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小話:時の雲隠し その7

小話:時の雲隠し その7

同じ日に同じ場所で買った宝くじに、弘が大当たりをした。

弘はその日を境に、光男とは、別行動をするようになった。

スポーツカーに乗りまわし、かわいい女の子が常に側にいた。
小話:時の雲隠し無題 7
服装も、流行の物となり、ビシッと決めて街中を歩くのだった。

カッコいい。
これまで弘とは大違いだ。

光男は、ただただ、圧倒されて見つめるだけだった。

そして、弘は社長の娘と結婚をしたのである。

光男は、自分がみじめになって会社を辞めたのでした。

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小話:時の雲隠し その6

小話:時の雲隠し その6

光男は、過去に戻れる時は何時がいいのかを考えたのでした。

「そうだ、あの時に戻ろう」

光男の思うあの時とは、社会人となったころの事であった。

同期入社に弘がいて、すぐに友達になった。
休みには一緒に外出をして、行動を共にしたのだった。
小話:時の雲隠し 6
ある時の事だった。

宝くじを買ったのである。
その宝くじに弘が大当たりをしたのだった。

続く


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小話:時の雲隠し その5

小話:時の雲隠し その5

時の神は、光男を見つめるのだった。
そして、近づいた。

「そうじゃのう、不運が続いたか、それは気の毒じゃった」

「まあ、そういうわけで、この通りです」
小話:時の雲隠し 5
時の神は、光男の人生を憐れむのでした。

「ワシはな、最近仕事をしていないからな、
久しぶりに、やるとするか」

「はあ、何の仕事ですか」

「うんまあ、あのな・・、オマエさんの戻りたい時の人生に、
戻してやろうかとな」

「え! 戻りたい時に・・ですか」

「そうじゃ、戻りたい時にじゃ、40代でも30代でも、戻りたい時期を示せば、
その時に戻してやろう」

「すると、戻った時期から、人生をやり直せるのですか」

「その通りじゃ」

「ほ、本当ですか、そんなことができるのですか」

「ああ、出来るのじゃ、ワシは時の神じゃからのう」

光男は、自分の人生を振り返るのだった。

「ええ、オレは何時の時に戻れば一番いのだろうか」

続く


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小話:時の雲隠し その4

小話:時の雲隠し その4

光男が林の中で見つけた祠の前で、
自らの人生のグチを言っていたのだった。

しばらくして、白い物が近づいてきた。

「そうか、そうか、それはかわいそうじゃのう」

「あ! びっくりした、・・・あなたは‥、どなた様で」

「ああ、わしは、この祠にいる時の神じゃ」

「え、神様?  それはそれは」

光男の前に現れたのは、時の神だという。
小話:時の雲隠れ4
「最近は、誰も来なくなってのう。いささか退屈しておった」

「いや・・、神様が本当にいるとは、ついグチを聞かせてしまって
申し訳ありません」

「久しぶりに、人間世界の話を聞いたよ、相変わらずの世であるな」

「私は、もう60歳を超えました、この先を思うと生きていく希望がないのです」

時の神は、光男の姿をじっと見るのだった。


続く


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小話:時の雲隠し その3

小話:時の雲隠れ その3

光男は、近くの山すそを散歩していた。

ふと、林の中に目をやると、何かが立っているのに気づいたのだった。

「ふーん、なんだろう」
光男は林の中へと足を踏み入れた。

だいぶくたびれた祠だった。

「こんな所に祠があったのか、いったい何の神だろう」
3小話:時の雲隠れ
光男は、祠に手を合わせた。

「まあ、神様でも忘れられてしまうもんだな」

光男は、これも何かの縁と、祠の前で、
人生を語るのであった。

なあ、神よ。人の人生はそりゃ~様々だろうけどな、
あまりにも不公平じゃないか。

運不運ともいうけどよ、半々ならいいよ。
不運ばっかりてのも、ひどいじゃないかい。

などと、ぐちぐちいうのであった。

すると、すーっと白い影が近づくのだった。

続く


