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親子でキャッチボール

親子でキャッチボール

春の高校野球選抜大会(甲子園)が、開催中である。

思えば、野球は人気のスポーツでしたね。

中学で軟式、高校で硬式と云う流れがありましたね。

どんな小さな野球部でも「夢は甲子園」でね。
応援も、全校生徒繰り出して行ったもんです。

私が社会人になった昭和40年代は、草野球とかが全盛期でしたね。
早起き野球とかもあり、朝飯前に試合をして、急いで帰って仕事に行く。

良くあれで、疲れなかったもんだと思いますね。
昼休みなどもキャッチボールしたりして。

練習するグランドが無くて取り合いだったな。
土曜の午後なんかは何名か早く行かせたりしたもんだね。

昭和の60年代とか平成に入って来ると、スポーツの多様化とかで、
様相が変わってしまったな。

家庭を持って子供の成長があり、小学校に入ると、野球をやり出したんで、
キャッチボールの相手をしたね。

偉そうに、「ほらここに投げろ」
とか言いながら。

まあ、回数的には多くは無いけども。
親子キャッチ
弟の方は、親子で良くやってたな。
それこそ、子供の練習について行くと云うやつだね。


今は、もう無理ですね。
四十肩だか五十肩で、肩を回したら痛みでしばらく動けないです。

どうなってるんだろう。

この地域には、夏に年代別野球大会というのが、あって、同級生たちは
いまだに参加をしている。

野球が好きなのは分かるけども、肩に痛みがないと云うのが不思議だね。

どうなってるんだろう。

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小話:宇宙からの訪問者 その6(完結)

小話:宇宙からの訪問者 その6(完結)

大気圏に覆いをかけて、太陽の光を遮断された地球の国々は、
闇に包まれてしまった。

日が経つにつれて、作物はしおれ食料は無くなる一方となった。
闇の中では、人々の行動も不自由になり、餓死する人や発狂する人も
出てきた。

このままでは、国は滅ぶ。いや人類そのものが滅んでしまう。
ついに、根をあげて敗北の宣言を各国が発表したのだった。

宇宙のアイシテー星人の支配下になったのである。
アイノミクスは、画面に表れて言う。

「諸君達の選択は正しい。事後は計画に従い行動をするように」

食料の集積箇所を世界各地に30か所を指定した。

国連は、食料提供機関を組織して各国に割り当ての数量を示した

地球の大気圏を覆った幕は解かれ、太陽の光が戻った。
人々は、大地にひれ伏して拝むのだった。

「オレ達は、助かったのか・・」
「生きているのか・・・」

アイシティー星人は、月の基地から指示を出してきた。
宇宙 13
食料の集積基地も完成し、各国は割り当ての数量を国民に割り当てて
働かせるのだった。

集積基地には、巨大な宇宙船がやってきて、食料を積むのだった。
宇宙 12
わが国も、各都道府県、各市町村に数量を割り当てて量産の態勢を取るのだった。

地域だけでは間に合わないので、農業従事者以外にも、作業負担の義務化を
行い、野菜等の栽培をさせるのだった。

生産の半分を提出しなくてはいけないので、それはそれは厳しい
作業、労働力であった。
宇宙 14
アイシティー星人にコントロールされた地球の各国は、
目的の生産量を確保できないのだった。

そこで、国連の代表は意見の具申を行なった。

「お願いがあります。数量を、減らして欲しい」

これに対し、アイノミクスは答える。

「無駄な物として、各国が持つ軍隊を解散させて、その人員を作業に回しなさい、
我々は平和主義者です。貴方がたも争う事はありません」

各国は、武器を捨て軍隊を解散した。
その予算と人員を食料の生産に向けたのであった。

かくて、地球の人類は、宇宙人の支配下で戦争の無い平和な世界となったである。


 お終い。             どんと晴れ。


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小話:宇宙からの訪問者 その5

小話:宇宙からの訪問者 その5

宇宙からの訪問者は、アイシテー星人で、高度な文明と
科学を持って、地球に対し要求を突き付けたのだった。

食料の提供である。
その量は膨大で、地球の人口分であった。

各国の意見は、要求を飲むのもやむを得ないというのと、
あくまでも阻止抵抗するの二分であった。

要求を飲まない国の分までの負担はできないので、
明確な返答はできないのだった。

再びアイノミクスが画面に現れた。

「地球の諸君、私達は君たちをリセットできる。
私達は、優秀な君たちを失いたくないのです。
よ~く考えてください」

天空が暗くなりだした。
宇宙人は、地球の大気圏に幕を張ったのであった。
宇宙 3
地球は、どんどん暗くなっていった。

分厚い雲に覆われたような感じである。
昼なのに、薄い明かりしかない。

視界は悪く、夜は全くの闇となった。
宇宙 11
作物がしおれてきた。

「駄目じゃ、これでは全滅だ」
「どうしよう・・・」

都会も地方の田舎も、暗闇に包まれて途方に暮れるのだった。

アイノミクスは云う。
凡そ7千年前に絶滅した恐竜の事を。

「我々が前に地球に来た時は、恐竜の全盛期だった。彼らは話し合いにならなかった。
そこで、我々は独自に食料を得る為に、土地を確保して耕そうとしたが、
邪魔ばっかりした。それで、リセットして我々は去ったのだ」

