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タイヤ交換をする

今日もいい天気なった。

出会った人2人に、

「タイヤ交換したか」

と、聞かれた。

「いや~・・例年4月の入学時に雪が降るからな」

と答えたのだが、する事にした。
タイヤ交換
夏タイヤが、少し摩耗して来ているような気がする。

7月に車検があるが、もしかすれば交換した方がいいかもなどと、

いわれるかもしれない。


猫のソラと、犬のコロン

最近は、時折ソラがコロンの所へ来るようになった。

こんな感じです。
今朝も一緒
猫語と犬語で話をしているのだろうか。

人間の言葉もある程度分かるらしいからな。

名前に反応するとか、「お座り」「お手」などだ。

こちらは、猫語も犬語もなかなか分からない。

良く聞いていると、泣き声に違いがある。

しかしながら、さっぱりだ。

まあ、いいか。

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畑の方の雪が解けた

今日は、気温が下がって朝は-4℃でした。

それでも日中は、陽もさしてまあまあの天気だった。

ここ数日と云うか、彼岸当たりから雨雪降らずで気温も上がっていい天気が続いている。

風が少し強い日があるけど。

雪解けも、進んでいる。

このピーマン畑は、もう乾きだした。

中に入って作業ができる。
ピーマン畑
昨年の秋に収穫後の整理ができなくて、ピーマンの残渣とかビニールマルチが

そのままになっている。


これをまず、抜いて行く。
ピーマン畑
一本一本抜いて行く。

これがね、結構負担になってくる。

こういうのは、機械で、という訳にはいかないからね。

まあ無理をしないように、しながら作業をしていくのです。



並行的に、こちらの方も逐次進めていきます。
道路の拡幅
重機ですけど、一人で軽トラでの土砂運搬ですから、

作業の進行は遅々です。

作動油が無くなっていました。

メモリから消えていますので、早めに止めて注文をしました。

ネットでの注文ですね。

家まで持ってきてくれるので、助かります。

値段も、この辺で売ってるのよりも安く手に入りますからね。

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献血に

昨日の午前中の事、献血をしてきた。

新いわて農協、東部経済センターに献血車が来たのである。

献血車の巡回は、3か月に一度、町に来ている。

場所は警察署とか役場や従業員のいる会社とか工場ですね。

で、まあ、今回は農協だった。

農協職員の若い人に交じってやるのもなんだね。

「オレは、まだ若いんだぞ」、というような気分になる。

私の次が、女性の職員だった、年の頃は20代の半ばか。

受付時の質問に睡眠時間は、どの位ですか。

と問われたので、「6時間位かな」と、答えた。

で、次のその女性職員は隣の席に座った。

同じ質問で、「6時間ほど」と、答えていた。

へえー・・、共通点があったな。

しかしながら、俺が若い時はもっと寝ていたな。

などと、思ったりした。
献血に
まあ、そう言う事で、バスの中へ入って、400mlの献血をする。

これで、献血の回数は35回目となった。

献血は69歳までできるらしい。

以前は、60歳で終了のような気がしたが、逐次伸びてきているようだ。

この分で行くと、69歳になったら70歳までいいです、とか75歳までいいですとかなるかもしれない。

まあ病気もせず、薬の世話にならなければ、やれるだろう。

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猫と犬の今

我が家に猫と犬がいます。

昨年の春に猫のソラを、秋に犬のコロンを貰ってきました。

どちらもオスです。

猫のソラの方が先輩です。1年位先に生まれています。

人間でいうと3~5歳くらいは上なのかな。

雪も解けたので、犬小屋の場所を替えました。
コロンです
「どう、ここは・・」

「ウーー、よくわからない・・」

あれ、ソラが犬の小屋から出てきたぜ。

「ぬ・・、ヒヒィヒ ・・なかなか住み心地が良いんじゃないの」
ソラが出て
「何だよ・・、勝手にはいるなよ」

「いいじゃねえーかよ、遊びに来てやってんだから」
何だよ
「ダメだよ・・、あっちへ行けよ・・・」

「じゃ、中に入らないから此処で日向ぼっこをするから」

「そこは、入口だから、邪魔になるったら」
ここで休むかな
「一寸、お父さん・・、ソラが邪魔してるよ

連れてってーーワンワン」

と、いうような一時でした。


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冬と春の境目にあり

3月も下旬になった。

大分雪が解けたのだが、山の斜面とか木の陰となると、

まだまだ、雪は残っているのです。

薬師山への近道コースだけど、かなりの雪が残っています。
薬師山への道1

この辺も同じだね。
薬師山への道2

日当たりの良い所は、良いのです。

今日も昼前から気温がグングン上がりました。

で、バックホーを使って土方の作業です。
作業1

土砂の運搬は軽トラです。これはダンプですから。
作業2
ただ、あまり積みすぎると、荷台が上がりません。

欲張らずに、何度も繰り返して運搬します。

雪解け水の水分を含んだ土砂となると、これも重くなります。


まあしかし、重機とか軽トラのダンプがあるので、整備もできます。

でなければあきらめて、いたかもしれません。


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小話:吹く風は何処に その51(完)

