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アリ太の任務

小話:アリ太の任務

アリのアリ太は働き者だ。
今日も、収穫物を探しに出歩いている。

畑に近づくと、ツッチーがいた。

「やあー、こんにちは」

「え・・、誰だ! ・・・お! お~・・、アリ太かい、久しぶりだな」
アリ太
「え~、おかげさまで元気いっぱいです、ほれこの通り」

アリ太は、力こぶを作って見せた。

「へー、頼りになりそうだね」

「うん、何とか役立ってると思います」

「まあ、それが一番だよ」

アリ太とツッチーは、しばらく会話をして別れた。

「さて、獲物獲物と・・・」

アリ太は、目を周囲に配りながら歩いていた。

「お!、なんだ、なんだ、ひっくり返っているのがいるな、どれどれ」

アリ太は、獲物にゆっくりと近づいて様子を見るのだった。
アリ太 2
獲物は、幼虫のようだった。
動かない。

どうやら死んでるようだった。

これなら、大きさも手ごろだし運ぶのも容易そうだった。

アリ太は、巣までの経路を考えるのだった。

そこへ、何やら近づいて来るのだった。


【続く】

※ 小話を一ついかが。
   畑仕事の息抜きに、少し考え、笑える話にしたいな、などと思ってます。
  お気軽なお付き合いを宜しくどうぞ。





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小話:アリ太の任務 その2

小話:アリ太の任務 その2

アリ太は、獲物を見つけ運ぼうとした時だった。

「おい、一寸待て・・」
アリ太 3
「え!・・、な・・な・・なんですか」

目の前に大きなアリがいた。

アリ太の倍はある大きさで、とても勝ち目はなさそうだ。

「こりゃ、この辺にあるものは、我々のものじゃ、そっちへ行かんかい」

「えー!・・私が見つけたんですけど」

「何を言ってるか、この地域は、我々アーリン族のものだ、とっとと行け」
アリ太 4
アリ太は、アーリン族と名乗る大きなアリを前にして、引き下がざるを得なかった。

「畜生・・、なんだよ。この辺に進出してきたのか、あんな大きな部族が来たら、
厄介だな」

アリ太は、再び獲物を探しに歩き出すのだった。

【続く】


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小話:アリ太の任務 その3

小話:アリ太の任務 その3

アリ太から、獲物を横取りした、アーリン族の大きなアリは、
自分の巣に運び始めたのでした。

「よしよし、これで、今日のオレの仕事は終わりだな、ハハハ」
アリ太 5

「おい、止まれ」

「うん、なんだ・・、貴様らは」

「オレ達は、トアリン族のものだ、獲物を引き渡せや」

「何を言っているか、邪魔するな、ひねりつぶすぞ」
アリ太 6
大きなアーリン族のアリに、トアリン族の小さめのアリが数匹で、
威嚇するのだった。

そして、ついに獲物の取り合いが始まり、
大きなアーリ族のアリに、小さいトアリン族のアリが襲いかかったのでした。


【続く】

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小話:アリ太の任務 その4

小話:アリ太の任務 その4

アーリ族のアリにトアリン族のアリが、いっせいに襲い掛かりました。

「そりゃ~・・、食いつけ、かみつけー」

「何をー! こしゃくな奴らめ、この野郎」
アリ太 7 
アーリ族の一匹に、トアリン族は数匹ですから、
小さくても、数多いのが強みで果敢に攻撃を仕掛けていきます。

なかなか勝負が決しません。


アリ太は、離れたところで、様子を見ていました。

「よ! チャンス到来だ」

アリ太は、放ってある獲物の傍によって、密かに運び出しました。
アリ太 8
アーリ族と、トアリン族の戦いは、まだ終わりそうにありません。

その間にアリ太は、奪われた獲物取り返したのでした。

【続く】


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小話:アリ太の任務 その5

小話:アリ太の任務 その5

アリ太は、無事に自分の巣に帰ってきた。

そして、獲物をしっかりと運んできたのでした。

「さて、受付に行ってか」

「おねがいしま~す」

「はい、それでは受付をします、一人で持ってきましたか」

「ええ、一人です」

「それはご苦労様でした」
アリ太 9
「番号を確認します」

「Bの7788です」

「Bの7788・・、アリ太さんですか」

「はい、そうです」

「成績優秀ですね、それでは、2Aで、給食を受け取って、本日はこれで、

休んでいいですよ」

「はいどうも」

アリ太は、カードを受け取り、給食所に行った。


「もーし、いるかい」

「はい、どうぞ。カードを確認します、はい、間違いありません」

「よろしくね、今日はAの2だから、楽しみだね」

「はいどうぞ、召し上がってください」

「うーん、いい味だ・・・、これがあるから、頑張れる」

「これね、10年もののエキスらしいですよ」

「やっぱりね、体の中にすーっと、溶け込んでいくね」

「ダンナ、まだAの1ってのがありますで、一杯稼いでくださいよ」

「いや~・・、まだまだだね、しかしそのAの1と言うのを

一度は、食べてみたいものだね」
アリ太 10
「そうですね、食べてみたいな。どんなのが出るんだろう」

「あれ!ここにいて食べたことないの?」

「ありませんよ、第一私の食事はBの3ですから、ここの食すら口にしてません」

「そうか・・・」

アリ太は、給食を頂いて、自分の部屋へ行くのだった。


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プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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