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小話:時の雲隠し その2

小話:時の雲隠れ その2

一人暮らしの光男。
最近は、体力の衰えを感じるのだった。

「ふーん天気もいいようだし、どれ歩いてくるか」

光男は、近くの森まで散歩をするのでした。
流れる雲2
光男の半生を振り返ると、どうも芳しくなかった。

仕事も転職を繰り返して、どれもうまくいかなかった。
結婚もしたが、女房も去って行ってしまった。

金銭も結局身につかなくて、
独り身だけど余裕はない状態なのである。

「ああ、オレの残りの人生も、結局つまらないだろうな」

などと、つぶやきながら歩いていると、
林の中に、何やら立ってるのを見つけたのだった。

続く


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時の雲隠れ

小話:時の雲隠れ

「ふー、今日も一日過ぎていくか・・」
山田光男は、一人暮らである。

小さなアパートで、その日その日を精一杯生きていた。
流れる雲1
時折日雇いの仕事をしている。

今日は日曜で休みだが、特にすることもない。

「あーあ、オレはもう60歳になってしまったか・・」

光男はため息をつくのだった。


続く


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真冬に戻ってしまった

昨日から悪天候になっていた。
今朝は、もうすっかり真冬に戻ってしまっている。
真冬に戻った

1週間前に、屋根の雪を降ろしたのにな。
真冬に戻った2

家の周りの除雪を終えて、ハウスの方へ行く。
ハウス前除雪
積雪は、20センチくらいだけど、軽トラは進入できない。

まあ、まだ2月半ばだから、雪は降ることを覚悟しておかないとね。
この時期は、日中の気温も上がるので解けるの早くなるのだが、
放っておくわけにはいかないのだ。



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岩手町川柳会:2月秀句の紹介

岩手町川柳会、2月の定例会の秀句です。

席題 「着物」

盆踊りゆかた姿が良く似合う              KM
ポッポ着て雪玉つけて遊んだ子            TH
季節ごと着物の柄の風情良く              NR
最後の晩餐は羽織袴で座る               MS
母見舞う晴れ着の振袖見せに来る           SM

題詠 「注射」

ねばり囲碁死んだ石にも注射うつ            KM
注射より寝て汗かけと医師が言う            YS
看護婦が嫌がられてる注射の日             KI
治る気にさせる名医の注射針               SM
予防接種していたのに風邪を引き             SK
一本の注射に国の貧富かな                HM
点滴の滴に術後を諭される                 NR
男皆妻の注射に身を縮め                  MS
痛いのを我慢する予防注射                 TH

宿題 「雑詠」

二次会に参加して知る社の派閥               MS
ジョーカーを引かせる構えトランプは             HM
湯たんぽに小言聞かせて寒明ける              NR
力瘤泣かせてくれる父の愛                   KI
デーサービス行きたくないと婆のダダ             TH
それぞれに渡る危険ないばら道                SM
雪降れば僕の体力試される                   SK
慰安婦をかざって又も客寄せか                KM


今月の絵になる川柳は、この句です。

川柳:29年2月 雑詠
北国の冬は雪かきが一仕事です。小さい子でも手伝ってくれれば大助かりです。
そこで、なんとか誉め言葉で手伝ってもらいます。


川柳:29年2月 着物
昔は、冬に着る着物は綿入れとか厚い物でした。
これを、ポッポと言ってましたね。これを着て、雪の中を遊んでました。
裾には、雪玉とか、水滴が凍り付いてました。


川柳:29年2月 注射
予防接種とか注射とか安心だと言っても、やはり油断はできませんね。
今年もインフルエンザが流行して、泊まりの介護サービスが、
キャンセルされましたから。