人々は、恐怖におののいたのだった。
リセットされるのかと。

【続く】


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小話:宇宙からの訪問者 その4

小話:宇宙からの訪問者 その4

電気・電子・通信の機能が停止されて一週間が経過した。
人々の混乱は高まり、各地で食料の略奪が闘争へとなって行った。

外を歩くのは危険な状態になった。

突然、電気が点いた。
通信機能が回復した。

テレビ画面に、宇宙人なるアイノミクスが現れた。

「はい、皆さんこんにちは」

「あれ! 何だこいつは・・・」

宇宙人が一般庶民の前に姿を現したのだ。

「アイシティー星から来ましたアイノミクスと申します」

宇宙人アイノミクスは、地球人に食料の提供を求めた。
求めると云うより、指示であった。

野菜・穀類・肉類の三種類で、一人分の年間消費量を、
一人が提供するものだと云う。

「何か凄い事言ってるな・・・」
宇宙 9
各国の庶民までが、この事態を承知したのである。

各国の首脳は、電話会談で事態を話し合うのだった。

再び、電気等の機能を止められたら生活が成り立たない、
要求を受け入れるべきだ。

何者かも分からない奴に屈する訳にはいかない、戦って追い出すべきだ。

戦うにしても、現状の武器は機能しないではないか。

相手は少人数だ、武器は無くても対人で勝負できる。
宇宙 10
今、我々は人口増で食料不足になろうとしているのに、
同じ量を負担など無謀である。

我が国では、食料を生産していない。

なかなか、意見はまとまらない。

返答の時期が迫るのだった。

【続く】


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小話:宇宙からの訪問者 その3

小話:宇宙からの訪問者 その3

月に基地を作り、地球に通知を送った宇宙人。

地球上で使用する電気・電磁の機能を停止させたのだった。

通信が止まり、全ての情報が入らなくなった。
交通も全て止まった。人々は目的地に歩かなければならかった。

会社や工場も操業はできない。

なすすべは無く、途方に暮れるのだった。

家庭内でも保存している食料が無くなりだした。

「ねぇ、食べる物がなくなったよ。どうにかして」

女房にに言われた亭主の浩介は、食料の買い出しに外へでた。

そこで見た光景は、店を荒らす集団だった。
宇宙 8
そこいら中の店に侵入し、食料をあさっているのだ。

警察なども、パトカーは動かないから無法地帯となりつつあった。

これは大変だ。
浩介も、家族の為に何か食べ物をと店に入るが、棚には何も残っていなかった。

奥の倉庫へ行って、缶詰を数個手にする事ができた。

もう人間の理性などと言ってはいられない。
違う店も回ろうとしたら、銃撃音がした。

驚いて見ると、収奪する者に向かって銃を向けている。
店の主人か。刀を持っているのもいる。

これは、いったいどうなるんだろう。

車が燃えている。動かないから誰か火をつけたのか。
しかし、連絡手段がないから、サイレンもならないし、消防車も救急車もこない。

都会ほど、混乱は大きくなるのだが、その実態は情報として
伝わる事がないから、不安は高まるばかりだった。


【続く】


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創作小話:宇宙からの訪問者 その2

創作小話:宇宙からの訪問者 その2

国連の会議のパソコンやテレビ画面はジャックされたのだった。

アイノミクスと名乗る人物は、話しかけるた。

「地球の諸君、我々は無益な行動は好まない、君達の生命を
保障する。その代わりに食料を提供して貰いたい」

一方的な通知である。

この旨を各国に流し伝達した。

各国の反応は、理解不能で事態の整理が出来ないのである。

「命と引き換えに食料を差し出せだと、馬鹿な事を云うな」

次々と怒りが報じられた。

国連として、各国からの返答をまとめて、
回答の声明を出した。

「我々は、あなた方を知らない、このような無謀なる通知を受け入れる
訳にはいかない」

アイノミクスは、再び画面に表れた。

「地球の人々よ、無理もないことだと思うが、力の関係は歴然としている。
要求に応じなければ、犠牲を伴う事を覚悟して貰おう。
重ねて云うが我々は無益な行動は好まない」

