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童話:値札貼り
童話:値札貼り

ある日の学校の休み時間の事だった。
フジ子が新しい服を着てたんだな。
得意になって話をしてるんだ。
「いいな、いいな」
って、周りから言われたりしてな。
ふと、見ると、白いものがぶら下がってらったのさ。
「ありゃー、これ値札だ、だぁー」
「ふーん、7百円か」
大きな声が聞こえてな。
フジ子は、顔を真っ赤にしてな、
急いで値札を引きちぎったてなや。
それは、クラス中の話題になってよ。
早速、昼には影響が出てな。
春男の背中に、100円の紙が貼られたのだった。
「おー!、春男オメーは、100円か」
「何?」
背中の紙を見て春男が怒る事怒る事よ。
「誰だやー!、この紙貼ったのは」
てな、教室にいる男たちを、次々に睨んで歩いてな。
したら、秋男のケツにも貼ってあってな、
200円だったよ。
次の日だったかな、
オラもやられたよ。50円だった。
「オメェは、50円か」
と、声をかけられた。
「えー!・・あっ やられたか・・」
「随分安ぅーもんだな」
ってな。
振り向いた他の奴らにも大笑いされたよ。
これは、他のクラスにも流行り出してな。
時折、値段のついた、奴が歩いてるんだっけ。
「あ~、やられたな」
と、見てたもんだ。
高い奴もいれば安い奴もいる。
どうせつけるなら、うん億円にしてもらいたかたなや。

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ある日の学校の休み時間の事だった。
フジ子が新しい服を着てたんだな。
得意になって話をしてるんだ。
「いいな、いいな」
って、周りから言われたりしてな。
ふと、見ると、白いものがぶら下がってらったのさ。
「ありゃー、これ値札だ、だぁー」
「ふーん、7百円か」
大きな声が聞こえてな。
フジ子は、顔を真っ赤にしてな、
急いで値札を引きちぎったてなや。
それは、クラス中の話題になってよ。
早速、昼には影響が出てな。
春男の背中に、100円の紙が貼られたのだった。
「おー!、春男オメーは、100円か」
「何?」
背中の紙を見て春男が怒る事怒る事よ。
「誰だやー!、この紙貼ったのは」
てな、教室にいる男たちを、次々に睨んで歩いてな。
したら、秋男のケツにも貼ってあってな、
200円だったよ。
次の日だったかな、
オラもやられたよ。50円だった。
「オメェは、50円か」
と、声をかけられた。
「えー!・・あっ やられたか・・」
「随分安ぅーもんだな」
ってな。
振り向いた他の奴らにも大笑いされたよ。
これは、他のクラスにも流行り出してな。
時折、値段のついた、奴が歩いてるんだっけ。
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と、見てたもんだ。
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