小話:吹く風は何処に その51(完)

ガン太は、富島での体験を機に、マスコミの話題になり、

テレビの出演、各地の講演などを行いました。

又、本も出版しました。

その収益金を、稲田さん達が管理していたのです。

そして、通帳をガン太に渡しました。

ガン太は、驚きました。

「こんなにあるんですか」

ガン太にとっては、大金が記帳されていました。

「どうもありがとうございます。このような事までしていただいて」

「「いや何・・、我々もガン太、君に会えて楽しかったよ」

「そうだな、俺たちの人生とは違う生き方だったし、その後の展開も、

想定外の事ばっかりだったからな」

「あのー、この通帳はもう少し預けらしてください」

「ふーん、何で?」

「いや正直、まだ自分が不安です、皆さんから離れると、

以前の自分に返ってしまうんじゃないかと・・・」

「そうか、・・そうだな」

「さて、ガン太君、今後の事だけど考えてることがあるかい」
吹く風は何処に 96
ガン太は、語ります。

ええ、いろいろ考えました。

稲田さんから教わった農業を自分でやりたいです。

もう少し、勉強して、新規就農の申し込みをします。

農地とかも借りる事ができるようだし、この町のこの地域で知り合った

みんなとやっていきたいと思います。

母が退院したら、今までかけた迷惑を、少しでも返します。

そして、自分で作った安全な野菜を食べさせてやります。


稲田さん達は、うなづきます。

「そうか、よく言った、お母さんも喜ぶよ」

「ガン太・・、君の農業がうまくいくまで面倒を見るよ」

「そうだ、応援するよ」

「今度は俺たちが、ガン太君の農場へ遊びに行けるな」

「遊びじゃないよ・・、手伝いに行くんだ」

稲田さん達に笑いがこぼれます。

「有り難うございます、まだ未熟ものですから・・・」

「何言ってんだ・・、立派なもんだよ」

ガン太は希望に燃えるのでした。



【完結】


小話が思いのほか、長くなりました。

これにてガン太に吹く風が終了です。

これまでのお付き合い有り難うございました。

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午前中から役員会でした

今日はT友会の役員会が盛岡であり参加をしてきました。

昨日は、地域の役員会、今日はT友会の役員会があって、盛岡へ。

盛岡まで約1時間かかりますから、ちときつかったです。

まあしかし、この会は岩手県の各地から集まってきますからね、私はまだ近い方なので、

愚痴はこぼせません。
T.jpg

内容は、7月の総会に向けた準備ですね。

昨年度の事業報告とか内容の吟味で、そう変わるものではないが、

少しづつ変化してきているようです。
T友会
個人的には、支部における会員の確保が重要で、

その事に、気を使っているというような気がします。

他の支部も似たようなものかもしれません。


さて、午後は奥の畑の方へ行って、久しぶりにバックホーでの作業でした。

試運転を兼ねて動かしてみました。

2月には、除雪の作業に無理をして、キャタピラを外して、

その修理に業者を頼み、痛い出費となりました。
作業開始
油圧系統の各部の動きも、いまいち良くない。

まあ動かすことによって、回復して来るとは思いますけど。

取り合えず、日当たりの良い所から整理していきます。

ここの側面抑えの木材を撤去します。

これは、もう木材が腐ってきてましたから。

父親が作成した所も、ガタがきてますんでね、逐次整理していかないといけません。

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役員会

役員会がありました。

我が地域は、部落地名は大坊で110戸の集落です。

大坊振興会として、活動しています。

私は一応副会長の役職を頂いておりますので、それなりの務めを果たさなくてはいけません。

本日は、年度末になりまして、閉めと総会準備の役員会がありました。
振興会役員会
地域も色々複雑に任務が増えてきています。

振興会の本来任務に、防災やお年寄り救護も兼務で組織されるようになっています。

まあ、今年一年役職を共にした人達も、一安心で次年度という事になります。

会長が交代を宣言しまして、新会長の選任で、もめましたが何とか新体制への移行への

人事案が纏まり終わる事が出きました。

まあ、それで、ひと段落しますと、

懇親会となりまして、一杯とかいうか一献となりまして、

懇親を深める事になります。

で、夕方からの会議は、懇親会で夜が更けるまで、飲み続けるという事になるのです。

今回は、Y氏が調子が良くて日本酒を結構いただきました。

フラフラです。

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小話:吹く風は何処に その50

小話:吹く風は何処に その50

冬季の農作業で三山農場で働くガン太でした。

久しぶりに稲田さんとこへ来ました。

今日は、一寸話があるという事で集まったのです。

「ありゃ~ガン太君、又さらに逞しくなったね~」

「ほんとう、見違えるようだね」

「はあ、どうも有難うございます」

「冬の畑は、寒くて大変だろう」

「ええ、でも、南方の国から来た人達も頑張ってやってますんで

地元の、と云うか日本人がねを上げるわけにはいきませんから」

「うーん、そうだよな」
吹く風は何処に 95
「さて、今日集まったのは、ガン太君のこれまでの収支についてだね」

田中君が、マスコミ対応でテレビとか講演関係、広瀬さんが本の出版会社の方を担当し管理をしていました。

