたやってちょうだい」

喜太郎は、馬の顔とか、体を見るのでした。


【続く】

なるほど、馬もねそれぞれあるんだね、

ケガもするんだ。

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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 17

馬の世話をやり始めた喜太郎です。

干し草を運び、水桶にも水を補給しました。

「やれやれ、これでいいのかな・・」

喜太郎は、馬小屋の柱に寄りかかって、休憩です。
コロンとソラの嫁っこ捜し その32
ヒッヒーン
突然大きな鳴き声です。

別な馬が、いきなり、喜太郎の首根っこを捕えて立ち上がりました。

「おい、こらーー、何でオレんとこへ持ってこないのだーー」

「わーー・・、何すんだよー」

「オレがここに居るのが分からねえのか・・えーー」
コロンとソラの嫁っこ捜し その33
どうやら、その馬は、自分トコへも、干し草等のエサを持ってくるのを、

待っていたのですが、持ってこずに座り込んで休んだので、

頭にきたようです。

「えーー、馬の世話は、一頭じゃねえぇのかよーー」

「ここに居るのは、5頭だ・・よく見てけ・・・

全く、腹の立つ奴だな・・誰だ、お前は・・・」

「喜太郎と言います、あの・・こちらの馬の世話をするようにと、

言われてやってきました・・、どうも申し訳ないです」

「そうか、喜太郎か・・、オマエさん馬の世話は、初めてか」

「えーー、初めてです、気が利かずにすみません」

「若いのに、案外素直だな・・・まあ許してやる、腹減ってんだ、早く干し草持ってこいや」

喜太郎は、急いで干し草を取りに行くのでした。

ありゃぁ~、5頭もいたのかい、そんならブツブツ文句言ってる暇など、

ないな、喜太郎。

【続く】

トロトロしていると、馬に蹴られるからね、

馬に馬鹿にされたら・・お終いだ。頑張れーー喜太郎。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 16

喜太郎は、ハナさんに馬の世話をするように言われました。

馬の世話など、やったことが無いのでできないと、

行ったのですが、コトちゃんから言われた事ですからと、

強引に馬小屋の方へ連れて行かれました。

干し草の積んである所まできて、ヒョイと、放り出されます。

「ほれ、その干し草を、まず持って行ってやりな、

その後は、水を桶に入れてな・・・」

と、言ってハナさんは、立ち去って行きました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その30
干し草の上に放り出された、喜太郎です。

「ああーー、恐ろしい・・、何だよ、あの女の人は、

ええーー・・、コトちゃんと言い、その・・ハナさんと言い、

ここで出会う女の人は、全く訳が分からねえや」

立ち去って行く、ハナさんの大きな体を、眺めるのでした。


何かこう、逆らえないような威圧感を覚えます。

「くそーー、馬の世話か・・・、やりゃ~いいんだろう、

やりゃ~・・」

喜太郎は、干し草を手に取ります。
コロンとソラの嫁っこ捜し その31
「えーーと、馬か、お! いたいた、おい、干し草持って来たぞ」

ヒヒーッン

「そうか、これに入れればいいのだな」

【続く】

喜太郎は、馬の世話をやり始めましたよ。良かったな・・・、

と、思うでしょう・・、それがね。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 15

1人牧場に残された喜太郎です。

「なんだよ~・・、ひでぇな・・・、濡れちゃったじゃねえか」

コトちゃんに、水をぶっかけられた喜太郎は、

ブツブツ、小言を言ってます。

そこへ、大柄な女の人がやってきました。

「もし、喜太郎殿・・・、喜太郎殿ですよね」

「はぁ~・・、そうだけど・・、何か」

「ワタスは、ハナといいます、ここでお世話になっている者です」

「あ・・、そうですか、どうもこんなトコに居るのは邪魔ですか」

「いや、そうではありません、実はコト様から、言われてございます」

「コト様って・・、あの髪の長い女の娘・・・コトちゃんかい」

「ええ・・そうでございますよ、それでね、

喜太郎殿に馬の世話をさせるようにって・・・」

「馬の世話・・・、えーー馬の世話を、オレがするって・・

そんな事、何も言ってないよ」

「あら、そうでございますか、それはまあ、可哀そう」

「オラは・・・、馬の世話などやった事ないし、できないよ」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 28
喜太郎は、突然言われた馬の世話に、戸惑うのでした。

「何で・・オレが馬の世話など・・・、そんなの出来ないよ、無理だよ」

「あらあら・・、駄々をこねるんですか、

何事もやってみる事ですよ、さあいらっしゃい」

「えーー、イヤだ、イヤだ、馬は嫌いだー」

「面倒くさいお方だね・・・ほらしょ」

ハナさんは、喜太郎の首根っこを掴まえて、ひょいと持ち上げました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 29
「わーー・・なにすんだよーー」