力の差は歴然としてるとはどういう事を示しているのであろうか。

各国はとまどうのだった。
それぞれの議会は、この問題を整理できなかった。

すると、電気が止まった。
あらゆる電動のシステム機能が停止したのだった。

電波の発信もできなくなった。

家庭においては、テレビは映らないパソコンは機能しない。
スマホも携帯も機能しない。

電気が流れないので、料理も思うようにできない。
お腹をすかした子供が、暗くなった部屋でグチるのだった。
宇宙 6
生活は一変し不自由になった。

都会の灯りは消えた。
勿論電車は動かない。飛行機も飛ばない。

すべての機能が停止したのだ。
通信が遮断されているので、何の情報も流れないのである。
宇宙 7
暗い夜空に光る満月。

人々は不安に陥るのであった。

これはもしかして、大変な事態になるのではと。


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創作小話:宇宙からの訪問者

創作小話:宇宙からの訪問者

2015年、宇宙観測センターから、国連に緊急に連絡が入った。

「月面に異常を確認、大きな物体が移動している」

国連は、引き続き観測をして詳細を明らかにするように
指示をした。
宇宙使者 1
宇宙開発の先進国に月への探査をしていないかを調査を始めた。

各国は、そのような事実は無いと返答をした。

何事であろうか、月から時折光が反射するのが、肉眼でも確認できるようになった。
テレビでは連日、月の異常が伝えられるのだった。
宇宙 4
「ふーん、なんだろうな」

宇宙開発を進めている国は、そのような計画や行動はしていないとの
声明を発表した。

アメリカでもロシアでも中国でもないとすると、
宇宙人か。

人々は不安に、なるのだった。

月における動きは巨大になり、かなりの物体が集合し、
基地と呼ばれるようになった。

あらゆる機関が、実態解明に努めるが以前として分からない。
色々な信号を送って見るが反応はない。

宇宙人となると、科学の進んでる星から来たのかもしれない。
月を利用して休んでいるのか。

この地球へ、何らかの影響はあるのか。

例によって評論家が出てきて解説をするのだった。

国連では毎日会議が行われていた。
そうした中、テレビ・パソコンの画面が突然切り替わった。
宇宙 2
「何だ、この画面は・・・」
「勝手な操作をするな」

「いえ、全部が同じ映像になってます。

画面には一人の人物が映っていた。

「はーい、地球の皆さんこんにちわ、私はアイノミクスと申します」

突然、話し始めたのであった。

【続く】

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昭和20年の夏の事

昭和20年の夏の事

叔父さんは昭和10年の生まれである。

昭和20年の夏休みの時だった。
8月だったような気がする。

天気の良い日だったそうだ。
隣の友達の家に遊びに行ったんだよ。
20年夏1
チャンバラごっことかして遊んでいたんだ。
20年夏2
そしたら、ゴー・・・と音がして来てなや。
何だろうと見上げたら、飛行機だ。

「あーっ、飛行機だ。飛行機だ」

て、二人で手を振ったんだ。

「おーい、おーい、頑張れよーっ」
てな。

日本の飛行機だと思ってな、急いで高台に上がって、飛行機を
追ったんだ。
20年夏4
飛行機は通り過ぎて、西の方へ飛んで行ったんだ。

そしたら、しばらくして
ドーン、ドーンてな音がするんだ。

「あれ・・・、おかしいな」
20年夏5
西の方角の山脈は八幡平で松尾鉱山だ。

「松尾鉱山が爆撃されている・・・」

オラ達は茫然として見ていたもんだよ。

さっき手を振ったのはアメリカの飛行機だったてな。


※ 叔父さんが生前語った事である。
  この頃は、もう制空権もなく自由に米軍が内陸へ飛んで来たんだろうね。

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冬の思い出:親子スキー

冬の思い出:親子スキー

冬の行楽と云えばスキーですね。

昭和の50年から平成の10年頃になりますか。
私の青春と、家族の親子としての思い出の期間は。

スキー場も数多くあり、ブームと云う感じでしたね。
札幌オリンピックの影響かな。

と、言っても私は得意じゃなかったけど。

子供をスキー場に連れて行かなくてはいけない、
となって。

一所懸命練習して、何とか形にはなりました。
ゆっくり滑る分にはね。

それで、子供を誘導する訳ですよ。
親子スキー
これが、大変でね。
なかなかうまくいかない。
子供と一緒にあっちへいったりこっちへ乗り上げたりで。

しかし、子供方が上達が早くてね。
ある程度滑るようになると勝手に別な方に行ったり
するようになっていたね。
もう、あとは放って置くと云う状態だったような。

何時の頃からか、スノーボードとかが出始めて、
横向きとかで、ストックも無しに良く滑れるもんだなと
思ってたら、今ではオリンピック種目にもなっているからね。


子供も成長し、スキー場にも行く機会が無くなって久しい。

スキーもウエアーも靴も、何処かにいっちゃたままで、
もう行く事はないだろうな。


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冬の思い出:下駄の雪

冬の思い出:下駄の雪

下駄は、もう履く事がなくなったですね。
サンダルとかスリッパが普及したからだろう。

我が家には数足残ってはいるが、下駄箱の奥で埃にまみれている。
今は、下駄箱と云わないか、靴箱ですね。

一応仕舞ってはいるのだが、おそらく履くことはないだろう。

昭和40年代頃までは、下駄は履物の必需品だった。
夏の履物であるが、冬でも家の周りとかでは使用した。

風呂は、母屋とは離れて建ててあり、入る時は下駄を履いたものですね。
下駄と雪
雪などが降っていると下駄の歯に雪が挟まり、歩きづらくなるのだった。
妙に雪が固まってとんがって来るんだね。

