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コロンとソラのタイムスリップ 第2編 1
コロンとソラの小話(童話)を続編で続ける事にしました。
前作が好評だったかどうかは、どうかは分かりませんけど。
やっぱりね、コロンとソラの犬猫が元気に活躍と云うか
遊ぶってのは、いいですね。
それでは、「コロンとソラのタイムスリップ 第2編」の始まりです。
「やーーソラ、天気もいいし、いい気分だなや・・・」
「そうだなコロン、今度は何があるんだろうね」
コロンとソラは、野原の道を歩きます。

すると、誰か近づいて来ます。
「あ! 誰か来たぜ」
「何か・・、若い人のようだね」
「うーん、頼もしいな」
「沢山、遊んでくれるかもしれないな」

「ワンワン こんにちわ」
「ニャーン 何処へ行くんですか」
「ありゃ・・、なんだぃ お前たちは、見たことのない猫と犬だな、
何処から来た」
「えーーと、あっち」
ねえねえ、ボク達と遊ぶと、楽しいよ」
「遊ぶって・・、いいなぁ~お前たちはよ・・、今から畑さ行って
稼がないといけないからさ、そんな暇はないよ」
「えーー、そりゃ残念だ」
「あそうだ、僕たちも手伝うよ・・・ねえ」
「手伝うって、本当かい・・、そりゃいいな」
コロンとソラは、畑仕事を手伝う事になりました。
【続く】

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前作が好評だったかどうかは、どうかは分かりませんけど。
やっぱりね、コロンとソラの犬猫が元気に活躍と云うか
遊ぶってのは、いいですね。
それでは、「コロンとソラのタイムスリップ 第2編」の始まりです。
「やーーソラ、天気もいいし、いい気分だなや・・・」
「そうだなコロン、今度は何があるんだろうね」
コロンとソラは、野原の道を歩きます。

すると、誰か近づいて来ます。
「あ! 誰か来たぜ」
「何か・・、若い人のようだね」
「うーん、頼もしいな」
「沢山、遊んでくれるかもしれないな」

「ワンワン こんにちわ」
「ニャーン 何処へ行くんですか」
「ありゃ・・、なんだぃ お前たちは、見たことのない猫と犬だな、
何処から来た」
「えーーと、あっち」
ねえねえ、ボク達と遊ぶと、楽しいよ」
「遊ぶって・・、いいなぁ~お前たちはよ・・、今から畑さ行って
稼がないといけないからさ、そんな暇はないよ」
「えーー、そりゃ残念だ」
「あそうだ、僕たちも手伝うよ・・・ねえ」
「手伝うって、本当かい・・、そりゃいいな」
コロンとソラは、畑仕事を手伝う事になりました。
【続く】

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コロンとソラのタイムスリップ 第2編 2
コロンとソラは、お百姓さんと出会いました。
一緒に遊んでくれる友達ができたと喜んだのですが、
忙しいと言われてしまったのです。
そこで、コロンとソラは作業を手伝う事にしたのでした。
「ねえ、ボクの名は、コロン・・、おじさんは?」
「ボクはソラだよ、よろしくね」
「へー、コロンに、ソラかい、面白い名前だね、
オレの名は、作平・・、さくへいだよ」
「作平さん、僕たちの名前って面白いかい」
「ああ、コロンてさ、コロンコロンて、転がるんだろ、
ソラってさ、爺さんがよく歌ってたな、ヤーレン ソーランよ~・・て」
「へえー、そんなふうに、言われたことなかったな」
「いや~・・、楽しくなって来たな、さあ畑についたぞ
ここが、オラの畑だ」

「わーー、畑だ畑だーー」
「うぉーー、一杯植えてあるーー」
「よーし、じゃさあ。ここの大根を取ってもらおうかな」
「え・・・、大根」
「これ、大根なの」
「ああ、そうだよ、ほれ、こうして、引き抜くんだよ
ほーら、土から出てくるだろう」
「そうか、分かったオレ、やってみる」
「オレも」