「さあ、馬の世話をしてもらいますからね、コト様からのいいつけですから」

喜太郎は、ハナさんに持ち上げられたまま、馬小屋の方へと

連れて行かれるのでした。

【続く】


ああ~・・、あわれ喜太郎は馬の世話をする事に・・・

やれるのかな。

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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 14

高台からの急な崖を、飛び降りたユーザは、

巧みな足さばきで、スイスイと、降りて、そのまま海へドッボーーンと、

入っていきました。

コロンとソラも、あっという間に海の中へ吸い込まれます。

「ありゃりゃーーー、どうなってんだんだ―ーー」

ユーザが言います。

「おい、コロン・・オマエは泳げるんだろ、

海水だからよ、泳ぎやすいぜ、ほれ!」

「ほんとかよ・・、レレレ・・・・」

コロンはユーザの背を離れ、海の中へ手足を動かします。

「うーん、まあ、何とか浮かんでるような気がする、

でもさあ、進んでるのかな」

「ああー、今日は波が穏やかだから、慌てる事はねえよ、

さあ、あそこの岸まで、行くぜ・・・・」

「おーい、ソラ、どうしてる」

「はぁーー・・、ここにい居るよ・・、コロン、オマエ・・泳いでんのか」

「ああ、海ってのは初めてだ、なんか・・ワクワク・・、ドキドキだな」

「ふーん、よくやるよ、おい! ユーザ、何時まで泳いでんだ」

「ああ、ほれ、あの岸までだ・・、ソラ・・安心してしっかり、

捕まってな」
コロントソラの嫁っこ捜し その2 26
てな調子で、ユーザ、コロン、ソラは、広い海をゆっくりと、

泳ぐのでした。

後から崖を降りて来た、ユーガとコトちゃんも、海に入って泳いできます。
コロントソラの嫁っこ捜し その2 27
「へーい、ユーザーーー

コロンーーー、ソラーーー、追いつくぞーー」

ユーガの泳ぎっぷりも、力強いです。

いや~・・、自然を相手に、動物たちはやりますねーー。

【続く】

さて、残してきた喜太郎は、どうなってたかな。

明日は喜太郎だね。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 13

ユーザは、コロンとソラを背に乗せたまま、

高台の絶壁から、海に向かって走り飛びました。

コロンとソラは、一瞬の出来事で、びっくり仰天息をつく間もありません。

もう必死にユーザの背にしがみつきます。


高台から飛ぶのを見た、ユーガとコトちゃんも負けじと、

飛び込んでいきました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 25
ユーザは、急な岩場を巧みに足でさばいて、下って行きます。

一気に、海の水面まで行き、勢いよく入り込みました。

コトちゃんのユーガも、同じように、一気に下って行きます。

いや~・・・、見事なもんです。

【続く】

今日はこの辺で・・・・。

で・・、海に入って、どうなるんだろう。

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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 12

海の見える高台にやって来た、コトちゃん達でした。

美味しい空気を思いっきり吸って、

大きな声を出して叫びます。

そりゃ~・・もう、最高ですね・・ああこれが青春です。

まあ歳を召した方が叫んでもいいのですが、どうもね、

絵になりません。

馬のユーザがコロンとソラを乗せて、やって来ました。

ユーザは、コトちゃんを乗せている馬、ユーガの弟です。

ユーガとコトちゃんが、走り去ったので後を追ってきたのでした。

このユーザも、ユーガに負けず劣らずのやんちゃな馬なのですね。

コロンと、ソラは、ユーザの背に乗って、満悦でした。

「へっへっへ・・・、馬に乗るってのは、何かさあ、偉くなったような気分だな

なあソラ」

「そうだね、オラ達がさ、乗るなんてね・・、ありがとうユーザ・・・」

ユーザが言います。

ヒッヒーン

「いや、なになに・・、ほんのひとっ走りよ、

オラはさ、こんなもんじゃ、満足しないよ・・、よししっかり掴まってな」

と、言って高台を海の方へ向かって走り出しました。

やっーーー
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 23
ユーザは、海の崖を飛びます。

グアッーーー

コロンとソラは、びっくり仰天・・・、目の前から大地が消えて、

空中に浮かんだようになります。


もう必死で、ユーザの背中にしがみつきます。


それを見た、ユーガと、コトちゃん、

「あらっ・・、ユーザやるね、そんなら負けてられないさ」

ヒッヒーン
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 24
コトちゃんとユーザも高台から海に向かって跳ねて行きました。

