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ソラとコロンのほんわか峠 第2話 1

ソラとコロンのほんわか峠 第2話 1

猫のソラと犬のコロンの話です。

ほんわか峠に住むソラとコロンです。

「あ~あ、いい天気だニャン」
蜂飼い 1
「ほんと、温かくって気持ちいがいいワン」

ソラとコロンは、外に出て日向ぼっこをするのでした。

すると、何やら聞こえてきました。

ビーー ビービーーーー
蜂飼い 2
「あれれ、音が聞こえるよ」

「ふーん、何の音だろうね」

ビービッビーーー ♪  ビッビーーー ♬

ソラとコロンは、音の聞こえる方に耳を澄ませるのでした。

さて、何でしょうかね~・・・。

【続く】

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ソラとコロンのほんわか峠 第2話 2

ソラとコロンのほんわか峠 第2話 2

ソラとコロンが日向ぼっこをしていると、

何やら音が聞こえてきました。

ソラとコロンは、気になって音のする方へ駆けていきました。

「あ! いたいた」

「おーい、まってーー」
蜂飼い 3
「ねえねえ、おじさん何を鳴らしてるんですか」

ビービッビーーー  ビイーーー

「あらら・・、ネコちゃんに犬ちゃん・・、こんにちは」

「ボクはソラです」

「ボクはコロンです、この峠に住んでるんだよ」

「あ、そうかい、お邪魔してます、ボクは大森と言います、よろしく」

「大森さん、それは笛ですか」

「あ、こっちの手にもある」
蜂飼い 4
「ああ、これはね草の葉っぱだよ」

「草の葉っぱ・・・ですか」

「そう、葉っぱをね、こう折ったりして、吹くと音が出るんだよ」

「ほんとう・・、ボクにも音が出せるかな」

「ああ大丈夫、やってごらん・・、ほら」

大森さんは、持っている葉っぱをソラとコロンに渡すのでした。

【続く】

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ソラとコロンのほんわか峠 第2話 3

ソラとコロンのほんわか峠 第2話 3

ソラとコロンは、大森さんから貰った葉っぱを口に当てて、

吹いてみました。

ブフェ  ピヒェ

スーー  ズーー
蜂飼い 5
音が出ません。

力いっぱい、思いっきり口を開いて吹いても、

音が鳴らないのでした。

「ダメだなこれ、全然だよコロン」

「うーん、どうすれば鳴るんだろう」

ソラとコロンは、葉っぱの角度を変えたり、口の位置を替えたり

して、吹きましたが、さっぱりです。

「ああ~・・、ダメだ、口が疲れてきたよ」

「葉っぱでさ、音を出すってのは無理じゃないかい」

ソラとコロンは、あきらめようとしました。

そこへ、大森さんが戻ってきました。

「やーー、ソラちゃんにコロンちゃん、新しい葉っぱを取ってきたよ」

「新しい葉っぱって」

「ほら、これは笹の葉だよ、これは、タンポポの茎でさ、穴が開いてるんだ、

これもね、いい音が出るんだ」

「穴が開いてるのに」

「タンポポかボクこれ知ってるよ」
蜂飼い 6
「そうだよ、ストローみたいだろ、

いいかい、これをね鳴らしてみるからね」

大森さんは、タンポポの茎を口して、吹くと音が鳴りだしました。

ブーーー  ブーーー 

ブーー ブィーー ブィー ブィー  ブーー

「どうだい、面白いだろう」

「うーん、本当だね」

「さあ、吹いてごらん」

ソラとコロンは、大森さんから新しい葉を受け取って、

吹いてみました。


【続く】



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ソラとコロンのほんわか峠 第2話 4

ソラとコロンのほんわか峠 第2話 4

ソラとコロンは、大森さんから貰った草の葉で音を出そうと、

一生懸命吹いたのですが、どうしても音が出ません。

葉っぱの折り方を替えたり、口の吹く位置を替えたり、

吹きつける息の強さを替えたりしたのですが、

どうもうまくいかないのでした。

大森さんが新しい草の葉っぱを持ってきて、

「さあ、今度はこれで吹いてごらん」

と、渡すのでした。

大森さんは、タンポポの茎をストローのようにして、

音を出します。

それを見て、ソラとコロンは、今度こそ音を出そうとしました。

ブッ ブヒッー 

ピィー  ・・・・ ピー

「ああ、今なったね・・」

「音が出たよ・・・やったー」

「音が出たね・・、その調子だ、そこのとこ、もう少し軽く吹いてごらん」

大森さんが、アドバイスをします。

ビーー  ピーーー  ビィーー

ブーー ブーー

「吹けた――、吹けたーー」

ついに、ソラとコロンが草の葉で音を出すことができたのでした。
蜂飼い 7
「ヤッターーー ひゃっほー」

「イェーイ バンザーイ」

もう嬉しくて仕方がありません。

コロンは、もう転がりまわりました。

コロンだからコロン・コロン、なんてね。

【続く】


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ソラとコロンのほんわか峠 第2話 5

ソラとコロンのほんわか峠 第2話 5

草の葉っぱで音が出たソラとコロンでした。

もう大喜びです。

大森さんからも褒められます。

「おおーー、上手、上手、もっと軽く~優しくね」

ぴーーー ぶーー  びーーー

パーー ビーーー ベーーー

いろいろな音がでるようになりました。

「よーし、それじゃ、3人で演奏しよう・・、いいかい・・ワン ツウー スリー はい !」
蜂飼い 8
ぴーー、ぶーー 

ぴーー トーー ヤーー

草笛の音は森の中に響きました。

「やーー良かった・・・、良かった」

「へーー、口が疲れちゃったよ」

「へっへっへ・・よだれが出ちゃったよ」

「一人で吹いて楽しむの良いけど、皆で吹くともっと楽しいね、

ソラ君、コロン君 ありがとう」

「いや~、教えてもらって、ありがとうございますだよ」

「そうだよね、これならいつでも吹いて遊べるよ」

「そうだよ、笹の葉だって鳴るんだから、今度挑戦してみてね」

「ところで、大森さんは、何しに来ているんですか」

「ああ、ボクはね、これだよ」

と、言って大森さんは、手を上げて開きました。

すると、何かが手から離れていきました。
蜂飼い 9
「あれ、何だ」

「飛んでったよ」


【続く】


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プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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