コロンとソラは、畑の大根を掘ります。
「ありゃ~・・、なかなか抜けないよ」
「これ、ホントに抜けるの・・・」
「なかなか抜けないときはさ、周りの土を掘ると、抜けるよ」
「え! そう、こうかい」
などと、言いながらコロンとソラは一所懸命になります。
「あーー、抜けたーーー、掘ったぞーーー」
「オレも・・、掘れたーーー」
コロンとソラは、掘った大根を見て、大満足です。
賑やかな声が畑に響くのでした。
【続く】

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一緒に遊んでくれる友達ができたと喜んだのですが、
忙しいと言われてしまったのです。
そこで、コロンとソラは作業を手伝う事にしたのでした。
「ねえ、ボクの名は、コロン・・、おじさんは?」
「ボクはソラだよ、よろしくね」
「へー、コロンに、ソラかい、面白い名前だね、
オレの名は、作平・・、さくへいだよ」
「作平さん、僕たちの名前って面白いかい」
「ああ、コロンてさ、コロンコロンて、転がるんだろ、
ソラってさ、爺さんがよく歌ってたな、ヤーレン ソーランよ~・・て」
「へえー、そんなふうに、言われたことなかったな」
「いや~・・、楽しくなって来たな、さあ畑についたぞ
ここが、オラの畑だ」

「わーー、畑だ畑だーー」
「うぉーー、一杯植えてあるーー」
「よーし、じゃさあ。ここの大根を取ってもらおうかな」
「え・・・、大根」
「これ、大根なの」
「ああ、そうだよ、ほれ、こうして、引き抜くんだよ
ほーら、土から出てくるだろう」
「そうか、分かったオレ、やってみる」
「オレも」

コロンとソラは、畑の大根を掘ります。
「ありゃ~・・、なかなか抜けないよ」
「これ、ホントに抜けるの・・・」
「なかなか抜けないときはさ、周りの土を掘ると、抜けるよ」
「え! そう、こうかい」
などと、言いながらコロンとソラは一所懸命になります。
「あーー、抜けたーーー、掘ったぞーーー」
「オレも・・、掘れたーーー」
コロンとソラは、掘った大根を見て、大満足です。
賑やかな声が畑に響くのでした。
【続く】

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コロンとソラのタイムスリップ 第2編 3
お百姓さんの作平さんと仲良くなったコロンとソラです。
手伝いをする事になり、畑に行って大根堀りをしました。
コロンもソラも、大根を掘る事が出来たので、作平さんも大喜びです。
「やーやー・・、おかげで作業が捗ったよ、ありがとう」
「いやいやなになに・・、この位なら、いつでもできるよ」
「ふんだ―ニャーン・・・」
コロンモソラも上機嫌です。
「それじゃ、今日はこの辺で引き上げるとするか、
帰るぞーー」

「やーー、働いた――、働いたーー」
「えへぇへぇ・・楽ちんだねここ」
「そうだ、いいことを、教えようか」
「いい事・・なんだい」
「あの山に向かって、大きな声で叫ぶんだ、
いいかい、今、やるからな」
作平は、山に向かって、大きな声で叫びました。
「ヤッホー ヤッホー 」
「ああ、いい気持ちだ」

「はい、耳を澄まして・・・」
「ほら、山から声が聞こえてきただろう」
「あ~‥、ホントだ・・・ヤッホーてね」
「コダマっていうんだ」
「大きな声で叫ぶと、返してくれるんだよ
やってごらん」
「うん、やるやる・・ワンワーン」
「ニャーン」
・・・・・・
「聞こえないな」
「うん、聞こえない」
「声が低いからかな・・、もっと大きな声を出そう」

コロンとソラは、コダマが買えるようにと、
大きな声を出します。
ソラは、なかなか大きな声が出ません。
「うーん、のどが痛くなたよ」
コロンは、もう、叫ぶより、吠えます。
ワン ワォーン
「お!、コダマが聞こえた・・やったー」
「そうだね、コダマが返ったね、良かったなあコロン」
作平もコロンのコダマを聞いて喜びました。
【続く】