ありゃぁ~・・

タケシとキン太が、それを見て、呆然です。

ヒィーーー

乗っている馬は、後ずさりです。

「恐ろしい・・・」

「ごめんこうむります・・です」

【続く】

で、ユーザとユーガのコトちゃんはどうなったのだろう・・・。

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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 11

馬に乗って来た若い衆の名は、タケシにキン太です。

コトちゃんとは、幼なじみでずーっと一緒に遊んできました。

だから・・、まあ、きさくな友達です。

コトちゃん

「さあ、タケ 海に向って、叫べーー」

「よっしゃー   おおーい おおーい」

「なんだ、、それだけかい・・つまんねえな・・、キン太・・今度はお前だ」

「まかせとき・・ オレはキン太ダーーーキン太だーー」

「なんだよーー 全く つまんえねなーー」

「うーー・・じゃ、コト・・・お前は何を叫ぶんだ」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 21
コトちゃんが、海に向って大きく口を開けて叫びます。

「おーい クジラーー 宝船を引っ張ってーーこーーい」

タケシと、キン太が、へーーと感心します。

そうか、そういう事言えばいいのかと・・・。

すると、一頭の馬が駆けてきます。

ヒッヒーン

「あらら・・ユーザじゃないの」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 22
ユーザがコロンとソラを乗せてやってきました。

コロンです。

「へっへっへ・・ユーザがさ、付き合えっていうから乗っかって来たヨ

最高だね・・」

「あら、ソラちゃんも、よく落ちたりしなかったね」

「ユーザの背は、大きいからいいな」

コロンとソラの登場です。

【続く】

コロンとソラは、何せ物語の主役ですからね。

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4月、岩手町川柳会の句会を紹介

本日は、コロンとソラの嫁っこ捜しの話はよして、

川柳を案内します。

岩手町川柳会の4月の句会は、会場へ集まっての句会は、

止めて、投句により行いました。

コロナのウイルスの影響で、何時会場が閉鎖されるか分からない

状況でしたので、そのように致しました。

席題  「桜」   選者  満子

題詠  「利口」   選者    國男

雑詠  (自由)    選者   はつお


以上それぞれの、題を3句作成して、準備した投函箱へ、

示された日までに入れて、区分集計をし、選者へ渡す。

選者は、何時も通り、秀句を選ぶという流れで行います。

一時は、中止案もありましたが、川柳を楽しむという事で、

継続して実施するという事でした。

秀句の編集が終わりましたら、紹介をします。


皆様からの、投句もお待ちします。

投句は、コメントを利用してお願いをしております。

秀句の紹介時に合わせて、紹介を致します。


絵になる川柳、本日は、一覚氏の句を紹介します。


川柳 一覚 1
私も農業をし、野菜を作ったりしてますが、本にいい汗をかいてます。


川柳 一覚 2
老夫婦といいますか、後期高齢者らしき二人が、仲よく車に乗って

います。ドライブかな、と思いますけどね、行先は二人そろっての病院でした。

いや~・・分かります。我が家もこの前二人で歯医者へいきました。


川柳 一覚 3
大概の人が、自分の父より長く生きています。

何もせずボーっとしていると、父が晩年、色々やってたことを、

思い出します。

私は、まだ父の年齢に達してませんが、この年齢の時に父は何をしてたのか

などと、思い出したりしますね。


本日も、当ブログを訪問いただきまして有難うございます。

今後とも宜しくお願い申し上げます。



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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 10

コトちゃんに声をかけて、馬で走り去った若い衆、

何処へ行くのかな、確か「高台」だとか。

コトちゃんは、それに応じていましたね。



コトちゃんは、すぐに、馬を呼びます。

「ユーザーーーー、いらっしゃーい」

ユーザは、コトちゃんの声が分かるのでしょう。

一目散にやってきます。

「ユーザ、行くわよ・・、いいわね」

ヒヒーッン

「あいよ、任してけって・・、で、何処へ」

「高台よ・・、今ね2頭が、走って行ったからね、

それを追いかけてちょうだい」

ヒヒーッン

「よっしゃー しっかり掴まってなーー」

馬のユーザは、前足を勢いよく蹴り上げて走りだしました。

ピュー  

ありゃ~、こりゃ早いや・・、あっという間に見えなくなってしまった。

コロンとソラの嫁っこ捜し その2 19
コトちゃんを乗せたユーガは、先に走って行った2頭の馬に追いつき、

見る見るうちに追い越してしまいました。

「ヒャッホー  お先にーー」

パカッパカッパカッパカッ・・・・・

「ありゃ~・・・、また、やられたか・・、しょうがねえな」

「全く、あの馬には敵わねえな」


ヒヒーッン

「コトちゃん・・、目的地に着きましたよ」

「有り難う・・ユーガ、気分は最高だね、

おおーー高台だーーー」

そこは海の見える所でした。

コトちゃんは、大きな声で叫びます。

「ワーーーィ  生きてるかーーー」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 20
2頭の馬も到着です。

「おーい、着いたぞーーー」

「コトちゃーん・・、速すぎるぞーー」

「今日の海は、最高よ・・・、ほらーー」

「いいね、ここからの景色は、いいよな」

「うんだー、何というかな・・スカッとするよな」

3人と3頭の馬は、高台からの景色に見入るのでした。


【続く】

2頭の馬に乗っている、若い衆を知りたい?