「えーー、7月から1月までの約半年ですね、最初の頃は結構ありましたが、

11月頃からは、全くなくなりましたね、これが資料で、清算書です」

「私の方の出版した本の経過ですけど、発刊の出だしは話題とか宣伝広告でよかったのですけど

今は、殆ど売れてないようです」

「まあ世間は、飽きやすいからな、戦闘体験だけだと関心度と云うか、

嫌がる人も多いからね日本人は」

「ハッハッハー 私等も日本人だけど」

「ですから、印税と云うか収入も広告宣伝に取られて、期待した通りには

ならなかったのよね」

「まあ、しょうがないな。世の中は甘くないよ」

「そうだね、良いとするか。さて、ガン太君現時点での君のこれまでの、

収入金額は、この貯金通帳に収めれているからね」

「はい、ありがとうございます」

ガン太は、通帳をみるのでした。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その49

小話:吹く風は何処に その49

冬の農作業で三山農場に働きに出たガン太でした。

雪に覆われた畑を重機で掘って長芋を収穫する作業です。

寒さの中、雪や土泥に手を入れないといけない、きつい作業であるが、

そこで働いている人は、研修生で外国から来た若い労働者達がいました。

聞くと南方の国からです、ガン太は感心をしました。

しばらく一緒に作業を共にすることで、少しづつ話をするようになり、

昼休みに会話をするまでになりました。
吹く風は何処に 94
学校を卒業して、日本にやってきた人達が大半でした。

将来の事をお互いに話し合って頑張っているようです。

A君は、日本の農業のノウハウをしっかり身に着けて帰りたい。

B君は、日本の先進的な生活を学んで、帰って事業をやりたい。

C君は、親兄弟が10人いるので、仕送りをしなくてはいけない。

当面はここで働いて、できれば弟たちも呼びたい。

D君は日本語をしっかり勉強して日本語学校の教師になりたい。

みなそれぞれ、夢を持っています。

ガン太は、自分よりも若いのに、しっかりしてるのに驚き、

自らを反省しなくてはいけませんでした。

どうも、恥ずかしなってしまいます。

なのに、研修生からは「大山さん」と呼ばれ、いろいろ教えてください。

と、言われるのでした。

【続く】

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新年の同級会がありました

昨日、新年の同級会がありました。

例年、年明けに開催している同級会。

今年は、昨年の秋にお祭りに合わせて同級会を行ったので、

どうかなと思っていましたが、「やりたい」の声が上がって開催ヘとなりました。

場所は、街の駅で、参加者は17名でした。
同級会 1
60代の半ばを過ぎても、大半は仕事を継続中なのには、驚きですね。

まあそれだけ元気一杯なのでしょう。

逆に仕事を完全に離れてしまうと、退屈を持て余すという事になりますから、

これも、又ね、精神面で参ってしまう・・、らしい。

同級生ってのは、、どんな話でも弾むのが、いいですね。

2時間は、あっという間に過ぎます。


さて、

次は、5月の連休、お盆、秋祭りに声がかかるかな・・。

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小話:吹く風は何処に その48

小話:吹く風は何処に その48


季節は、秋から冬へと移りました。

稲田さんとこの畑の作業はほとんど終わったので、

三山さんとの農場へ、研修がてら手伝いに行くことにしました。

三山農場は、冬でも農作業をしています。

ニンジンや長芋を重機を使って掘り出します。

ここの農場は、外国人の農業研修員が数名来て働いているのです。

早速長芋堀の現場に行きました。
吹く風は何処に 93
外国の研修生たちは皆若い人たちばかりです。

ガン太は驚きました。

彼らの大半は、南方の国から来ているのです。

よくまあ、この雪の降る寒い所へ来て、働いているなと。

ガン太も、このような雪の中で働くのは初めてだし、このような農業も

あるののかと、関心をし一緒になって働きました。

【続く】

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岩手町川柳会:3月秀句の紹介

岩手町川柳会:3月秀句の紹介

岩手町川柳会の句会が3月12日(月)に行われました。

句会の参加者は6名投句が2名でした。

席題  「食事」

いい香り 隣の戸口で 足を止め            TH
良い事が あったから腕 振るう夜           NR
冬の汁 干葉にかぎる わが育ち           KM
歯が抜けて 制限いらぬ 食事量           YK
朝飯を 一人食べる 日が怖い             MS
最後の晩餐は何か決めていない            MS
食う事を 忘れ痴呆と 名がついた          YK
人に良いと 書くのは 食事です            SM

題詠  「マフラー」

おしゃれする ワンポイントになる マフラー      SK
マフラーで いかして見える 人もあった        KM
古里の りんごマフラー 巻いて着く           MS
五枚には 五枚の思い出 吾に添い          NR
君の名は 真知子巻には 胸躍る           SM
マフラーで 他人の顔して 通り過ぎ          YK
しばれても 赤いマフラーで 若返る          TH