本日もご訪問ありがとうございました。



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小話:夕焼け小焼け その17 完

小話:夕焼け小焼け その17 完

姫達の古い墓を前に正雄と行雄は、
我に返るのだった。

「竜が出たよな」
「オレ見た」
「不思議だな」
「姫も見たよ」
「そうだな」

「こんなことってあるんだな」
「そうだな」

「さて、帰るか」
「え、帰っちゃうの」

「ああ、送ってやるよ」
「送ってくれるって」
「バイクでさ、気分がいいぜ」
「えー、本当。やったー」

正雄は行雄のオートバイに乗って、帰ったのでした。
夕焼け小焼け29

次の日、正雄は学校の図書室から、再び本を借りたのだった。
夕焼け小焼け30
「冒険も面白いけど、歴史も知らないといけないな」

すっかりと、本好きになる正雄だった。



終わり

長い間のお付き合いありがとうございました。


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ついに、タラの芽を食しました

タラの芽の促成栽培、何とか芽が伸びてきてました。
そして、ついに食卓にのりました。

上の部分にあるのが、タラの芽の天婦羅。
下にあるのが、ゴボウと人参の天婦羅。
タラの芽1品

本日は、岩手町史談会による歴史講座がありました。
歴史講座2

講師は、盛岡大学の教授、熊谷常正先生でした。
歴史講座
明治新政府が成立して、天皇の各地巡行が行われた。

我が岩手町にも奥州巡幸で明治9年に訪れ足跡を残している。
その当時の状況とか、背景をひも解いて説明をする。
実に分かりやすい。

天皇は、人前には姿を現さないと言うのがそれまでの在り方だったが、
明治になって、人前(庶民)に姿を見せるという事を行っていったと。

なるほど、そうだったのか~・・。
時には、こういう話をきかないとね。


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小話:夕焼け小焼け その16

小話:夕焼け小焼け その16

正雄達のいる小高い丘に、突然竜が現れたのだった。

姫達と共に驚きの声を上げるのだった。
竜は勢いよく天空に舞い上がって行った。
夕焼け小焼け27
丘は、天空に舞い上がる竜の巻き起こす風と白雲で、
覆われてしまうのだった。

「わー、見えない」

しばらくすると、白雲と風は収まり消えた。
辺りは静まりかえっていた。

「あれ!  どうしたんだろう」
「姫達がいない」

丘には、正雄と行雄だけになっていた。
「皆何処へ行ったのか」
「うーん、消えてしまったな」
「あれ、この石はなんだろう」
「どれどれ・・・墓石のようだね」
「墓石?」
「随分古い石だな、何か書いてあるけど、読めないな」

「もしかして、あの姫様の墓かな」
「うーん、まさかね、でも不思議な感じだな」
夕焼け小焼け28
「オレ、手を合わせるよ」
「オラも拝んでおこう」

正雄と行雄は、丘にある古い墓石に手を合わせるのだった。


続く


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小話:夕焼け小焼け その15

小話:夕焼け小焼け その15

正雄と行雄は、姫達と小高い丘から、里の様子を見下ろすのでした。

汽車やトラックの走るのを見て驚く姫達であった。
正雄たちに、何物かと問うのであった。

正雄と行雄は、答えたり説明をするのだった。
と、その時、大きな揺れがしたのだった。
「わー・・、何だー‥揺れるー」
「おー、立っていられない」
夕焼け小焼け26
それは、大きな地震だった。

姫達は、丘の上で転んだり、横になったりして、
這いつくばるのだった。

と、その時に、登ってきた滝の方から白い地煙が這ってきたのでした。
「おー・・・、なんだこの煙は」
「わー、煙に・・、風に巻き込まれるー」
大騒ぎなったのだった。
そして、見上げると。
「おい、あれはなんだー」
「あ・・・あー」
夕焼け小焼け25
「竜だー・・」
「竜だ」