そうですね、まだ名のってなかったですね、じゃ明日・・・。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 9

コロンが馬を連れて、喜太郎の迎えに行きましたね。

馬の名はユーザでした、そのユーザに乗ったのですが、

振り落とされたりして、どうもいけませんでした。

コロンに、仲よくしなければいけないと、悟られて、

ようやくユーザの背に乗ったのですが、相性がちぐはぐで、

落ち着いて乗ってられませんでした。

もう体がガタガタ、ヘトヘト・・、ユーザの背にへばりついて、ようやくコトちゃんの

いる所へ着いた喜太郎でした。

「帰りましたーーー」

コロンが伝えます。

「あら~・・、お帰り、遅かったわね」

コトちゃんは、喜太郎のへたばった姿を見ました。

「あらあら、いい男が台無しね・・、一寸待ってね」

と、言って水桶を持ってきて、喜太郎に被せました。

ドッヒャー・・・
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 18
「ワッーーーー、冷てぇーー」

「ありゃあ~・・、水、ぶっかけられたよ」

コロンもソラも、たじろぎました。

「おい、喜太郎‥、大丈夫か・・・」

「しっかりしろ・・喜太郎」

そこへ、馬が2頭走ってきました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 17
「へーい、コトーーひとっ走り行こうぜ」

「おーい、付き合えやーー」

コトちゃんが、走って来る方に向って、手を振ります。

「なにーー、何処までーーー」

「高台ーー、高台だよーー」

「あそう、高台ねーーー、じゃーー、すぐ行くーー」

【続く】

ありゃ、コトちゃん馬で走り寄った若者に手を振って、

すぐに、行くって・・・。いいのかい・・。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 8

よーやく、馬のユーザの背に乗った喜太郎です。

ユーザと仲良くなるために、喜太郎は声をかけます。

「ユーザ・・、オマエはいい男だね、さぞいい走りっぷりを

するんだろうね」

ヒッヒーン

「そりゃ、そうだ・・、走りっぷりを、見せてやるぜーー」

と、いきなり走りだします。

「どうだい・・、こんなもんだい・・、ええ喜太郎」

喜太郎は、戸惑って、どうも、気が気でありません、

油断すると、振り落とされますから。
コロントソラの嫁っこ捜し その2 16
「ふーん、もう体が・・、頭が・・ふらふらだーー」

喜太郎は、ユーザの背に必死にしがみつきます。

で、ようやくコトちゃんのいる所に着きました。
無題コロントソラの嫁っこ捜し その2 15
コロンが、叫びます。

「おーい、喜太郎ーー、着いたぞーー」

喜太郎は、ユーザの背にしがみついて、辺りを見渡すことが

できないのかな、声が出ません。

「あらーー、ようやく来たね・・、随分・・・遅かったじゃないの」

コトちゃんが、迎えてくれましたよ。

【続く】

さて、着いたところは、何だろー、牧場かな。

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コロントソラの嫁っこ捜し その2 7

馬のユーザに乗って、歩き出したら、立ち上がって振り落とされた喜太郎でした。

「ああーー痛ぇえーーー」

馬の背からだと、高さもあるからこりゃ大変だ。

コロンが声をかけます。

「おい、喜太郎・・、大丈夫か・・・」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 13
「くそーー、何で立ち上がるんだよ、乗ってられねえじゃねえかよ」

「喜太郎、おまえユーザに、気に障る事でもしたんじゃないのかい」

「いや、別に・・・、あ! そうだ、行こうと言って足で腹を蹴ったな」

「きっと、それだな・・・、ユーザもそうだろうけど、馬を蹴る人はいないよ・・多分」

「そうか・・、そりゃ悪かったな」

「乗ったりしてさ、世話になるんだから、優しくしてやらないと、ダメだよ」

「うん、そうか、そうか・・そうだよな」

反省して、再びユーザの所へ行く喜太郎です。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 14
「ユーザ、ごめんな、許してケロ・・・」