バランスを崩してふらふらしたり、転んだりもした。

風呂の行き帰りは、危なかったな。

他に手ごろな履物はなかったからね。

夏は、下駄の歯に石を挟んだりしたな。
これが又、なかなか取れなかったしてね。

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春の兆しを撮る

春の兆しを撮る

屋根に積もった雪が融けずに滑り落ちて途中で、止まってます。
気になる


屋根の雪が、滑り止めで残ってます。
雪の層が美しい。年輪と同じで、大量に降ったのが何回かなと
数えたくなりますね。
雪の層


川の側面ブロックの上に残る雪の層。
自然が作る造形美とでもいいましょうか。
雪の層2

道路の周りの雪も大分融けてきてます。
除雪で押し倒れされた境界目印棒。
雪融け跡

近くの畑。
雪穴を掘り、土を散布してました。
これをする事により、天気がよいと一気に融けます。
春を呼ぶ

今日の午前中から雪が降り出して、気温も下がり始めました。
夕方から大荒れで、明日にかけて60センチ程度の積雪が予想されると言う。

春の兆しを捜してきたのにね・・・。

皆様もご油断なく。

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ハウスの野菜はこんな感じ

ハウスの野菜はこんな感じ

3月の半ばになった。
ハウスの作物(野菜)も芽を出し伸びてきました。
ハウス3月19日

ニラですね。
ニラ

行者ニンニクです。
行者ニンニク

無加温なので、なかなか成長しないですね。

管理に自信がないので、少ないです。
果たして産直に出せる量が収穫できるかどうかですね。

まあ、自分で食味します。


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軽トラの車検

軽トラの車検

利用するM整備工場
整備工場 2
軽トラの車検だ~・・・・。

2年に1度だけど、早く感じます。
この軽トラは親父が載ってた車で、10万キロを超えている。

アチコチガタがきてるようでね。
この先何年乗れる事やら。

車検整備でしっかり点検をして今年も働いてもらわないとな。

最近は軽トラが増えてるような気がするね。
農家の必需品とも感じてるし。

宣伝に菅原文太が出た時は驚いたね。
トラック野郎ですから。

そのせいかどうか、軽トラに派手な飾りとかをつけた車も見ます。

走り回るのが、田んぼとか畑の畔だからね、一寸無理かな。
いや、イノシシとかの獣がビックリして逃げるかもね。

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アリ太の招待「第3話」その3完結編

アリ太の招待「第3話」その3完結編

アリ帝国の音楽演奏会に招かれたツッチーは、
すっかりと癒やされていい気持なってなや。

「いやー、いかった~」

演奏会が終わると、ツッチーは女王様に御礼を述べるのでした。

「今日は実に良い時間を過ごす事ができましたよ」

「喜んでもらえてうれしいです」

女王様は、喜ぶツッチーを送ってくれるのだった。
アリ太6
迷路みたいな通路を歩いて行くと、
何処からか音楽が聞こえてきました。

「あれ、まだ何処かで演奏してますね」

「その演奏は、病室です」

「病室?」

「ええ、働いて傷ついたアリ達を治療する部屋です」
アリ太7
ツッチーが部屋を覗くと、コウロギとキリギリスが
演奏してるではないか。

その前には、大勢の傷着いたアリ達が横たわっていたのだ。

骨折、切断、足の無いアリもいる。
しかしながら、演奏にうなづき安らかな笑顔を浮かべているのである。

「こうしていると、不思議と傷が回復してくるんですよ」

「ふーん、そうなんだ・・・」

冬の間、アリ達は音楽で保養を取り、活力を再生してたんだ。
そうか、夏の働く元気の元はこれだったのかと、感心するのだった。

「いや~・・・有難うございました」

「又、いらしてくださいよ」
アリ太8
アリ帝国を後にして再び人間世界に帰ったツッチーは、
身も心も洗われたようになり、気分が爽快になるのでした。

「そうか、生活に音楽を取り入れよう」

安らぎ、くつろぎ、気分転換にもいいななどと、
考えるのでした。

 暮らしに調べ(♪)を、心に太陽を、くちびるに歌をだな~てな。


        お終い   どんと晴れ


 ※ たわいもない小話に、お付き合いいただきまして有難うございました。


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アリ太の招待「第3話」その2

アリ太の招待「第3話」その2

アリのアリ太の案内でツッチーはアリ帝国の
中に入って行くのでした。

女王さまが、迎えてくれました。

アリ太が報告をします。
「女王様、ツッチーさんをお連れしました」

「御苦労さま、・・・ツッチーさんようこそ、
いそがしい所をお越しくださいまして有難うございます」

丁重な挨拶を受けて、ツッチーは恐縮してしまいました。

「いや~ 今は冬ですし、作業も思うようにできませんでいますよ」

「そうですか。今日はご一緒に音楽演奏でもいかがかと思いましてね」

「えー!音楽演奏ですか」

「そうです。コウロギ楽団の演奏です」

「それはそれは、ぜひお願いします」

ツッチーは、女王様と演奏会場に行くのでした。
アリ太4
会場に入ると、早速演奏が始まりました。

壇上でコウロギ楽団が軽妙な音楽を演奏しています。
大勢のアリ達も聞きいっていました。

「どうです、素晴らしいでしょう」

「いやー心を打たれます。・・・心に響きます」
アリ太5
アリ達は、夏の間は働きに働き、労働に明けくれる。
その分、閉じこもる冬は十分に休むのだと。

そして、コウロギ楽団を招いて演奏会等を開いて、
疲れた体や、荒んだ心を癒やすんだと。

コウロギ楽団の演奏は、会場に優しく響き渡り
ツッチーの心も癒やされて気持が静まっていい気持になったんだな。

会場のアリ達も、目を閉じながら演奏を聞き入っています。
涙を流しているアリもいました。

ツッチーも、優しく奏でる演奏に解け込んでいくのでした。

【続く】

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アリ太の招待「第3話」 その1

アリ太の招待「3話」 その1

オラは、いつものように外で作業していたんだな。
そしたらな、何か音がするんだな。

辺りを見ても、だ~れもいないしな、変だなと思ったのさ。

「ここだよ、ここ。 ちょこっと掘ってくれや~・・」

どうも地面の方から音がしてるようだなってな。
それで、オラは、スコップを持って来たのさ。
アリ太
このへんかなと、掘ったのさ。

そしたら、アリ太が顔を出して出て来たんだよ。

「やー、ツッチーさん久しぶりでがんすなや」
「久しぶりって、今は冬眠とか云って休んでるんじゃないのかい」

「うーん、そうだけどね、オラ達も色々あるのさ」
アリ太 1
アリ太は、女王様の使いで来たんだだとさ。

「今ね、音楽会をやってるからさぜひ遊びに来てくださいって」

「音楽会、何だそれは」
「そうなんです・・」
「アリが歌うなんて聞いた事ないな」

「いや、楽団が来てるんです」
「楽団?」

アリ太について、ツッチーは穴の中へと入って行くのだった。

【続く】

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アリ太3

岩手町川柳会:3月の秀句を紹介

岩手町川柳会:3月の秀句を紹介

今月は10日(月)に川柳会の定例会がありました。

秀句を紹介をします。

席題 「三年」
あの時に生まれた赤子も三歳に        T
三年の月日は今は昨日のよう         M
弟子入りは五歳三年は帰れない        S
ヒサンムザン漢字では書けぬ三周年      M子
辛抱ももう限界と三年目           T
この歳で三年毎が無駄出来ず         Y

題詠 「少年」
少年の夢までさらう大津波           M
どこまでも少年ポケットに夢を詰め       K
少年の見る影も無く老い果てた         T
過疎の町A君農を継ぐと言う          S
努力積みメダルつかんだ十五歳        S子
少年の耳にB29の音              S
いつの間に大人になった声変わり       M子

宿題 「雑詠」
内陸の想定外は冬の雪            T
わをかけた百才のうすうなってる       K
コンビニの味に馴染んで一人者        M子
消費税アップで年金の夢縮む         S子
生きて行く今日を大事に明日は明日      M子
生きて行く絆近所にある温み         S子
全盲に夜はあっても闇は無い         S


