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ソラとコロンのほんわか峠 第1話 1

ソラとコロンのほんわか峠 第1話 1


ここは、山深い所にある峠の家です。

ここには、滅多に人は来ません。
峠の笑い声 1
お父さんと、お母さんが暮らしています。

でも、寂しくないのです。

それは猫のソラと、犬のコロンがいるからです。
峠の笑い声 2
どちらもオスです。

猫のソラと犬のコロンは、時折エサの取り合いをします。

先に飼われたのが猫のソラでしたから、優先権があると主張します。

犬のコロンは、そんなの関係なく、エサとして食えるものは何でも口にします。

そんな2匹ですが、同じところで暮らしていますから相通ずる事がおおくなりました。

「おいコロン、外へ出ようよ」

「外、いいな、いいな、出よう出よう」
ほんわか峠 1
「ああいい天気・・」

ソラは伸び伸びをして、体をほごします。

コロンも真似をします。

「ああいい気持ち」

峠の家は、のんびりと時が過ぎていきます。

【続く】


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ソラとコロンのほんわか峠 第1話 2

ソラとコロンのほんわか峠 第1話 2

ソラとコロンが庭に出て日向ぼっこをしていると、

突然体が揺れ出しました。

「あれえ・・、ボクの体がおかしいぞ」

「ああ勝手に動いてるー」
ほんわか峠 2
「足が・・、足がおかしいぞ」

「そうか、地面が揺れてんだよ」

そうです、地震だったんですね。

揺れが止まりました。

「なんだろうねコロン」

「うーん、こんなの初めてだよソラ、よし、一寸様子を見てくるよ」

コロンは、走り出しました。
ほんわか峠 3
「あ! 待てよ、コロン。あんまり遠くへ行くなよー」

「うん、分かったー」

一目散に走って行ったコロンでしたが、

すぐに戻ってきました。

「あれ、どうしたの」
ほんわか峠 4
「大変だ‥、大変だ・・・」

「何だよ・・・、何かあったのかよ」

「えーーと、あのさ・・・」

さて、コロンは何を見て急いで帰って来たのでしょうかね。

【続く】

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ソラとコロンのほんわか峠 第1話 3

ソラとコロンのほんわか峠 第1話 3

コロンが、様子を見に行って帰ってきました。

「ちょいと、こっちへ来て見なよ」
ほんわか峠 5
「えーー何だよ」

ソラとコロンは、木の陰から覗きます。

まだ地鳴りは続きます。

峠の下の方で林の間から何かが見えました。
ほんわか峠 6
「何だ あれは  」

「山が歩いてくるぞ」
ほんわか峠 7
ソラとコロンは、何だか分かりません。

さて・・・、近づいて来るのは何でしょう。

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ソラとコロンのほんわか峠 第1話 4

ソラとコロンのほんわか峠 第1話 4

ソラとコロンは、木の陰に隠れていると、

目の前に、大きな体をしたものが現れました。
ほんわか峠 8
「わーー、なんだ・・なんだーー」

ドッシン ドッシンと大地を揺るがして近づいて来ます。


パーーォーーーン

「やあ・・、こんにちは 僕はゾウのダイチです」

「え!  ゾウ・・さんですか」

「ダイチ ? へーーいい名前だね」

「驚かしてごめんなさいね、ここを通らしてくださいね」
ほんわか峠 9
「そうなの・・、いいよ」

「ボク達は、この峠にいる猫と犬でソラとコロンです

よろしくね」

「それにしても、大きな体をしているね」

「ああどうも、ボク達は体が大きいから大変なんだ

君たちがうらやましいよ」

「えー・・・、そうなんだ」

「じゃ、一寸休憩でもするか、よっこらしょっと」
ほんわか峠 10
「わーーでっけーー」

「潰されそうだねーー」

足を崩して、座ったゾウのダイチの側へソラとコロンは

すり寄るのでした。

【続く】


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ソラとコロンのほんわか峠 第1話 5

ソラとコロンのほんわか峠 第1話 5

ゾウさんが、足を伸ばして座ったので、ソラとコロンは、

飛び跳ねて、乗りました。

大ジャンプです。

「わーー大きいニャン」

「耳が・・・、こんなにもおおきいよ」

「フアハッハッハ くすぐったいな」
ほんわか峠 11
「よしっと、それじゃ立ち上がるからね」

「えーー・・、立つの」

「滑り落ちそうだよ」

「ちゃんと、つかまってなよ」

「よっこらしょっと」
12ほんわか峠 
「わーーい、高いなーー」

「ボクは、耳の上だよ」

「オレは、鼻だねーー」

ゾウさんは、足でリズムを取って踊り出します。

「あっホレ ドンドン  ホレッ ドンドン」

「面白ーい、耳が揺れるー」

「わーー、鼻が鼻が、ヒャッホー」

ソラとコロンは、ゾウさんに乗っかって楽しく遊んだのでした。

「ああ楽しかった」


「そうかい・・良かったな僕もね君たちの笑顔を見られて楽しかったよ、

そろそろ行かなくっちゃな」

「もう行っちゃうの」

「国に帰らないとね」

「そうか、残念だね」

「又、来てね」

ゾウのダイチは、峠を後にするのでした。
ほんわか峠 12
「さよならーー」

「気をつけてねー」

パォーン 

ゾウさんは、鼻を時折高く上げたりして、去っていきました。


峠は、再び静かになりましたが、ソラとコロンは、

ゾウのダイチと遊んだ余韻が残っていました。
ほんわか峠 13
「いやーー楽しかったなコロン」

「そうだね、あの大きな背中は走ってもいいくらいだったな」

「耳も大きいしさ、鼻が長くてね、オレ何かその鼻の先に乗っかたりしてね」

「ニャン ニャン」

「キャン キャン」


ほんわか峠 第1話 完

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プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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