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手伝いをする事になり、畑に行って大根堀りをしました。
コロンもソラも、大根を掘る事が出来たので、作平さんも大喜びです。
「やーやー・・、おかげで作業が捗ったよ、ありがとう」
「いやいやなになに・・、この位なら、いつでもできるよ」
「ふんだ―ニャーン・・・」
コロンモソラも上機嫌です。
「それじゃ、今日はこの辺で引き上げるとするか、
帰るぞーー」

「やーー、働いた――、働いたーー」
「えへぇへぇ・・楽ちんだねここ」
「そうだ、いいことを、教えようか」
「いい事・・なんだい」
「あの山に向かって、大きな声で叫ぶんだ、
いいかい、今、やるからな」
作平は、山に向かって、大きな声で叫びました。
「ヤッホー ヤッホー 」
「ああ、いい気持ちだ」

「はい、耳を澄まして・・・」
「ほら、山から声が聞こえてきただろう」
「あ~‥、ホントだ・・・ヤッホーてね」
「コダマっていうんだ」
「大きな声で叫ぶと、返してくれるんだよ
やってごらん」
「うん、やるやる・・ワンワーン」
「ニャーン」
・・・・・・
「聞こえないな」
「うん、聞こえない」
「声が低いからかな・・、もっと大きな声を出そう」

コロンとソラは、コダマが買えるようにと、
大きな声を出します。
ソラは、なかなか大きな声が出ません。
「うーん、のどが痛くなたよ」
コロンは、もう、叫ぶより、吠えます。
ワン ワォーン
「お!、コダマが聞こえた・・やったー」
「そうだね、コダマが返ったね、良かったなあコロン」
作平もコロンのコダマを聞いて喜びました。
【続く】

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コロンとソラのタイムスリップ 第2編 4
山に向かって大きな声で叫ぶとコダマが返って来る事を、
作平さんから教わったコロンとソラは、大きな声で叫びます。
ソラは、どうも、大きな声が出ません。
コロンは、何度か叫ぶうちに、コダマが返るようになりました。
もう、得意になって叫びます。 そう、もう・・、吠えるようにです。
返って来るコロンのコダマを聞いていた作平さんが、変な顔をしました。

「ウ・・・ムムム・・・、これは・・
もしかして・・、こりゃ大変だよ、コロンにソラ」
「えーー、何が大変だよ、ボクのコダマだよ」
「フーン・・、どーかした !!」
「コロンにソラ、急いで家に帰るぞ、・・ほら、支度して」
作平さんは、荷物を急いで背負い走りだしました。
「ああ~待って行くよ、行くよ」
「早く‥、早く・・、急げーー」

「よーし、着いたぞ、早く中に入ってーー」
「それーー」
「よっしゃー」
作平さんにコロンとソラは、家の中に入りました。
「よーし、戸締りするぞ」
「へえぇ へぇ あ~あ・・、疲れた・・・」
「いったい、どうしたの作平さん」
「もしかしたらだけど・・・、奴がくるかもしれないな」
「え! 誰が来るの・・」
コロンとソラは、訳が分かりません。
すると、家の外で変な音が聞こえたような気がします。

ウーーーウーーーーー
何か唸るような音? 声です。
「作平さん、何か変な音がするよ」
「奴らだ・・、奴らが来たんだ」
【続く】

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作平さんから教わったコロンとソラは、大きな声で叫びます。
ソラは、どうも、大きな声が出ません。
コロンは、何度か叫ぶうちに、コダマが返るようになりました。
もう、得意になって叫びます。 そう、もう・・、吠えるようにです。
返って来るコロンのコダマを聞いていた作平さんが、変な顔をしました。

「ウ・・・ムムム・・・、これは・・
もしかして・・、こりゃ大変だよ、コロンにソラ」
「えーー、何が大変だよ、ボクのコダマだよ」
「フーン・・、どーかした !!」
「コロンにソラ、急いで家に帰るぞ、・・ほら、支度して」
作平さんは、荷物を急いで背負い走りだしました。
「ああ~待って行くよ、行くよ」
「早く‥、早く・・、急げーー」