年配ならでは句がありますね。

 「弟子入りは五歳三年帰れない」

昔の弟子に入るとか、丁稚奉公の仕組みは
どうなってたんでしょうか。
考えさせられましたね。

さて、今月の絵になる川柳の句はこれです。
川柳:三年
大震災から3年が経ちましたね。
消えた街に立ち海を見つめる小さな子も3歳になったか。

川柳:少年
紅顔の美少年だったのだが、どこから変化したのだろうかな。
この写真は俺の若い姿に間違いはないと、じっと見入るのである。

川柳:一人者
コンビニ店は数多い。それぞれが味を競っている。
日替わりメニューはコンビニ店を替えることである。
一人者の楽しみかな。

今月も川柳を楽しみました。
ありがとうございました。


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今朝の大雪

今朝の大雪

朝、玄関を開けると20㎝程の雪が積もっていた。
車もこの通り。
14日の朝
昨日も除雪作業をしたばっかりなのに。


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ハウスの中で一休み

ハウスの中で一休み

今朝も雪降りだった。
家の周りの雪かきを終えて、近くのH氏宅へ足を伸ばす。

ハウス小屋に煙りがたなびく。
「いるかなー」
と、言って中へ入る。
ハウス小屋
ストーブの火力が強いんで、外の雪を周りに入れていた。

乾燥防止もあるしな。
ハウス内
こう雪降ると作業が出来ないし、手持ちぶたである。

「どう、今年は何を植える?」
「そうだな、ピーマンを少し増やそうかな」

などと、ストーブの暖かい音を聞きながら語り合うのだ。

北緯40度の町にも、もうすぐ春は来る。




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タクシーに乗ったならば

タクシーに乗ったならば

街から外れた処に住んでいる。

飲み会を含む会合に参加となると
タクシーを利用して出かけることになる。

最近は、お年寄りも買い物に利用するから、
タクシーの台数も増えているようである。

先日利用した時のことである。
タクシーの運ちゃん
私よりも年配の運転手だった。

乗り込んで座ると、プーンと匂いが充満している。
何だろうと嗅ぐと、どうやら頭の整髪料の臭いである。

どうも強烈な物を使用してるようだ。

参ったね。我慢できる範囲ではあるが、
どうにもならない。窓を開ける寸前だったな。

本人的には、いい匂いなんだろうな。
化粧とか、身だしなみは異性などを引き付ける為にやるんだろうからな。

因みに、私は普段は整髪料は何も使っていない。

使うのは、頭の髪をセットしなくてはいけないような、
場所に行く時だけだ。
それも、無色無臭のものである。

しかし、好んでつけているとしたら世の女性連中は、
このような臭いが好みなのであろうかと悩んでもいる。





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真冬に戻っちゃたじゃ

真冬に戻っちゃたじゃ

ここ数日気温が下がり冷えている。

今朝も雪が10センチばかり降った。
辺りはもう白銀の世界に逆戻りだ。
真冬に戻る
雪融けが進んでたのにね。

何と云う事だ。

閉じ込めるということか
ふさぐということか
縮めということか

何を云ってんだ

閉じ込んじゃいないぜ
ふさいではいないぜ
縮こまってはいないぜ

受け止めてやる
踏みしめてやる
足跡を残してやる

と、云う事で今日も新たな一歩にしますか。

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あれから3年

あれから3年

大震災から3年が経ちます。
被災された方々に哀悼を申しあげます。

海沿いの街並みが消えたままの姿は、
見るのがつらいですね。

一日も早い復興、活気ある街に姿になって欲しいものです。

あれから3年
3年の歳月は、流れの節目になるものと思います。

暗闇のトンネルを抜け出る節目に。
光がさします。

太陽は温かみをくれる
雲は優しく見つめる
風はゆるやかに頬をなでる


大きく進む3年目になって欲しいものです。

北緯40度の町から。




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縄文の世界へ

縄文の世界へ

岩手町の石神の丘美術館で開催中の古代の文化展。

縄文時代とか石器時代だから、3,000年~10,000年前かな。
いや、もっと遡りますか。
石神の丘美術館3月
北上川流域ですから、古代の人も北上川で生活をしてたんだろうね。
サケなんかも遡上してきたらしいしね。
マスとかウナギとかうようよいたんじゃないかな。

今回は、この小さな遮光土器でしたね。
この町からは、立派なのが出てるんだけども、残念だな。

やはり、あの遮光土器にお目にかからないとな。
遮光土器
まあ、でもこの遮光土器も可愛いらしかったね。
紋様がね。
目の下あたりにも、飾りのようなのがあったですね。

マメに作ってると云う感じがするね。
大事にしたんだろうな。

発掘された土器、器ですね。
焦げた跡とかもあるから、火の側において湯を沸かしたり煮たり
しんたんだろうね。
土器
こういうのも、当時の家庭に二つ三つと会ったのかもしれないな。