それは、天空に舞い上がる竜だった。

続く


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タラの芽栽培のその後

毎月第2月曜は、川柳会の定例会です。
13日は、句会でした。

席題は「着物」、題詠は「注射」、そして、宿題の自由句でした。

集まるのは5人ですね。投句の参加者が4人です。
最高齢者は91歳です。
頭と口が動く限りの継続参加ですね。
岩手町川柳会2月定例会


さて、タラの芽の方ですね。
タラの芽
薪ストーブの小屋の方へ移動してから、順調に伸びてるような気がします。

もう、天婦羅でいただけるような気がします。
タラの芽2
もうすぐ、食卓に並ぶか・・・。

いや~春だね・・・・・。


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小話:夕焼け小焼け その14

小話:夕焼け小焼け その13

平家の姫達、一族と一緒に戦いの場に、
ついて行く正雄と行雄だった。

姫達は、高台に出た。

「皆の者、下界を見ろ戦場じゃ」
「おー・・」

「姫、あの黒い煙を出してるものは何でござるか」
「うーん、・・・初めて見るものじゃ」

「姫その向こうにも走るのがありまするな」
夕焼け小焼け24
「どうなってるのじゃ、サスケの連絡じゃ、ここを源氏の者共が通ると聞いていたのだが」

「姫、西の方向に、大きな鳥が飛んでいます」

「あれは鳥か・・、その方、何か知っているか」

姫は、正雄と行雄へ聞くのだった。

「ああ、あれは、汽車と云うものです」
「汽車? 何をするのじゃ」
「えーと、人を運んだり、荷物を運んだりしてます」

「あっちの道路を走ってるのは、車で、大きいのがトラックで小さいのが乗用車と、
言ってます、それにあの大きなものは飛行機といいます」

「何、飛行機とな、それは鳥ではないのか」

姫達一族は、高台から見下ろす里の風景に驚くのであった。


続く


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小話:夕焼け小焼け その13

小話:夕焼け小焼け その13

洞窟の奥へと連れていかれた正雄と行雄だった。

姫と呼ばれる女性が座っているのだった。

「姫、怪しい男を連れて参りました」
「そうかえ、随分若い男たちですね、実にたくましい」

「何か役に立ちそうですぞ」
「その通りじゃな」

「その方達は、何処から参った」

姫は、正雄と行雄に色々尋ねるのだった。

「我等は平家の者である、よろしければ一緒に戦ってほしいのだが」

「えー、平家‥、行雄さん平家って何ですか」
「平家か、あ・・そうだ、あの源氏と戦って敗れたという平家だよ」
「ふーん」

「我等は、再興を志す一派で、大平と申す」
「もう、待ちくたびれた・・、これ以上待っていられないのだ」
夕焼け小焼け23
「ほら、この槍をそなたらに進ぜよう」

「えー・・、槍をもらえるの」

「そうじゃ、これで、相手をやっつけてほしいのじゃ」

正雄と行雄は、槍を手にしたのだった。

「姫、それでは、いざ戦場に」
「よし、この者達も一緒に戦ってくれるとな、者どもいざ」
「おー・・」
洞窟の中から数人の男たちが出てきて装具整えるのだった。

そして、外に出て高台へと向かった。
夕焼け小焼け24
「者ども、油断をするでないぞ」
「おー・・」

「おい、正雄よ・・、何か偉いことになってきたな」
「戦うって、どうするんだろう」

正雄と行雄は、姫たちの後をついていくのだった。


続く


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26年生まれの同級会

同級生の新年会が行われた。

我が町の沼宮内小学校、中学校を同時に過ごした仲間たちである。

町に在住する者達で男女合わせて18名の参加でした。
場所は、街の駅「よりゅうじゅ」で、丁度良い大きさの会場だ。

料理は、「スーパーふじきん」に努めるYが担当するのでありがたい。
同級会 ペン
今回は、プラスで「干し葉汁」が用意された。
これも、子供のころは大概の家で食べていたもので、懐かしい味を楽しめた。