喜太郎の顔をも、穏やかになり、声も優しくなりました。

ヒッヒーン

「ユーザ、おまえ、いい顔してるね、凛々しいよ、

たてがみも、立派だね、それじゃ・・乗せてもらうからね」

てな事で、喜太郎はユーザの背に乗る事が出来ました。

【続く】

今度こそ、コトちゃんのいる所へ行けるのかな。

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コロントソラの嫁っこ捜し その2 6

置いてきぼりを食った喜太郎を、コロンが馬に乗って迎えに来ました。

馬は2頭いて、喜太郎に乗るように言います。

喜太郎は、走り疲れていて、もうヘトヘトになっていましたから、

大喜びです。

「いや~・・、有り難い有り難い、この馬か、どれどれ」

喜太郎は、ユーザの背に取りつきます。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 12
「ユーザというのか、オレは、馬に乗るのは初めてだ、

乗ってみたかったんだよな」

喜太郎は、ユーザの背に何とか乗って、手綱を手にしました。

「お! いいね、何かな、偉くなったような気がするな

えーー、おっほん・・、それじゃ・・ユーザ 行こうか」

喜太郎は、声を高くして、足でユーザの腹をけりました。

ヒッヒーン
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 11
ユーザは、前足を蹴り上げ、上体を高く振り上げました。

「ワーーっーー」

喜太郎は、ユーザの背から転げ落ちます。

「わーー、痛ぇーーー」

ありゃ~・・、馬の背から地面にたたき落されたんじゃ、

喜太郎・・・、痛いよな。

【続く】

うーん・・、喜太郎、折角ユーザが来たのに振り落とされるなんてね。

どうなってんだ。




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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 5

喜太郎は、コトちゃん達を追いかけて一所懸命走りますが、

馬を追うには、やはりどうにもなりません。

途中で足がもつれてフラフラになってしまいました。

「あ~あ、何でこうなるんだよ・・」

喜太郎が、嘆いていると、馬が走ってきました。

パカッパカッパカ・・・

ヒッヒーン

「おー! いたいた・・」

「何だ・・、まだこんなとこだったのか」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 9
喜太郎が、近づいたきた馬を見上げます。

「あれ! さっきのコトちゃんの馬かな」

「おーい、喜太郎・・、迎えに来たぞーー」

「誰だよ、その声は‥、コロンか~・・」

ワンワン

「へっへっへ・・、オレだよオレ、コロンだヨーン」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 10
「ワーー、馬に一人で乗ってる・・、ずるいな」

「喜太郎・・、コトちゃんが、迎えに行って来いってさ、

ほれ、ユーザに乗りなよ」

馬は、2頭いました。

「ユーザは、ほれ後ろにいる馬の名前だよ、ユーガの弟だよ」

「えーー、馬に乗っていいの・・、ああ有難いねーー

良かったーー、もうヘトヘトでさ、歩けないとこだったよ」

喜太郎は、コロンが連れて来た。ユーザと言う馬に乗る事になりました。

ふーん、良かったね、喜太郎。

【続く】

そうか、コトちゃんが言って馬を寄こしたんだ。優しいとこあるんだね。


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 4

コトちゃんは、喜太郎に、いきなりパンチを見舞いました。

喜太郎は、その場に倒れてしまったのでした。

コトちゃんに、

「ワシを嫁に貰いに来たのか・・」

と、言われて、これまた、びっくりです。

「いや・・・嫁っこを捜してはいるのですが、コトちゃんを、

その嫁にだなんて、そんな事はまだ、考えてないです」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 7
「はっはっは~・・、そうか、それは失礼・・・

許せ・・許せ・・はっはっは~・・、それにしても、お前は、頼りないの~」

「えーー、頼りない・・・ですか」

「そりゃそうだ、殴られてじっとしている奴があるか、

ほりゃ・・向かってこいや」

「そんな・・、事はできないすよ」

「へぇん・・考えが甘いなや、それでも男かい・・嫁っこを捜してるって、

笑わしてくれるぜ、なあコロンに、ソラよ、

おまえ達だって、誰かに蹴られたら、立ち向かうだろう」

ワンワン

ニャーン

「まあ、そりゃ・・そうだな」

「よろしい、よし・・それじゃワシの家に行こう、

コロン、ソラよ、ユーガに乗れ」

「よっしゃー」

コトちゃんとコロン、ソラは、馬に乗ります。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 8
コトちゃんが喜太郎に向って言います。

「おい、喜太郎、あの山の麓がワシの家だ、

ついてこい、先に行ってるからなーーー」

馬は、勢いよく駆けて行きます。

喜太郎は、その場に残されてしまいました。

「おおーい、れれれ・・・いや・・オレも乗せてくれよーー」

コトちゃん達の乗せた、馬の背を追い帰るのでした。

【続く】

喜太郎の試練は続く・・だね。

でも、まあ、次回はコトちゃんの家にいくからね、何かあるかも?