大きいのを欲しい時は、獲物と交換したりしてね。
果汁なんかも取っておいたりしてね。

発酵したら酒になる。
「そろそろ、飲めるかな」
なんてね。
縄文の世界へ
「おりゃ、ツッチーさんようこそ」
「いやどうも、いい匂いしますね」

「気がつきましたか。じゃ一杯ちそうしますよ」
「本当ですか、それじゃいただきます」

なんてね。
こんなのが、あったら毎日行くんだがな。

まあね、皆様も妄想にふけってください。

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方言詩:雪融け

方言詩:雪融け

雪解け

ちょこっと、温くくなったなや
春が来たかな

スガコが融けてきたなや
春が来たかな

雪が融けだしたなや
春が来たようだな

どれ、外さ出はって見るとするか

ほぁ~、大分融けたや
ふんだば歩いて見るか

けん道っこも歩けるじゃ
散歩じゃ、散歩じゃ

うわーっ、久しぶりだなや
気持っこいいなや

ほーっ沢の水が溢れてるなや
まるで川のようだな

そうか、雪融けか
オメ達よ、ここさ降ったのに何処さ行くだよ

そんたに勢いつけてよ

な~になに、又来年帰って来るってが
ほーっ、ふんだら、まんずな

ありゃ、固まって残ってる雪があるなや
おい、おい、何頑張ってるんじゃ

まだ融けたくねえってか
そんたに、意地張る事もねがべに

まあいいか
そう言う奴も必要なんだよな

おーっ、飛んだな、岩魚か
元気がいいなや

この、冷ゃっこいのに良く泳いでられるな
なになに、気持ちいいって

オメ達のは散歩じゃねぇもんな
走ってるもんな

うっ、捕まえて見ろってか
ふだら、そこを動くなよ

いいか、待ってろよ
竿、持ってくるからよ

雪が融けると面白くなってくるなや

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背中のマッサージ その2

背中のマッサージ その2

Aさんからのコメントで良い案をいただきあんした。

お父さんが怪獣で、子供をヒーローにすれば。
とね。

なるほど、これはグットです。
マッサージ頼む
「おーりゃー鬼がきたぞー」

「いえ ! 月光仮面だ」

「お・・こりゃいかん」

バタっと、倒れる。

「どうだ参ったかー」

「うーん、こしゃくな・・そこそこ」

「どうだ、どうだー」

「痛えぃ 助けてくれ~」

「どうだ、どうだー」

「うーん、そこだそこだ・・」

などとね、子供はヒーローになるし、お父さんは凝りがほごれるし。

世の親子にお薦めかな。

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背中のマッサージを頼む

背中のマッサージを頼む

肩とか背中とかが凝る。
これはモムと案外癖になるんですね。

モマずにいられなくなる。
しかし自分じゃもめないから、子供を呼ぶ。

「おーい、背中に乗ってくれ」
「いやだ・・」
「そう言わずにさ」
「じゃ少しだけ」

とかなとか云って子供を背中に乗せるのである。
足のマッサージ
背中ってのは案外安定しないんだね。
ゆらゆらぐらぐらする。

「あ!・・そこそこ・・そこを強く」

とかなんとかいいながら誘導するが、
安定しないから、子供は背中から降りてしまうのだ。

「もう・・いい・・」
と、言って離れて行く。

ふーん、それでも少し楽になったような気がするんだな。

自分が子供の時も、親父の背中に乗ったもんだね。

親父なんかは、
「そこをもっと強く、力を入れて」
「もっと、踏んずけろ・・」
などと、言ってしばらくやらされたな。

まあ、こんなもんでも一寸は親子でコミニュケーションが取れたかな
などと思いだします。


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方言小話:歴史ミスレリーその11完結編

方言小話:歴史ミスレリーその11完結編


大蛇を退治した村人は宴を開き、喜ぶのでがんしたなや。
大助は、酒を注がれて酔いが回ってな、外さ出はったんだと。

星がまばたいてたな。
「ああ、きれいだな」
と、言ってな、そこに腰かけたんだと。

そのうちウトウトしたんだな。
歴史ミス9
すっかりいい気持になって、寝たんだろうなや、
目を覚ましたらすっかり夜が明けてな、眩しかったんでがんすよ。

「ありゃ、なんか変だなや。静かなだな」
大助は辺りを見回したんだと。

村人の姿は無かったんだな。
歴史ミス10
「あれ!この神社は見た事あるぞ、そうか此処を
訪ねて来たんだっけな」

「どうなってんだろう」

大助は、家のある方に向かったんだと。