宿題 「雑詠」(自由)

バッケ出て 冬の終わりを 覗いてる          NR
体より 気力頼る日 多くなる               SM
思い出に 寄りかかる事 多くなり            NR
とほほほほ 空の御祝儀 戴いて           HH
ラーメンや 妻の見ぬ間に スープ飲む        HH
無言でも 立ち居振舞いが 物を言う         SK
平昌が 終わり慰安婦 舞い戻る            YK


川柳が好きなブロガーさんからの投句です。

「食事」

趣味多し のめり込んだら 食事抜き        I さん

評: 趣味は熱中してこそのものですから、食事何て忘れてしまいます。

「マフラー」

マフラーは クリーニング後に また会おう    I さん

評: 寒いシーズンの必需品のマフラーも春の訪れとともに、
   片付けられますね。

今月の絵になる川柳

川柳:30年3月 雑詠 1 -2
ラーメンのつゆは控えめにと言われているのです。しかしながら、飲まずにいられない。



川柳:30年3月「食事」 1
家に帰れば、夕食が待っている。その帰り道隣から、いい香りが。
思わずメニューはなんだろうなーと。



川柳:30年3月食事2 (愛新覚羅氏)
多趣味ですね。兎に角、やらないと落ち着かない、やりだすと夢中になってしまう。
食事の一つ二つは抜いても気にならないのですね。



本日も当ブログのご訪問有り難うございます。
今後ともよろしくお願いします。


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小話:吹く風は何処に その47

小話:吹く風は何処に その47

ガン太は、稲田さんとこに住み込んで農作業をしています。

農家の暮らしにも、体が慣れて、すっかり農業青年になってきました。

宮戸さんがやってきました。

「ガン太君はいるかい」
吹く風は何処に 92
「ああ、宮戸先生、久しぶりです」

「おお、 いい知らせを持ってきたよ」

「何ですか」

「お母さんだけどね、手術は無事に終えて、その後の経過も良好なそうだよ」

「ほんとうですか・・ありがとうございます」

「うん、まあ向井君だからね、今、あの分野では向井君が日本一だろうから」

「このまま、経過が良ければ、来年の春には退院と、なるかもしれないよ」

「そうなんだ、良かったな、ガン太・・・」

「はい、ありがとうございます。皆様のおかげです」

ガン太は、母が死なずに生きて帰って来る。

そう思うと、涙がこみあげてくるのでした。

【続く】

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小話:吹く風は何処に その46

小話:吹く風は何処に その46

ガン太の戦闘に巻き込まれるという衝撃的な体験が、

いよいよ出版となりました。

吹く風は何処に 91
稲田さんは、手に取って見て、

「なかなかいい構成になっているね」

「いや皆様のおかげです、私には何の能力もありませんですから」

「今の社会は、ネットとかの情報の影響がだいだからね、

良い方に広がればいいけどな」

「ああ、はい、ボクはそういうものを持ってないですから」

「そうか、まあその内と云うか必要に応じて持てばいいよ

当面は我々が面倒見るから」

「有り難うございます」

「そうだな、君の資金と云うかテレビ出演とか、講演とかの収益金は、

田中君が管理しているけど、遠藤君にも頼むことにしたよ」

「収益金ですか」

「ああ、必要分は引いてるけど、しっかり管理押しているから、

それに、今度は出版物だし、遠藤君は詳しいから」

ガン太の得る収入は、稲田さん達が管理をしているのでした。

【続く】

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小話:吹く風は何処に その45

小話:吹く風は何処に その45

ガン太の富島での恐怖の戦闘体験を纏めたのが出来上がりました。

出版社の人に原稿を渡します。

「内容を確認しまして、早めに出版したいと思います」

「ええどうも、宜しくお願いします」
吹く風は何処に 90
田中さんと広瀬さんも、わくわくでした。

「売れるといいね」

「まあ、戦闘の現場にいて、不法に上陸し侵入した兵士と、

奪回する自衛隊の行動だからな」

「そうよね、普段何事もない所に意気なり事態が急展開する、

これだよね・・ガン太君」

「ええーーあの晩、密かに上陸した兵士達の大半は、跡形もなく消えたそうだし、

救出してくれた自衛隊員も、死を覚悟して任務に就いたと云ってました

ボクは、これが常に頭に残ります、だからまあ・・、しっかりやらないといけないという思いになったのです」

ガン太の思いは本になって、出版されたのでした。

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岩手町川柳会:3月の句会

岩手町川柳会:3月の句会

3月の句会は、12日(月)に行われました。

会席参加者は6名で、2名の投句でした。

今月のお題です。

席題   「食事」

題詠   「マフラー」

宿題 (雑詠:自由句)

