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小話:地球の危機だよ三の助 その1

小話:地球の危機だよ三の助 その1

西暦も2000年を過ぎて、21世紀なって久しい。
人類の科学の進歩も目覚ましい。

地球の外へも出て行こうとしているのだ。
宇宙の観測
観測衛星からの、新たな情報とか発見とかが、
ニュースで流れるようになった。

そんな中、三の助も、少しづつ希望を持って作業をするようになった。
2 地球の危機
相変わらず、貧乏ではあるが、人並みの生活を取り戻しつつあった。

ただね、未だ金銭的な収入は少なく、電気とかガスとかを入れるまでは、
いたってなかった。

しかし三の助はそんな事は、全く気にしない。
暇ができると、山に入って森の仲間たちと過したりするのだった。

【続く】

今回は、小話として方言は抜きとしました。
お気軽に楽しんでいただければと思います。


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小話:地球の危機だよ三の助 その2

小話:地球の危機だよ三の助 その2

宇宙は、果てしなく未知の世界である。
そうなのです。この先何が起きるか分からない。

今まさに、太陽系に近づく惑星があったのです。
3 地球の危機 
各国の観測衛星が、太陽系に近づく惑星を発見し、確認をしていた。
そして、それが徐々に明らかになってきた。


夜のニュースに流れた。

「宇宙観測所からの重大な発表です」
4 地球の危機
「なんだろう、重大な事って」

太陽系に近づく惑星の大きさは巨大で、その速度も予想を超えている。
このままの進路で行けば、太陽系にまともに衝突します。

その時期をシミレーションしていますが、5~6年後に早ければ到達するかもしれない。

これには、皆飛び上がって驚いてしまった。

「何だよ、いきなり。太陽系に衝突って・・、それは消滅するってことかい」
「地球は、地球はどうなるの」
「当然、木っ端みじんだよ」
「えー・・・、私の人生は、お終いなのー」

このニュースは、世界に流された。

当然、世界各国の人びとは、騒然となったのでした。



【続く】


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小話:地球の危機だよ三の助 その3

小話:地球の危機だよ三の助 その3

巨大な惑星が、太陽系に接近している。

もはや間違いない真実となって、
惑星が太陽系に衝突したら、地球に衝突したら、
どうなるかを、シュミレーションで画像を放映する。

それはもう、完全なる消滅である。

太陽系の惑星は、宇宙のチリとなるのだった。

世界各国は対応に乗り出した。
6 地球の危機
「日本国の皆さん、大変な事態となりました、
しかしながら、落ち着いてください、今、何ができるかを検討中です」

「合衆国の諸君、我々の英知を絞って、助かる道を考えましょう」

あと何年で、巨大惑星は衝突するのだろうか。
人々は、その事で頭が一杯になるのだった。

「何処へ逃げたらいいのだ」
「穴を掘っても駄目か」
「高い山に登っても駄目かい」

各国は、それぞれに、威信をかけて地球脱出への模索をするのだった。
あらゆる技術を人工衛星の開発に費やして、できるだけ多くの国民を
地球からの脱出をさせる。

と、云う事で研究者や技術者は人工衛星の開発へと邁進するのであった。

とりわけ、世界の金持ちは財力を持って、研究者を雇い、人口衛星を自ら開発し、
あるいは買い占めて早々と、宇宙へと飛んで行くのであった。

中には、不良品などで故障し途中で爆発したりして、悲惨な事故も発生をした。

しかしながら、このまま地球に残っていても、いずれ死ななけれならない。
そうであれば、一類の望みをかけてと、脱出を試みるのであった。


さて、その頃里山の三の助は、山に出かけていた。
「今日はいい天気だな~」
5 地球の危機
竹で作った笛を吹きながら、仲間を呼ぶのであった。

「ありゃ、三の助さんや、いいもん作ったな」

「ああ、笛って奴だよ」

「ふーん、鳥の鳴き声みたいだな、間違っちゃうよ」

「どりゃ、オラにも吹かしてくれないか」

小高い丘に登って、タヌキのタンタンと、キツネのポンタと、
のんびりと、過すのであった。

なにせね、三の助の家では、電気が通ってないからな。
止められてから、そのままにしていたし、暮らしてみると必要性も無かったからね。

だから、世間に何が起ころうと、知らないんだよね。


【続く】

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小話:地球の危機だよ三の助 その4

サッカー女子、なでしこジャパンが負けてしまいましたね。
残念でした。

さて、気を取り直して、小話といきますか。

小話:地球の危機だよ三の助  その4

人工衛星や宇宙ロケットで地球の脱出を図る人は、ほんの一握りである。

量産できるものでもない、おのずと、大半の人は見ているだけである。
7 地球の危機
「おい!、オレも乗せてくれー」
「何で載せないのだー」

人工衛星の発射場には大勢の人が押し掛けるようになった。

「乗せろー」
「載せてちょうだいー」

その数は増える一方であった。

さて、巨大惑星が太陽系に衝突する時期があと、5年と解き明かされたのだった。

これは早まる事があっても、遅くなる事はないと。

さあ、大変だ。

人々は生活意欲、勤労意欲を無くしてしまった。
働いている現場を、次々と離れて行ったのだった。
8 地球の危機
働いたって、どうにもならない。
この先にあるのは、死のみ・・、ああ・・。

世界各国の労働者は、職場を放棄したのだった。

それにより、物の生産は止まり、流れも止まってしまった。

ああ・・、これはいよいよ、日々の生活に影響が出てきたよ。

【続く】


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小話:地球の危機だよ三の助 その5

小話:地球の危機だよ三の助 その5

地球に危機が迫ってる事など知らない三の助だった。

「さて、今日は、川にしかけたワナでも、見て来るか」

そうなんです、川魚を取る仕掛けをこしらえていたのです。
9 地球の危機
「お! 入ってる。今晩のおかずはこれで、決まりだぜ」

川魚を2匹捕まえて、ルンルン気分で引き上げて行くのだった。


さて、世の中は、日々急展開して行くのだった。

総理大臣が、新指揮所を宇宙ステーションに開設すると言って、飛んで行ったのだ。
10 地球の危機
他の国も、同じように国家の中枢が宇宙へと移動して行った。

「国民の皆様、我々は一刻も早く安全な場所に移動し、新たな惑星を発見しなければならない。
そして、一人でも多くの人を迎えなければならない」

総理の国民向けメッセージは、もっともらしいが、そう簡単に惑星が発見できるものではない。
迎えに来るとか言ったって、ロケットの数もないだろう。

国民の不満は、増大して行ったのだ。

国の指導者もいなくなり、労働もしなくなったので、日常の機能がストップして行った。
テレビ等の放送が停止した。

局にはもはや誰もいなくなった。
電気の供給もなくなり、ガスも止まった。

もはや、誰もスイッチを操作する者が会社に、現場にいないのだ。

電波は、個人で操作する分の情報が流れていたが、限定的であった。

当然、銀行も、キャッシュコーナーも機能はしない。
金を引き出そうにも、引き出せない。

通信の伝達機能も、無くなったので、何処がどうなってるのか、
分からないようになってしまったのだ。

【続く】

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プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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