「家の形が、全然違うなや」

ブツブツいいながら歩いてると、

「お!、そこの若いの、面白えぃ格好してるじゃなぇか
何かい芝居でもやるんかい」

と、声をかけられたんだと。
歴史ミス11
芝居と云われて見ると、着てるのは汚れた着物に袴だったんだな。

大助が我が家にたどり着くと、母親がいたんだな。

「こりゃ、大助何処さ遊びに行ってた。この馬鹿息子が」
「いや・・・その」

「なによ、その格好はおかすね真似すてな」

どうも説明は難すようだな。
歴史ミス12
大助は部屋に入り、服を着替えたのでやんした。

確かにこの着物を着てオレは、大蛇を村人と一緒に退治したんだよな。

「オレは、ヒーローだったんだ」

大助は、鏡に映る姿を見ながら問うのでがんしたな。

「じゃ、風呂でも入って床屋に行くとするか」

大助は、誰にこの話をしてやろうかなと思うのでやんした。


  どんと晴れ    終い。


※ 後書き
  当地に伝わる伝説に「寄寿姫」(よりゅうじゅひめ)があります。
この中に大蛇と沼が出てきます。沼があったのは確かなようです。
大蛇を美しき姫が、苦しむ村人を慈悲の心で救うという内容です。
何時の頃からか語り伝えられ、それに伴う風習も残っております。
 大蛇が暴れ回った所とか、沼地を開拓し発展した歴史を丘に登って見渡せば、
きっと古代の先人も喜ぶでしょう。


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方言小話:歴史ミステリー「大蛇」その10

方言小話:歴史ミステリー「大蛇」その10


大助に指揮された村人たちは、油をタップリ飲んだ大蛇に火をつけたのでやんしたな。

大蛇は、沼の中に放り込まれた、薪にも焼かれて、暴れ狂い、
やがて、天空に舞い上がろうとしたが力尽きてバタッと、崩れ落ちたんだと。
歴史ミス6
大蛇は、動かなくなったんだな。

山に潜んでいた村人は、声をあげたんだ。

「やったぞー・・・、大蛇をやっつけたぞー」
「おーっ・・大蛇をやっつけたぞー」

村の衆は、そりゃ~、喜んだ。喜んだ。
大人も、子供もみんなしてな。

大助は、村の衆から感謝されたんだと。

「あるがとう、ごぜいますだ」
「これで、オラ達は、安心して暮らせる」

大助は、横たわってる大蛇を見ながら、
「終わったか、しかし、良く倒れたものよ」
と、一人思うのでやんしたな。

大助は、村人に、指示をした。

「大蛇が生き返るといけないから、頭と胴、尾に切り分けてな、
離れた場所に埋めるんだ・・・」

「頭と胴、尾か。よし切るぞ」
「まかしとけ、オラがぶった切ってやる」

「大蛇だからな、生き返っちゃなんねえな」
「ふだ、くっついてもなんねな」

大蛇は切られたんだと。

そして、村人はそれぞれ離れた場所に運んだんだと。
歴史ミス7
大蛇は、村人によって、それぞれ、離れた場所に、
埋められたんだとさ。

「やー良かった。これだと、絶対生き返らねえ」
「うんだーっ、絶対くっつかないな」

村人は、改めて安心の度を高めたんだな。

「よーし、今度はオラ達が酒を飲むべ」
「そうだ、祝うべ」
歴史ミス8
村の宴が始まったんだとよ。

「大助さま・・・」
「大助さま・・・」
と、呼ばれてな。

「いや~、本当に良かったなや」
大助はしみじみ喜びをかみしめるのでやんしたや。

【続く】

(次は、いよいよ最終完結です)

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方言小話:歴史ミステリー「大蛇」その9

方言小話:歴史ミステリーその9

大蛇退治の準備をする村人は、疲労が増してきてなや。
「いや~、参ったなや」
などと、声をあげるが、大助はなかなか良しとは云わねぇんだなや。

「もう少しだ、頑張ってな」
と励ますのでがんしたよ。

大助は、酒、油、薪の量を確認をして歩くのだったよ。
そして、沼の水を見た。

水の量が大分上がって来ていたんだな。

「よし、いまだな」

大助は、村の衆を集めたんだ。

「皆、聞いてくれ。決行の日がやってきた。
これからが、本当の勝負だ。手を抜くことなく力を合わせて
やってくれ」

大助は、村人をそれぞれの配置につかせたんだと。

「よし、沼の水路を開けろー」
「おー!」

村人は、沼を破り水路へつなげたんだと。
沼の水は、勢いがついて土の壁が破れ出し、
一気に流れだしたんだと。

沼の水は、だんだん引けてきて底に潜む大蛇の頭が見えてきたんだと。
すると、何と大蛇は一匹ではなく、二匹だったんだな。
歴史ミス1
いや~、村人はたまげたのなんの、ぶったまがえたや。