です。

川柳の好きな方、一寸遊んでみたい方、

どうぞ、一緒に楽しんでください。

投句はコメント欄にて受け付けます。

秀句発表時に、合わせて紹介をします。

この際、私がいっちょ前に批評をする場合がございますが、

了承をお願いします。

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小話:吹く風は何処に その44

小話:吹く風は何処に その44

ガン太の富島からの生還は、日本の防衛における、議論を呼びました。

ガン太の大山勝一の名は、さらに知れ渡る事となったのです。

そして、某出版社がやってきました。

「体験したことを本にしましょう」

今の時期、それこそ、話題沸騰の時に本を出しましょうと、

次々とやってきます。

もう、ある程度出来上がっているという出版社もありました。

稲田さんは、戦後も70年以上にもなり、我々の年代でさえも体験しない事であり、

色んな面で訴える、考えさせれる事が出来るかもしれないとして、

ガン太と共に、仲間と相談をした。

そして、田中君と、広瀬さんが、文章校正をする事にしたのでした。
吹く風は何処に 89
田中君は、町の文集を担当したこともあります。広瀬さんは元教師です。

ガン太からの聞き取りを行い、整理して、出来上がりました。

【続く】

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小話:吹く風は何処に その43

小話:吹く風は何処に その43

収穫祭を稲田さんとこでやり、ガン太は、すっかり、

その仲間たちと打ち解ける事が出来ました。

ガン太は、農作業の方も逐次要領を得るようになってきて、

機械操作とかも、任さられるようになったのでした。

吹く風は何処に 88
「ガン太君や、トラクターでの耕運をやってくれ」

「はい・・、いいですよ」

トラクターの耕運も、深さとか、ロータリーの回転とかがあります。

乾燥している場合、濡れている場合もなど、その状態によって操作を、

しないといけません。

エンジンをやたらに吹かしたり、ギヤーのチェンジを誤ると、エンストを起こしたり、

前輪が宙に浮いたりします。

ガン太は、稲田さんに、教わりながら経験を積んでいきます。


一方、国内では国会が開催しました。

野党からの質問です。

「富島での作戦においては、民間人がいて、救出されていたと云うが、

その事実を公表しなかったのは、どうしてか」
吹く風は何処に 87
「政府、自衛隊は、その事実を知っていたのに、作戦を実行したのではないのか、

大山勝一さんとか云う青年の命をどうか考えていたのだ」

「そもそも、この奪還作戦における戦闘行為は無謀だったのではないか、

上陸した部隊とかの目的とかを確認したのか」

政府の答弁は、国家の存亡に関わる事であり、機密事項として、

内容については、お答えできない。

この国会中継が、全国に流れ、少し下火になったガン太の、

富島の無事生還が、再び脚光を浴びる事となったのでした。

【続く】

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小話:吹く風は何処に その42

小話:吹く風は何処に その42

稲田さんとこでの収穫祭は、例年以上に盛り上がります。

宮戸さんが、お酒を提供します。

「ええー、今回もお酒を持ってきました、どうぞ、皆で飲んでくださーい」

ウイスキーに、高級な日本酒です。

「有難いねーー」

「さあて、体も頭も温まって来たから、そろそろ始めすかね」

余興です。

「じゃ、まず私が一曲、景気をつけます」

田中君の、ギターが響きます。

♪ 友よ~ 戦いの炎を燃やせ ~ ~

  夜明けは 近い ~ 

「いいぞ」

「次・・・、オレ」

棒を持って、来たのは山田君です。

酒は~ 飲め 飲め 飲むなら~ ば~

踊りも入ります。
吹く風は何処に 86
次に登場は、カセットで曲を鳴らして登場です。

「私、生まれも育ちも、葛飾・・・・」

オレがいたんじゃ お嫁にいけぬ  ~

持ち歌18番は、フーテンの寅、遠藤君でした。

そして稲田さんも、綱渡りを披露です。

「オットトーー オッ 危ない 危ない・・ 」

細い綱を、渡って行くのは、バランスを取るのが大変なのです。

もう、歓声です。笑いも絶えません。

ガン太も一緒になって笑っています。

稲田さん達との、時代の違いがあるようですが、

十分伝わるようです。

【続く】

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小話:吹く風は何処に その41

小話:吹く風は何処に その41

ガン太に、講演依頼の問い合わせが来るようになりました。

貴重な体験を、聞かせてほしい。

と、いう事なのです。

しかし、ガン太はそのような事はできません。

お断りをしています。

言葉遣いは大分よくなりましたが、まだ、長時間通して、大勢の前に立ち、説を話すなどは、

無理なことです。

まして、文章の作成などもした事がありません。

それでも、講演の依頼はあり、雑誌の掲載の許可とかが、

続きます。

稲田さんは、ガン太と相談をし、人間としての成長とか経験としてみれば、

良い面となるかもしれない。

と、して、講演用の原稿を作成してもらう事にしたのでした。