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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 3

コロンとソラは、馬のユーガと遊びに夢中です。

何せね、大きいし、デカいし、もうトリコになりそうです。

コトちゃんも、それを見て楽しそうにしてます。

で、側にいる喜太郎に、声をかけました。

「この、コロンちゃんとソラちゃんは、お主が飼っているんか」

喜太郎は、コトちゃんが、若くて美人なので、声をかけられて、

ドキドキになり、胸が高まります。

「あ! いや、いつの間にか、我が家に来て一緒にいます・・はい」

「ふーん、いいなぁ~・・、おい、コロンちゃん、こんなとこで、一体なにしてたんだい」

コロンが答えます。

「ボク達はさ、喜太郎の嫁っこを捜して歩いてんのさ」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 5
「へーー、喜太郎の嫁っこを捜してるんだ」

コトちゃんは、喜太郎の姿を、見つめます。

「はっはっはぁはー・・イヌ・ネコを連れて嫁捜しか、

面白いの~、はっはっは・・・」

「で、喜太郎、お前は何の仕事をしてんだい」

「え・・えーー、百姓です、家が農家なもんで・・・」

「うん、まあ、良い体してるな、力ありそうだなや」

「えー、まあ・・、一所懸命、稼ぎます・・はい」

「おっと!! スキあり  」

パーンチ
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 6
喜太郎の顔に、コトちゃんのパンチが飛びました。

「痛えぇーー・・、何・・すんだよ」

喜太郎は吹っ飛んでしまいました。

「喜太郎・・・ワシを嫁にしようとして、来たのか」

「いや・・そんな、、まだ何も・・・」

喜太郎は、コトちゃんに睨まれて、目を白黒させます。


【続く】

ふーん、これは、これは、随分だなーー。コトちゃんお手柔らかに。



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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 2

馬から降りたコトちゃんは、コロンとソラに、

気軽に声をかけます。

馬に乗って来るし、言葉が女の人の割には、少し乱暴なので、

用心してましたが、ホッとしました。

「ヨッシャー・・コトちゃん、遊んでくれるんだー」

「あらら・・可愛いーこと」

ソラは、抱きかかえて貰って、もうご満悦です。

そりゃそうだね、コトちゃんは若い娘だしね。

コロンも、長い髪に飛びつきます。

「ワーハッハ・・・、揺れている、真っ黒い髪だー」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 3
こりゃ~いいや。

コロンとソラは、コトちゃんに可愛がられて、満足、満足です。

「ねえ、コトちゃん、馬のさ、ユーガと遊んでいいかい」

「ああ、いいよ、いいよ、ユーガ、遊んでやって」

ヒッヒーン ブブルッブルー
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 4
馬のユーガも、喜びの声を出しましたね。

コロンとソラが、ユーガに飛びつきます。

「ヒャーー・・、長い足・・」

ソラは、背に飛び乗りました。

「結構・・、高いな、ニャーン 見晴らしがいいぞ、ここは」

良かったな・・、コロンにソラよ。

【続く】

コロンとソラは、コトちゃんと、馬のユーガとも、仲良くなったねーー。

そうだ、喜太郎を忘れてた・・、喜太郎とコトちゃん・・だよ。

それは、次回だねーーー。  又 明日でーす。




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コロンとソラの嫁っこ捜し その2 1

喜太郎の嫁っこ捜しをする、コロンとソラです。

ユキちゃんと言う、可愛い女の人と巡り合ったのですが、

残念ながら、縁がありませんでした。

それも、喜太郎の身から出た錆びで、大いに反省をしたところです。

これから、家に帰ったら汗水流してしっかり働こうと喜太郎は、

強く思うのでした。

そこへ、馬が勢いよく走り抜けて行きました。

思わずのけぞってしまいました。

走り抜けて行った姿は、どうも、女の人が馬に乗っていたような、

気がしました。

コロンとソラが言います。

「早いなーー、あんなに速くは走れねえな」

「馬かーー、でっかいなぁ・・、踏みつぶされてしまうよな」

「喜太郎、おめぇ馬に乗った事あるのかい」

「いや、ないよ。馬など飼ったてないから」

「そうか・・、でもかっこいいな」

すると、さっき走り去って行った馬が、引き返したのか、向かってきました。

ヒッヒーン  

「ハっイヤー  ドウドウ ドウ 止まれーーー」
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 1
走って来た馬が、喜太郎達の前で止まりました。