そして、酒である。
酒は、歯科医院のMが高級酒を揃えてくる。
我々は普段口にすることのない酒を、この時はたっぷりと味わうのです。

さらに、皿盛で牛肉の味付けを用意してきた。
もう、同級生に感謝です。

と、いう事で、夕方5時から9時過ぎまで楽しいひと時を過ごすことが出きました。

終われば通常は2次会へとなったのですが、同じ地域のE子が送ってくれるというので、
真っ直ぐの帰宅となりました。

これも、感謝ですね。




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小話:夕焼け小焼け その12

小話:夕焼け小焼け その12

洞窟の中に侵入した正雄と行雄、暗闇の中で何かにつまづいて転んだのだった。

そして、手探りで正体を確認しているところへ、怪しい光が近づいてきたのだった。

「おい、そこで何をしている」
「え!  ああびっくりした」
「ひゃー・・、これは・・これは」
夕焼け小焼け21
「何処の誰か・・」

「あ、いや探検に来た者です」
「何! 探検だと・・、何を探りに来たのだ」

「いえ、ですから、その・・、この洞窟の中に何かあるのかなと」
「竜がいるってきいてましたし」

「里の者か・・、それとも・・」

「ええ・・、この近くの者です」

「ほーー、いい若者だな、こっちへ来い」

正雄と行雄は、洞窟のさらに奥へと行くのだった。

すると、少し明るくなって、誰かが座っていた。

「姫、怪しい男たちがおりましたので、連れて参りました」
夕焼け小焼け22
「そうかえ・・」

「この者たちにございます」

正雄と行雄は、ほのかな明かりの前に座る、姫とか呼ばれる、
女性の前に連れていかれたのだった。

続く


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小話:夕焼け小焼け その11

小話:夕焼け小焼け その10

正雄と行雄は洞窟の中へと入って行った。
中は奥深くへと続いてるようだった。

だんだんと暗くなって、見えなくなった。

と、その時に、行雄が何かにつまづいて転んだのだった。
「わー!、危ない」
「えーどうしたの、転んだの」
夕焼け小焼け19

「なんだろうな、変なものがあって、つまづいたよ」
「変なものか、ここに転がってるのか」
「そうだよ、これなんだろう、暗くてわからないな」
夕焼け小焼け20
行雄と正雄は、足元にあるものを、手にするのだが、
暗くてその正体がわからないのだった。

「なんかな、これ」
「堅そうだな」

と、その時に怪しげな光が近づいて来るのだった。



続く



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タラの芽栽培のその後

タラの芽の促成栽培をやりだしてから、
凡そ、1っか月が経過した。

で・・・、少し芽が出てきた。
タラの芽栽培
この分だと、あと1週間位で数センチは成長してくれるのではないかと。

しかしながら、ここまで来るのに、試行錯誤と云うか、
色々な変遷があったのです。

タラの芽栽培の変遷
① まず、箱に水を入れて、温水管理のヒーターを設置。
② これを家の後ろの小屋の前に設置した。
  夜は、毛布とかをかけて保温を図ったのだ。
  それはいいのだが、昼の気温が3℃~5℃にしかならない。
  時にはマイナスでプラスまでいかないのである。
  これで、全く芽が出てこないのであきらめたのだ。
③ で、家の玄関に入れた。電気のコンセントが必要だからね。
  少しはいいのだが、日中の気温は7℃~10℃前後だった。
  暖房と云うか気温を上げるために、豆炭とかを使用してみたが、
  それほどの気温上昇とはならなかった。
  ビニールで覆うとカビが生えてきた。
  で、これもあきらめた。
  玄関を占領するというのも、考え物だし・・。
④ ストーブを設置している家の前の小屋へ、分散して移動した。
  ここは密封しているので、ストーブを焚けば室温は20℃~30℃になる。
  