田中君が、了解をしてガン太の話を聞いて、数種類の原稿を用意しました。

講演の時間に応じた話の内容に整理し、予測される質問も、準備をしました。

講演には、田中君も同行するようにして、講演を引き受けるようにしたのです。



さて、今年の農作業も秋となり収穫も終盤へとなってきました。

稲田さんとこへ集まって、収穫祭をする事となりました。

同級生とかが、時折集まっているので、

日にちが決まれば、簡単です。

それぞれが定年になってから、集まる人数が増えてきました。

作業小屋においてある、ドラム缶のストーブを囲みます。

これは、それように作ったから、なお更のようです。

さて、収穫祭当日、準備もでき、人数も揃いました。

「やーー、みんな、お忙しいとこをお集まりいただきまして、ありがとう」

「乾杯は、山田君で行こう・・」

「え! そう、・・・それじゃコップを持ってください」

「イナさん作った新鮮な野菜とお酒を飲める幸せが、

ここにあります、かんぱーい」
吹く風は何処に 85
「かんぱーい」

稲田さんが言います。

「ええー皆さん、今年は実に変化のある年です。不思議と云えば不思議ですけど、

みなさん承知のガン太君が一緒にいると言う、不思議ですね」

「そうだね・・・信じられないよな」

「ガン太は、変わりました。以前のガン太ではありません、

一所懸命になりました、真剣になりました、それを感じるのです」

「そうか・・、そうか、良かったな」

「オレは、うれしよ・・、なあ」

「テレビに出たりしてな、聞いたけどよくまあ生き残ったものだな」

「奇跡だよな」

皆の話は、ガン太の事になるのでした。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その40

小話:吹く風は何処に その40

ガン太の富島における戦闘に巻き込まれて生還した記事は反響を呼び

マスコミの取材攻勢となりました。

畑の作業も手につかなくなるくらいです。

稲田さんは、田中君に応援を頼みました。

ガン太に直接対応させるのはいけないと考えたからでした。

田中さんが、ガン太の窓口として対応をしたので、安心できます。

テレビ出演も、ありました。
吹く風は何処に 84
「お! ガン太が出ているぞ」

「うん、こうしてみると好青年だな」

「おかしなこと言わなきゃいいけどな」

「まあ、もう大丈夫だと思うよ」

「色々突っ込んでくるだろうから、見たことと体験したこと以外は、

言わないようにと言ってあるから」

「なるほど」

稲田さんの仲間たちは、ガン太のテレビ出演を見守るのでした。

そして、体験の講演の依頼が来たのでした。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その39

小話:吹く風は何処に その39

稲田さんについて、農業を学ぶガン太は、真面目に取り組んでいます。

色々な事を任せられるようになってきました。

そんなある日の事、畑の作業をしている所へ、

某週刊誌の記者がやって来ました。

「こんにちは、こちらに大山勝一さんが、おられると聞いてやって来ました」

「大山君・・、ああいます、今作業中ですけど」

「すいませんお忙しい所、一寸お話を聞かせて貰えないでしょうか」

「話 ! 何の?」

「大山さんは、先の富島における戦闘行動の際に、現場にいたという事ですよね」

「ええ、まあ・・どこでそのような事を」

「あるこ筋から情報を得ましてね、こ・・これ・・これが・・事実なら

是非我が読者に伝えたいと思いまして」

稲田さんは、どうするか迷いましたが、記者の熱意により、

ガン太に話し、取材を受ける事にしました。
吹く風は何処に 82
「やあ、初めまして、週間記者の早川と申します、お話を聞かせてください」

記者がガン太に富島での出来事を聞きます。

ガン太は、思い出しながら話しました。

運がよく偶然が重なって、生きて帰れた今は、一日一日を大事にしたと、

思っていますと、話を切り上げた。

記者は、取材の礼を言って帰った。

そして、1週間後に、その週刊誌が発売となり、ガン太の体験記事が

掲載されたのでした。
吹く風は何処に 83
そして、それは、世間に知れ渡る事となったのでした。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その38

小話:吹く風は何処に その38

畑を手伝う、ガン太でした。

いや、手伝うのではなく、自分の為に作業をするガン太なのでした。

作業も積極的になり、稲田さんのいう事も素直に聞きます。

「収穫が終わったら、今度は選別して、袋にいれるから」

ガン太は、作業場所の準備を整えます。

そうなのです、一度やった事は次には進んでやるようになったのです。
吹く風は何処に 80
作業も、大分捗るようになりました。

袋に入れた野菜をコンテナに入れて産直に行きます。

「おはようございます」

「おはよう・・、あらイナさん・・、若い人連れて、息子さん?」

吹く風は何処に 81
「いや、大山君て言うんだ、よろしく」

「大山と云います、稲田さんのお手伝いをしますんで宜しくお願いします」

「あら~・・いいわね。イナさん」

ガン太は、稲田さんについて歩き、沢山の事を知るのでした。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その37