これじゃ、戦えなと腰を抜かして逃げようとしたんだと。
大助は、必死になって止めたんだとよ。

「待て、待ってくれ、逃げてどうする。やらなくちゃだめだ」

大助の必死の訴えによって、村人は気を取り直したんだと。

「よし、カメの蓋をあけろー」

酒と油の入ったカメの蓋を開けさせたんだと。

沼の水が引けて、目を覚ました大蛇は、周りを見渡したんだと。
すると、目の前からいい匂いがしたんだと。

「ほー、何だこれは、酒だな」
「ふん、気がきくじゃないか」
「起きがけには丁度いいわい」
と、言ってカメの酒をがぶがぶ飲みだしたんだと。
歴史ミス2
二匹の大蛇は、競争するように酒を飲んだとよ。

酒のカメが空になると、油のカメを覗き飲みだしたんだと。
「何だ、良い味がするでないかい」

酒の酔いが回り始めた大蛇はふらふらしながら油を口からだらだら、
こぼしながら飲んだんだってよ。
歴史ミス3
その間に用意した薪を、沼の底に投げ落としたんだとよ。

「よーし、どんどん投げろー」

薪が投げつけられるのを見て、大助は弓矢に火をつけたのでがんすよ。

「よし、撃つぞ」
「おー!」
歴史ミス4
火のついた矢は、大蛇をめがけて放されたのだ。

口から、油を流す大蛇に矢はささり、火が燃え移ってなや。
村人が次々放す矢も薪に燃え移り炎が大きくなったんだな。

大蛇は、酒で酔ってる上に油をたらふく飲んでるので、体の中にも
炎が入ってなや、火を吹きながら、暴れたんだと。
歴史ミス 5
村人は、山の中に逃げて固唾を呑んで見ていたんだと。

もしかして、倒れなかったから、
死なないで、再び暴れ出したら、これまで以上に怒り狂うだろう。

村人の不安は消えないのでがんしたよ。

【続く】


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方言小話:歴史ミステリー「大蛇」その8

方言小話:歴史ミステリー「大蛇」その8

大助は、大蛇を退治する作戦の計画を、村人に示したのでがんすよ。
それはな、なかなか大変な事でしたなや。

「そんただ、無理な事はできねべや」
「それで、大蛇は本当にやっつけれるんだべかな」

村人は、顔を見合わせるのでがんしたな。

庄屋の正吉さんが、思いあまってだな。
「やってみなくちゃ、わかんねべ。皆でやれば何とかなるべ」
と、強い口調で、促したんだな。

「そうだ、このままじゃ、何時まで怯えて暮らす事になるじゃ」
「ふんだ、ふんだ・・、やるべ」

ようやく、むらの衆も動き出した。
そして、役割分担を決めたのでがんしたよ。

大助は、もう力強く言う。
「まず、沼の南側を掘って、沼の水を放水する水路を作るんだ」
掘削
「よし、俺はやるぞ」
「オレもだ」

大蛇に襲われたり、食われたりする事を思えば、
なんて事はなえぇことだと、鍬を持ちだしたのでがんしたよ。

「山から薪を集めるんだ」
「燃やす材料する、松の根も大量に必要だ」
歴史 17
皆は代わる代わる、山に入り一生懸命集めたのでがんしたよ。

「酒を作ってくれ」

「酒ですか」

「そうだ、大蛇に酒を飲ませるんだ、とびっきりの強い酒だ」

「そうか大蛇を酔わせて襲うんだな、オラのカカ様に作らせるだ、
強い酒をな」

「それから、油だ。火をつける為に必要だ。ゴマでも菜種でもいい、絞ってくれ
村の分だけでは足りないから、ありったけの金で、他の村を回って買ってきてほしい」

「分かった、オラが買ってこよう」
庄屋の正吉さんが引き受けたのでやんしたな。
歴史 16
正吉さんは、方々の村を回り、酒と油を買い求めたのでがんしたよ。

「どうか、酒と油を売ってけねぇすか」
「酒と油、何するだよ」

「いや~・・オラの沼に棲む大蛇をやっつけるのにつかうだよ」
「ほぉ、そうか、ならばあるのを全部やるだよ、持ってけや」

他の村の人も大層協力してくれてなや。

随分集まったもんだよ。

「大助さん、沢山集まったようだが、このくらいでどうですか」

大助は、集まった酒と油、薪を見てな。

「いや、まだまだ足りない。もっともっと、必要だ」
と、言ってな、叱咤したんだとよ。

「随分きついなや、大助さまよ」
「ふだよな、俺なんかは、一口飲んだけで酔うのになや」

「まあしかし、あの恐ろしい大蛇だからな」

などと、いいながら、作ったり集めたりするのでがんしたよ。

しかし、もう村人はへとへとになってきたようでしたなや~。

【続く】


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Appendix

プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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