  と、いう事で1週間ほど経過して、芽が出てきたのだった。
 
  このストーブ設置の部屋は狭いので、煙突とかに触ってやけどをしてしまった。
  まいったね・・。

  まあ、しかし
  予定をかなりオーバーしたけど、期待が高まってきたね。




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小話:夕焼け小焼け その10

小話:夕焼け小焼け その10

正雄と行雄は、滝つぼの奥にあると言われる竜の洞穴について、
語り合うのだった。

「竜ってさー、どんな動物なの」
「そうだな、とてつもなく大きくて空も飛びまわるんだ」

「恐ろしいんだろうね」
「うーん、大昔にはいたらしい、干支にもあるし」

「その奥に本当にいるのかな」
「分からない・・」
「ねえ、行雄さん、一緒に見に行こうよ」
「ええー、本気かい。・・ならば行くか、実はさ一人で行くのは気が引けてな、
正雄君がいるのは心強いよ」
「よし! 行こう行こう」

二人は、滝つぼの方へ行くのだった。
夕焼け小焼け17
「えーとね、この辺から入れる所があるはずだよ」
「本当」
「ああ、何度か釣りに来ては様子を見て引き返してたんだ」
「そうなんだ」

「ほら、この道だ」
「わー、洞穴だ、でっかいね」
「やっぱり、大きい穴だ」
「じゃ、竜がいるかもしれないね」
夕焼け小焼け18
「中は暗いね」
「ああ離れないようにな」

正雄と行雄は、滝つぼの洞穴の中に入って行ったのでした。


続く


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小話:夕焼け小焼け その9

小話:夕焼け小焼け その9

滝壺へ落ちた正雄だったが、釣りをしていた、行雄に助けれたのだった。

気を失っていた、正雄は息を吹き返した。

「おい! 大丈夫か・・・」

「うーん、あ・・・、あれ・・、ここは何処かな」
「目が覚めたようだな、ここは新田の滝だよ」

「新田の滝?」
「ああ・・、落下70mの有名な滝だ、そこから落ちたんだぜ
よくもまあ、死ななかったもんだよ」

正雄は、たき火で濡れた服を乾かすのだった。
「いや・・、どうもありがとう」
夕焼け小焼け15
「ところで名前はなんて言うんだ、オレ行雄」

「正雄です」

「なんで滝から落ちたんだ」
「いや丸太のイカダを組んで、山上から来たんです

「山上から、へー・・、ここから15Kmも先じゃないか、何でまた」
「冒険です・・」

「冒険!・・・冒険かー・・・、へー」
「イカダで川を下って、海へ出るのです、そして、7つの海を越えるのです」

「海へ出る、イカダでかい、ずいぶん無茶だね」

「本を読んだのです、嵐とか大波と戦うのです」
「イカダに乗ってか・・ふーん・・、まあいいか面白い、それでここまでどうだった」

「うん、流れが急になったりゆったりとなったりだったね、急な曲がりが連続したりもあった」
「それで、この滝があることは知ってたのかい」
「知らなかった、いきなり目の前が無くなってビックリしたよ」

「そうだろう、あのままだと死んでたぜ」
「「助けてもらって、ありがとう」
「死んだらさ、冒険どころじゃ無いぜ、よく調べておかないと駄目だぜ」
「うん、わかった」

「冒険とはね、勇気がいるよな、立派なもんだね正雄君は、
小学生だろう」
「うん、4年生」

「えー、小学4年生かい、それは又驚きだ」
「えーへへへ、まあそれほどでも」

「そうか、冒険・・・、探検ね、そうだいいこと教えよう」
「何ですか」
「あの滝だけどね」
「滝がどうかしたんですか」
夕焼け小焼け16
「あの、滝の奥に洞窟があるんだ」
「洞窟!・・」

「何でも、竜が住んでいたといわれているんだ」
「竜ですか」
「ああ、昔からの言い伝えなんだ、竜の住みかだって、それで、調べに入った人がいて、
そのまま帰ってこなかったてな」