小話:吹く風は何処に その37

ガン太は稲田さんの畑で働くことにしました。

「さて、今日からこの畑の一員だ、まあよろしく頼むは・・」

「はい、お願いします」

「それじゃ、作業ができる服装だな、取り合えずオレの使ってるやつで我慢してくれ」

「あ! いや・・、助かります、ボクは何にもありませんから」
吹く風は何処に 77
「一寸、小さいかな」

「いえ、大丈夫です」

「ほー、なかなか似合うじゃないか」

「そうですか」

「ああ、俺の若い時にそっくりだ・・、何てね」
吹く風は何処に 78

「畑の仕事と云ってもね、色々あるから、一つ一つ覚えていくことだね」

「はい」

「じゃ、ピーマンの収穫をするか」

稲田さんはガン太を伴い、ピーマン畑へと行くのでした。
吹く風は何処に 79
「ピーマンの取り方だね、剪定ハサミを使ううんだ」

稲田さんは、ガン太に畑の作業、野菜作りを教えていくのでした。


【続く】

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小話:吹く風は何処に その36

小話:吹く風は何処に その36

ガン太のお母さんは、宮戸さんの手によって、

病院に入院をして治療を受ける事になりました。

早い方がいいと、宮戸さんはお母さんを連れて行きました。

ガン太には、信じられない行為でした。

残った稲田さんに、言います。

「あのーー、病院での入院とかは、金がかかりますよね」

「ああ、そりゃそうだ」

「そのーボクには、その金がないです・・、母さんも、蓄えは多分無いと、思います」

「そうだな、まあ、当面は宮戸君が処理してくれるだろう、けど、かかった費用は君が働いて、

返すんだな」
吹く風は何処に 76
ガン太はこれまで、まともに働いたことがありませんでした。

働こうとして、勤めに何度か出たことがあるのですが、長続きしませんでした。

乱暴な口をきいたり、勝手な行動をしては、逆切れしてクビになるのでした。

それでも、今度こそはやらないといけないと思うのでした。

「ガン太君、お母さんは身を削り、それこそ死ぬ物狂いで頑張って働いたんだ、

君も、この際そういう覚悟が必要だな」

「はい、そう思います」

とは、言うものの、差し当たって仕事につける目途はありません。

「あのーー、稲田さん」

「うん、何だね」

「ボクを、稲田さんの農場で働かせてもらえませんか」

「えー、オレの・・、あの畑でか」

「この間の畑を荒らしたのは、すいませんでした。今度はしっかり働きます」

「そうかい、ただ、オレんとこは大きい農家じゃないからな、

まあ、その気があるなら、いいよ」

「有り難うございます」

ガン太は、再び稲田さんの畑に行くことになりました。


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小話:吹く風は何処に その35

小話:吹く風は何処に その35

ガン太のお母さんは、病に伏せていたのでした。

病院に行って治療を受けることなく、働いてきたのでした。

「母さんはオレの為に苦労し、こんなになってしまった」

ガン太は、お母さんの手を握るのでした。

力のない、か細い手になって、どうしたらいいんだ。

ガン太は悔やみます。

「ガン太、もう・・いいんだよ、このままあの世に行った方が楽になれるからね」

「・・・・オレは・・オレはは、何て大バカだったんだろう」
吹く風は何処に 74
ガン太は、途方にくれます。

どうすればいいのだろうか。

金はないし・・・頼れる人もいないし。

いままで、自分勝手に生きてきたバチが当たったか。

ガン太は、お母さんの手をさすりながら、謝ります。

「ごめんな、母さん」


しばらく、考え込みました。


そうだ、稲田さんに電話をしてみよう。

どんな返事が来るか分からないけど。

ガン太は稲田さんに、電話をしたのでした。

事情を説明すると、稲田さんは、

「それならば、宮戸さんだな・・分かったすぐに行くから」

あの年寄りの仲間達が来てくれる。

母さんが死んだりしたら、葬式だとか何とかも分からないし、

これまでの人生で人との付き合いもなかったから、

何をどうすればいいのか、さっぱり分からない。

ガン太はほんの少し安心するのでした。

稲田さんと宮戸さんがやってきました。

「お母さんが病気だって、それは大変だな」

「送って来た時に寄ればよかったな」

「どれどれ、お母さん、いつからですか・・・」

宮戸さんは、お医者さんだったのです。
吹く風は何処に 75
宮戸さんは、病院の院長でしたが、今は隠居しているのです。

「宮戸さん、すいません・・、オレが悪いんです」

「ふーん、大分無理をしましたね」

宮戸さんは、ガン太を見つめます。

「知り合いに、向井君と言うのがいてね、連絡を取って見よう」

稲田さんも、うなずきます。

宮戸さんは、電話をします。

「ガン太君、お母さんは、花丸病院の向井君とこに預ける事にした、

これから、出発する。 早い方がいいからな」

【続く】


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小話:吹く風は何処に その34

小話:吹く風は何処に その34

富島にいて、自衛隊に救出されたガン太は、宮戸さんたちに迎えらえて、

無事に帰る事ができたのでした。

車の中では、色々質問を受けたのですが、ガン太が体験したことは、

全てが衝撃的で、どう整理していいのか分からないのでした。

「まあ、オレは、生きて家に帰れるんだ」