女の人が馬上から、コロン、ソラ、喜太郎を見ます。

「オー・・、おぬし等、ここ伝何してんじゃ」

「おーー、びっくりさせるな 全く」

「危ねえじゃねえかよ」

「はっはっはーー、それは失礼さんじゃったの―」

女の人ですね、それも若い娘のようです。

馬からおりました。
コロンとソラの嫁っこ捜し その2 2
「犬と猫連れかい・・・はっはははー、こりゃ・・いいや」

随分威勢がいい娘さんのようでして、

コロン達は圧倒されます。

「あのー・・、その馬、恐くないですか」

「えーー、この馬は、ユーーガって言うのよ。  おとなしいよ。

噛みつかないから、安心しな」

「あ・・良かった、ボク コロンです」

「ニャーン ボクは、ソラです」

「コロンちゃんに、ソラちゃんか・・、

ワシは、コトと言う・・・・こっちへおいで」


ありゃ~、気に入れられたのかな。



【続く】

馬に乗って来た、娘さんの名はコトちゃんだって、

どういう人なんだろう。


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コロンとソラのタイムスリップ 第4編 19

喜太郎の嫁っこ捜しをして、ユキちゃんに出会ったのですが、

二人の若い衆が現れて、なすべく物もなく意気消沈してしまいました。

まあ、これも、喜太郎のこれまでの生活態度が怠けの日々だったから、

しょうがない事です。

コロンとソラが言います。

「おい、喜太郎、ユキちゃんは、いい人だったよな」

「ああ・・まあ・・」

「なんだい、元気がないな・・」

「いや、オレ・・反省してんだ」

「反省って・・・」

「ほれ・・タケちゃんとかさ、スケちゃんは、しっかり稼いでいたろう」

「うん、マサカリとか、でっかいノコ持っていたな」

「おれ、ああいうの家にあるけど、使った事ないんだ」

「そうか、マサカリとかノコも家にあるんだ」

「いつも、お父ぅ、お母ぁ達が木を切ったり薪を割ったりしてたけど、

オレは、知らんぷりしていた」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 38
「そうか、そりゃだめだね、タケちゃん達に負けてしまうな」

「ああ、ダメだ・・・とても嫁を貰うなどと話などできねえよ」

「じゃさ、今度さ、マサカリ使ってみようよ」

「ああ・・やってみる」

「おお、喜太郎、いい顔になってきたよ」

「うん、まあ・・オレだってやればできるってとこを見してやるよ」


そこへ、何やら走り寄って来る音がしました。

パカッ パカッパカッ・・・・・・

「オリャー、邪魔 邪魔・・・・  ハイヤーーー」

「ワーーッ 何だーー」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 39
喜太郎、コロン、ソラが一瞬、のけぞります。

一頭の馬が、あっという間に通り過ぎて行きました。

「おーー、危ないな――馬ーーだぜ・・」

「何考えてんだ・・・全く・・」

「喜太郎・・、馬に乗ってたの女の人みたいだったな」

「うーん、髪が長くて、着てるのが赤っぽかったな」

喜太郎達は、走り去った馬の後ろ姿に目をやるのでした。


さて、これからどうなるのでしょう。



【続く】

次回からは、新展開で、喜太郎の嫁っこ捜しの、その2で連載します。



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コロンとソラのタイムスリップ 第4編 18

喜太郎が、嫁を捜して歩いていると知ると、

タケちゃんと、スケちゃんは、怒り出しました。

「おい、こら喜太郎・・、ユキを嫁にしようなどと、思ってんじゃないだろうな」

「どうななんだぁー・・、こら」

今にも、殴りかかろうかとの勢いです。

コロンとソラが、慌てて、止めます。

「ああーー、待って、待って・・乱暴は止めて・・」

「まーまー・・・、落ち着いて・・落ち着いて」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 36
「コロンとソラだっけか・・・、ふーん、利口だね」

「コロン・・、どうだい喜太郎は良く働くかい」

「いや・・まあ、嫁っこをね、貰えば働くよ」

「嫁っこを貰えば働くって・・、何を言ってるんだ、

それじゃ、今は、働いてないって事じゃないか」

「喜太郎、オマエは普段家で何をしているんだ」

喜太郎は、小さい声でぼそぼそ答えます。

「いや・・あの・・休んでいる・・・・」

「休んでる・・、なにふざけてんだー、怠けてるって事だろう」

ソラが言います。

「だからさ、これまで家の手伝いをしなかったけど、

嫁っこを貰って心機一転頑張って働くって事だよ」

「なーに、調子の良い事を言ってるんだ・・、でかい図体をしやがって」

「ロクな働きもしてないくせに、ユキに手を出そうなどと、

とんでもない奴だぜ・・、とっとと出ていけ」

喜太郎は返す言葉はありません。

コロンとソラも、うまく言葉を返せません。

喜太郎が言います。

「コロン、ソラ・・、ごめん、行こう」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 37
喜太郎は、タケちゃん達に、