「じゃ、竜が今でもいるんだ」
「それは分からない、最近はそんな話をする人もいなくなったから」

「へー、興味あるんだね」
「ああ、休みにはよくここに来るからね、滝の方をながめるたびに、
竜が出てくるんじゃ無いかなってさ」

「本当だ、なんか竜が出てきそうだね」
「だろう」

「じゃさ、そこへ行ってみようよ」
「何言ってんだ・・・、怖くないのかい」
「うん、平気だよ、オレ冒険家になるんだから」

正雄と行雄は滝壺を見つめるのだった。


続く


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小話:夕焼け小焼け その8

小話:夕焼け小焼け その8

いかだに乗って川を下っていた正雄は、大きな滝に遭遇したのだった。

真っ逆さまにおちていく正雄は、滝の底に沈んでしまった。
その姿は、水の泡の中に入って全く分からなくなってしまったのだった。
夕焼け小焼け13
そんな時、滝の下で、釣りをしていた男がいたのだった。

「あれ! なんだこの丸太の塊は・・」

男は、流れてきたいかだに気が付き、滝つぼの方を見たのだった。

「う・・、もしかして人か」

男は、目を凝らして見ると、どうやら人らしき者が沈んでるとみて、
急いで着ている物を脱ぎ、川へ飛び込んだのだった。

「こりゃ、大変だー・・、待っていろ・・」

川底を、流れてくる子供を手繰り寄せて、引っ張り上げたのだった。
夕焼け小焼け14
なんだ、子供じゃないか。

滝から落ちたのか。
「全く、危ないことするな・・」

川から上げた子供は気を失っていた。

「呼吸はしているか、水は飲んでるかな・・、どれ」
心肺蘇生をして、確かめたがどうやら大丈夫そうだった。

男は行雄といって、休みには良くこの滝つぼへ岩魚釣りに来るのだった。

「今日は、偉いものが釣れてしまったな、どれ火でも焚くか」

近くにある枯れ木を集めて火を燃やすたのだった。


続く

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小話:夕焼け小焼け その7

小話:夕焼け小焼け その7

正雄は丸太を集めていかだを作ったのでした。

「よーし、できたぞー」

「この川を下れば、いつかは太平洋に出る・・、海に行くぞー」
夕焼け小焼け11

「わーはっはっはー、気分いいね・・・」

正雄のいかだは順調に川を下っていくのだった。
昔の人たちは、こんな感じで丸太を川で運んだそうだ。

もしかしたら、オレにはその血が引いてるのかもしれないな。

「冒険だ、冒険、これから冒険に行くぞ」

正雄は勢い込むのでした。

ゆったりした流れになったり、急になったり、
川の流れの変化にも、対応していったのだった。

「今の危なかったなー・・、ヒヤッとした」

などと、声を出したりしたのだった。

そして、広くゆったりしたところへ出た。

「うわー、随分広いな」

などと、感心していたのだが、行き先が消えていた。

おかしいな、と近づくと目の前が滝だった。

「ああー・・、大変だ」

正雄は急いでいかだを岸に寄せようとするが、
どんどん流れていき目の前に吸い込まれて行った。

そして、真っ逆さまに、いかだが落ちたのだ。
夕焼け小焼け12
「わー・・、落ちるー・・」

そこは、高さ100mはあろうかという大きな滝だった。

正雄は、そのまま吸い込まれるように水に巻き込まれて落下していくのだった。


続く


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小話:夕焼け小焼け その6

小話:夕焼け小焼け その6

正雄は冒険の本を夢中になって読んだのでした。

大きな船が、嵐で遭難し、海に投げ出されたが、
偶然が重なり命からがら助かるのだった。
夕焼け小焼け9
自然との闘い、人と人との争い、自然に生きる生き物との出会い。
それは、実に興味を湧くものだった。