「よーし、着いたぞ、早く中に入ってーー」
「それーー」
「よっしゃー」
作平さんにコロンとソラは、家の中に入りました。
「よーし、戸締りするぞ」
「へえぇ へぇ あ~あ・・、疲れた・・・」
「いったい、どうしたの作平さん」
「もしかしたらだけど・・・、奴がくるかもしれないな」
「え! 誰が来るの・・」
コロンとソラは、訳が分かりません。
すると、家の外で変な音が聞こえたような気がします。

ウーーーウーーーーー
何か唸るような音? 声です。
「作平さん、何か変な音がするよ」
「奴らだ・・、奴らが来たんだ」
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コロンとソラのタイムスリップ 第2編 5
山のコダマから、異常を感じた作平とコロンにソラは、
急いで家の中に入りました。
外では、何か音がしたり、唸り声がします。
その音が少しづつ増えているような気配がします。
やがて、夜になりました。
コロンがそっと、外の様子を見ると、
何か、光るものが、絶えず動いています。
「おいソラ、何だろうあれは」
「ふーん、なんだろうな、あれは、目だな・・、ギラギラしている、
オレ達よりも、大きいなあれは」
「だんだん、増えているような気がするな」
「平作さん、あれは一体なんだい」
「オオカミだよ・・、オオカミが来たんだ、

「オオカミ・・・、オオカミ」
「オオカミって・・」
「オオカミは、怖いぞ・・、どう猛でな・・、容赦ないんだ」
「えー! やだな」
「オレ達、食われるんだろうか」
「ふーん・・・分からないな、何事もなく立ち去ってくれることを願うしかないな」
コロンとソラは、まんじりとしない夜を過ごし、朝となりました。
オオカミ達が、います。

「ブン兄い・・、久しぶりでがんすね」
「おおー、タツの兄弟、元気だったかい」
「へい、おかげさんで、何とかやってます」
「そうか、そりゃ良かった」
「ところで、ブン兄いも、よくここえ来ましたね」
「ああ、ひとっとびよ、ここは、オレの育ったとこだからな」
「そうすね・・、懐かしいです、ようブン兄いには、教わりましたっけ」
「オレ達を呼んだのは、この辺だから、あの家に間違いなさそうだな」
「どうやら、そのようで、一寸中の様子を見てきます」
「うん、頼むとするか・・・しかしまあ、早まった事はするなよ、
攻撃する時は、段取りをつけるからな」
「あい、分かった、まかしとけ」
オオカミのタツは、作平の家に向かいました。
【続く】

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急いで家の中に入りました。
外では、何か音がしたり、唸り声がします。
その音が少しづつ増えているような気配がします。
やがて、夜になりました。
コロンがそっと、外の様子を見ると、
何か、光るものが、絶えず動いています。
「おいソラ、何だろうあれは」
「ふーん、なんだろうな、あれは、目だな・・、ギラギラしている、
オレ達よりも、大きいなあれは」
「だんだん、増えているような気がするな」
「平作さん、あれは一体なんだい」
「オオカミだよ・・、オオカミが来たんだ、

「オオカミ・・・、オオカミ」
「オオカミって・・」
「オオカミは、怖いぞ・・、どう猛でな・・、容赦ないんだ」
「えー! やだな」
「オレ達、食われるんだろうか」
「ふーん・・・分からないな、何事もなく立ち去ってくれることを願うしかないな」
コロンとソラは、まんじりとしない夜を過ごし、朝となりました。
オオカミ達が、います。

「ブン兄い・・、久しぶりでがんすね」
「おおー、タツの兄弟、元気だったかい」
「へい、おかげさんで、何とかやってます」
「そうか、そりゃ良かった」
「ところで、ブン兄いも、よくここえ来ましたね」
「ああ、ひとっとびよ、ここは、オレの育ったとこだからな」
「そうすね・・、懐かしいです、ようブン兄いには、教わりましたっけ」
「オレ達を呼んだのは、この辺だから、あの家に間違いなさそうだな」
「どうやら、そのようで、一寸中の様子を見てきます」
「うん、頼むとするか・・・しかしまあ、早まった事はするなよ、
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「あい、分かった、まかしとけ」
オオカミのタツは、作平の家に向かいました。
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