「どうもすいませんでした、失礼します」

と、言って歩き出しました。

コロンとソラも、喜太郎について、行きます。

「さよなら・・・」

「ユキちゃん、またねーー」

ユキちゃんも、手を振ってくれました。


【続く】

あ~あぁー・・、嫁っこたってね、簡単には見つからないよな。

それにしても、悲しい・・・。



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コロンとソラのタイムスリップ 第4編 17

コロンがタケちゃんに、持ってるのが何かと尋ねます。

「あー・・これか、これはマサカリってやつよ  どうだりっぱだろう」

「それって何するんだい」

「こりゃぁ おめぇよ・・木を倒すときに使うのさ」

「へーー、木を倒すの・・」

「ああ、そうだよ、それでなこのスケの持ってるノコでドドーンとな」

スケちゃんも言います。


今日はよう、バッチリ研いできたからよ、切れ味最高だぜ」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 34
「今から、山に行って、木こりだぜ、なあ、おい」

「ああ、一稼ぎしなくっちゃな」

「おい、喜太郎とやら、どうだ一緒に木こりに行かねえか」

「そうだ、教えてやるぜ」

いや・・、オレは・・いいです、やったことないし」

「だから教えてやるって言ってるだろう」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 35
喜太郎は、煮え切りません。

コロンとソラが言います。

「どうだい、喜太郎、やってみたら」

「そんな、無理だよ」

タケちゃんが言います。

「なんだい、喜太郎とやら、この天気のいい時に、

犬猫連れて、遊んでるんじゃねえよ・・・全く」

ソラが言います。

「ボク達は、あの・・・、喜太郎の嫁っこを捜そうとしてるんで・・その・・・」

「なに・・・、嫁っこだと」

「ユキを、嫁っこに貰おうってんじゃねえだろうな・・・・えーーおい」

【続く】

ありゃ~・・なんか雲行きが怪しくなってきましたね。


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コロンとソラのタイムスリップ 第4編 16

タケちゃんにスケちゃんと言う若者が現れて、

コロンとソラは、相手をよーく見ます。

遊んでくれそうな気配を感じたコロンは、タケちゃんに飛びつきました。

ソラも、ならばオレは、こっちだとスケちゃんの方へ飛びつきます。
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 32
「お!・・、何だ、オマエ・・、小さいのに元気がいいな」

「なんだ、こいつ、捕まえてやる・・・、ほれ・・・ホレ・・」

スケチャンは、ソラを両の手で挟み、押さえつけます。

「ギャーー・・、痛えぇーー、何すんだよ・・、止めろよ」

ソラは、手足をバタバタさせ、スケちゃんの手から、飛び降りました。
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 33
「おーー、ごめんごめん、痛かったかい」

フーーッ

「全く・・、力、加減の分からん奴だな・・ゴツイ手をしやがって」

それを見て、ユキちゃんが笑います。

「スケちゃん、ダメよ乱暴しちゃ、その猫ちゃんは、ソラというのよ」

「へーーっ、ソラと云う名か、変わってるな」

「犬のワンちゃんは、コロンというのよ、どうタケちゃんかわいいでしょう」

「そうか、コロンと言うのか、馴れ馴れしいな・・、着物が汚れたぜ」

コロンがタケちゃんに、訪ねます。

「その、持っているのは何?」

「ああ・・、これか」

【続く】

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コロンとソラのタイムスリップ 第4編 15

喜太郎は、コロンとソラがユキさんと仲良くなったのを、

きっかけに、挨拶が出来ました。

「ほれ、喜太郎何か・・話せよ」

コロンがけしかけます。

「いや・・あの、歌上手いですね」

「あら、、どうもありがとう」

にゃーん

「この壺に何入ってんの」

「あら~・・それ大事なものよ、ひっくり返さないでね」

「それじゃ、その壺、ボクが持って運んであげます」

ニャーン

「そうだ、それがいいよ」

なかなか、いい雰囲気になりました。

そこへ若い衆が、近づいて来ました。

「おーい、ユキ・・、そこで何してんだ」

「あら、タケちゃんにスケちゃん」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 30
「ユキ・・、この人は誰だい、この辺じゃ見かけない顔だな」

「うん、喜太郎さんだって」

あ・・ボク喜太郎です」

「おい、見ろや・・こいつ犬と猫連れてる・・はっはっはっ・・面白れぇ」
コロンとソラのタイムスリップ 第4編 31
どうやら、ユキちゃんの知り合いの若い衆のようです。

コロンとソラは、タケちゃんとスケちゃんを見つめます。



【続く】

さて、また新たな展開ですね。どうなるんでしょう。


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Appendix

プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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