正雄は、思うのだった。

「冒険だ・・、地球は広いんだ、未知の世界が待ってるんだ」

「よーし、行くぞー」
正雄は、木を集めるのだった。
夕焼け小焼け10
「うん、これがいいな」

「よーし、あと2本くらいあればいいかな」

さて、正雄は何をするんだろう。

続く


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2月になったけど雪は相変わらず降る

2月になった。
気分的に春めいてくる。

だけど、雪は降り続く・・・・・大量ではないけど。

除雪を、あちこちに行ってする。
簡易に作ったハウス前をミニバックホーで作業。
雪は降る

帰ってきて小屋のストーブで暖を取る。
雪と煙突
煙を見ると、何となく落ち着く。

産直の方は、コンテナ移動があり場所が変わった。
で、絵を更新してきた。
2月2日コンテナ

まあ、中身は豆類ですね。
2月2日コンテナ中身
数もそう多くありません。

ちと、厳しい時期ですね。




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小話:夕焼け小焼け その5

小話:夕焼け小焼け その5

正雄は学校の休み時間に、図書室へ行って見た。

初めて図書室へ入ったのだった。

「わー・・、ここが図書室か」

本棚があって、沢山並んでる。
夕焼け小焼け7

正雄は、本を取り出しては、めくってみたりした。

何を読んだらいいのか迷うのだった。

まあ、とりあえず面白そうなものを探し出した。

「冒険もの、だな・・、へへへ・・」
夕焼け小焼け8
それは、帆船時代に荒い海を航海する話だった。

「海か・・・、船か・・、嵐か・・・」

次々と危険と遭遇して行くのだった。

正雄は夢中になって読むのだった。


続く


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小話:夕焼け小焼け その4

小話:夕焼け小焼け その4

心之介と話したことが、どうも気にかかる正雄でした。

偉いもんだな、自分の将来を定めてるなんてな。

オレは、どうなんだろう。
このまま、大きくなっていくんだろうか。

その日の夕食の事だった。
正雄は、聞いたのだった。
夕焼け小焼け6
「父ちゃん、母ちゃん・・、あのな・・」
「うん、どうした、メシまずいか」

「いや、そうじゃなくて、オレ、オレさ、学校出たら何になったらいいいんだべ」

父  「学校出たらッて、オメ、まだ卒業じゃねえべ、中学校だってあるべし」
正雄 「だからさ、中学校とか、その上の高校とかを終わっったらさ」
父  「そうか、子供と思ってたけど、そんなこと考えていたのか、立派になったもんだ」

母  「なあに、ちっとも立派なもんじゃないよ、この間、0点のテストを芳夫君の母ちゃんが、
   持ってきてなや・・、オラは恥ずかしいったら‥、ねかったよ・・、まったく」

正雄 「0点じゃねえよ、10点・・・、一つ合ってたんだから」
母  「同じようなもんだろうが、将来何になるだって、なれるのなんかねえだろうに」

正雄 「あのテストは、ほれ! いきなりやられたからさ・・・」

父  「そうか、勉強はダメか・・・、学校終わったらな、まあオメは長男だからな、
   オレと一緒に稼ぐか」
正雄 「父ちゃんと一緒に稼ぐってか」

父  「ああ、百姓やったりな、トメさんとこの大工や、ヒロさんとこの左官を手伝ったりしてよ」
母  「駄目だよ、そんな事じゃ食ってくのにやっとだよ」

将来何になるかの答えは結局でなかった。
学校の成績からしたら、親も考えつかないというか、あてにならないのだろう。

その夜、父ちゃんと母ちゃんが、何やら話をしていた。
母  「遊んでばかりいるからダメなんだ、あんた怒ってよ」
父  「まあ、元気でいればいいんじゃないか」
母  「また、そんたなこと言って、だから駄目なの」

てなことを聞きながら眠りについたのだった。


続く




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Appendix

プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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