そう思うと、何となく落ち着いてくるのでした。

ガンタの家に到着して、車を降りて宮戸さん達とこれでお別れです。

「ガン太君、人生はこれからだ、君は若いんだし頑張れよな」

「ああ・・はい。 お世話になりました」

「ガン太君よ、おふくろさんを大事にしなよ」

「まあ、これも縁だからな・・・、何か困ったことがあったら、連絡しろよな」

「ええ・・、どうも有難うございます」

稲田さんが、電話番号を教えるのでした。

「それじゃな」

ガン太は。深く頭を下げました。
吹く風は何処に 72
ガン太は、久しぶりの我が家です。

母ちゃんは、あの人たちに迷惑をかけたときに、もう帰ってこなくていいって言ったよな。

迷惑ばっかりかけてたからな、まず謝らないといけないな。

ガン太は、玄関を開け入りました。

「ただいま」

「今帰りました、母ちゃん・・いるかい」

「あれ、寝てんのか・・、どうしたんだ」
吹く風は何処に 73
母親は、布団を敷いて伏せていたのでした。

「あれ! ガン太かい」

「ああ、いま帰ったよ・・、どうしたん」

「うーー、お前がいなくなった時から具合が悪くてな」

布団から顔を出した、母親の声はか細く、やつれた顔でした。

「なんか、ひどい顔をしているな、又、人様に迷惑をかけて来たんじゃないだろうな」

ガン太は、起き上がれそうにない、母親を見て、戸惑うのでした。

「母ちゃん・・、オレ・・オレな」

ガン太は、これまでの事を謝ろうと思ってたのですが声に出ません。

「ガン太・・、うまく育てられなくて・・・、ごめんよ」

「え! 何言ってるん」

「もう、母ちゃんは疲れたよ・・、

実はな・・、私はガンなの・・、大分前に言われてたんだけど、

病院などにいけなくてね・・・・」

ガン太は、母から出た言葉に衝撃を受けたのでした。

「だから・・、もう・・いいんだよ」

【続く】



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小話:吹く風は何処に その33

小話:吹く風は何処に その33

宮戸さんに、再び防衛省から電話がきました。

「もしもし、宮戸さんですか」

「はいそうです」

「自衛隊の、派遣部隊ですが、お尋ねします」

「はい、なんでしょうか」

「大山勝太という青年をご存知ですか」

「大山勝太・・、ああ、はい通称ガン太といいますね」

「実は富島で救出されました、軽い火傷をしていますが特に問題はありません。

色々話を聞いた結果、

釈放と言う事になりました」

「そうですか、無事だったですか」

「迎えに来て欲しいという事ですが、いいですか」

「分かりました、場所は何処ですか」

「北浦港です。ここに自衛隊の派遣指揮所があります」

ガン太は救出されて、無事だったのだ、宮戸さんは安堵したのでした。

仲間に連絡を取り、稲田さんと田中さんの3名で迎えに行きました。
吹く風は何処に 70
北浦港は、まだ自衛隊による通行規制があったが、誘導され無事に目的地に

到着した。

「宮戸です。大山勝一君を迎えに来ました」

「はい、どうぞ。大山君元気でな」

ガン太は力なくついてきて、うなずいて車に乗り込みました。
吹く風は何処に 71
「車に乗って、走り出すと、皆はガン太に声を掛けます。

「ガン太君、よく無事だったな」

「全くな、何が起きるか分からないもんだよ」

「ところでさ、上陸してきた不法者は見なかったかい」

「自衛隊による攻撃が始まった時は、どうだった」

色々聞くが、ガン太は黙ったままだった。

【続く】


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小話:吹く風は何処に その32

小話:吹く風は何処に その32

山田さんとこに、宮戸さんもやってきました。

「やー皆揃ってるね」

「宮戸さん、富島が消滅しちゃったね」

「うん、もう遊びに行けないな」

「まあ、しょうがないか」
吹く風は何処に 68
ニュースが放送された。

富島を含め4か所の島の制圧、並びに奪回は終了しました。

島の一部は滑走路等の整備が進んでおり、不法なる侵略行動は、

相当なる計画の元であったと考えられます。

尚、上陸した戦闘員は、一部抵抗したものの、全てが自爆した模様で、

細部は不明です。



「ふーん、戦闘は終了したか」

「どこの国であろうかな、迅速に対応しなかったら、付け込まれてやられていたな」

「島も何かあるか、分からんもんだね」

「ところで、富島のガン太は、どうなったんだろう」

「あの爆撃じゃ、生き残るってのは考えられないな」

「あの服装だしな」

山田さんたちは、戦闘が終了したことでガン太に思いを寄せるのでした。


その頃、ガン太は息を吹き返していた。

「おい、気が付いたか、立てるか。歩けるか」

「・・・・」

「名前は? 何時からここに居るのだ」

「・・・・」

「まあいいか。衛生隊を呼んで、指揮所へ運べ」
吹く風は何処に 69
ガン太は自衛隊の衛生隊により、タンカに乗せられたのでした。

そして、指揮所に到着して、治療を受けたのでした。

「まあ、軽いやけどがあるな、良し、命に別状なし」



【続く】


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Appendix

プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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