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産直裏話 その11 ハヤトウリの婆ちゃん

岩手町道の駅石神の丘の産直組合の裏話です。

御年70代半ばと思われるのだが、10歳位は若い姿をしている。

載っている車は、濃紺の軽トラだ。

軽トラと云えば、大概が白い色なのであるが、

濃紺色の軽トラを、ピカピカに、磨いてやってくる。

オレなどは、車検前に洗うぐらいなのに・・・。

まあ、それは良いとして、年中色々な野菜を持って来る。

「あれ! それ珍しいね、それは何?」

「あーー、これね、これはハヤトウリだ」
産直裏話 その10
ハヤトウリはね、始めてみる代物だ。

で、講釈が始まるのだ。

「これさぁ・・、育てるのが難しいんだよ、

春に芽を出させるのができないんだ、

今年はね偶然、芽が出たんだ」

「へーー・・・」

「種を持って来た人で、芽を出すのに成功したのは2人だけだったよ、

芽さえ出せば後は、うまく育つんだよ、実が又一杯なるんだ、

百個以上はなるんじゃないかな」

「えーー、そんなに・・」

「そうよ、オメさんも、やって見な」

てな事で栽培を勧められた。

ハヤトウリって、美味しいのだろうか。

まあ、元気な婆ちゃん(失礼)である。

こう言うのを、栽培したりするってのが、元気を保つ秘訣かもしれない。

まあ、他の人もね、イタリア野菜とか、中国野菜とかを、

作っているね、産直のコンテナは見て回るだけでも、

楽しくなるね。

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産直裏話 その10 開拓の仲間だった

岩手町道の駅石神の丘の産直組合の裏話です。

野菜準備室(バックヤード)には、毎朝生産者が野菜等を持って、

やって来ます。

今回は、名前は聞いてませんが、Tさんの野菜を届けると云うか、

持って来る女性の方です。

私が持って来る木の実とか山のキノコを、時折買って帰ります。

「これ! 孫に食べさせたら喜んでた」

とか

「この間の、あっという間になくなって、私の食う分がなくなった、

又、持ってきてちょうだい」

などと、気さくな会話のできる人です。

で、まあ話をしていたら、

「私は、開拓で育ったの」

「えーー、開拓家族ーー、そうかそりゃ苦労しただろう

実は、オレも、山奥の開拓で入ったんだ」

となって、幼い頃の昔話になった。

産直裏話 その9 開拓仲間
「あの頃は、何にもなくてね、でも、貧しいと思ったことはなかったよ」

「そりゃ・・・そうだ、周りに裕福な家なんてないんだものな」

思わぬところに、同じような境遇の人が居たものである。

まあ、私の場合は、開拓で入植した人が、ブラジルに新天地を求めて

行き、その後を受けて入ったのであるけれど。

村の奥と云うか外れで、周りは山に囲まれている。

ランプの灯火に、谷間を流れる小川から、水を汲む生活だった。

冬などは、雪が積もって完全孤立状態だったな。

広い大地を求めてブラジルに行ったK さんの気持ちは分かるね。


父母も、良く頑張ったもんだね。

彼女にしても、親の当時の苦労は身に沁みているはずだろう。

明るい性格がいいね、貧乏を貧乏と思わない、苦労を苦労と思わない、

小さな喜びを見つけて前に進む。

人生はこれだね。




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産直裏話 その9 ソーセージは本場ドイツ風

岩手町道の駅、石神の丘の産直組合の裏話です。

最初は、ほんの一言のつもりが、ついついあの人もこの人も、

と、増えてきてしまいました。

まあ、それだけ、面白いと云うかユニークな女性がいるって事ですかね。

本日は、K さんです。

K さんは、前組合長ですね。

女性の組合長は、数多い産直でも、滅多にお目にかかれないのではないかと

思いますね。

当時、私が事務局を担当してまして、

組合の方針とか運営とかをFAXの送信でやり取りしましたが、

きめ細かい字で、A4一面に毎回一杯考え方を送ってきましたね。

私も、まあ、考えがあるもんで、違う事を書くと、

又、A4一杯に書いて寄越すという塩梅のコンビを2年間やりましたね。

その後、私は解任(?)され、事務局を去りましたけど。

多分、やりずらかったのかなと・・・。


「あ!  どうも、ソーセージ、おいしかったです、女房のSが喜んでました」
産直裏話 その8
Kさんは、町で唯一の牧場経営をしています。

で、ソーセージの販売をしているわけですが、

これが、ドイツ風なのですね。

ドイツ仕込みの本格派らしい ?

いつぞや、週刊文春の「おししいもの」特集で、

そのソーセージが、紹介されたと云うからね。

私は、海外への旅行とは縁がないないから、

味の方は、良く解からないが、ヨーロッパへ行かなくても、

手にする事が出来るってのはいいですね。

玉にね、ドイツのメルケル首相が画面に出たりするわけですよ、

ああ、この人たちは、こんな味のソーセージを食べてんのかーー、

などと、言っていただくと、いいんじゃないかな。

K さんは、菊池牧場で、キクボクというネームでブログを開設し、

ネットでのソーセージ販売をしていますから、

遠方の人も、手に入るはずです。

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産直裏話 その8 私をスキーに連れてって

岩手町道の駅石神の丘の産直の裏話です。

野菜準備室(バックヤード)には、組合員の生産者がやってきます。

Tさんが、リンゴを持ってきました。

T農園で、色々な種類の果樹を栽培しています。

で、Tさんは、加工も行っていますから、

見ていると、超多忙ですね。

「良くやるね~・・・、何処からその元気が湧いてくるんだろう」

無産直の裏話 私をスキーに連れてって
「うん、私は元気が取りえなのよ、若い時はね、スキーをやってたから」

「え!  スキー・・・」

「そう、シーズン券で毎日行ってたよ、月30日、

私はね、コリ性なのよ、とことんやるの」

「そうなんだー」

「コロンでも転んでも、やるの、下手なんだけどね、次に滑ると少し上手になる、

これが楽しくてね、仕事の帰りにも寄って滑ってた」

「青春だね」

「そう、スキー検定1級も取って、インストラクターの助手までできるようになったんだよ」

いや~・・・聞いた時は驚きでしたね。

体系はもう、少しずんぐりですっかりおばさん風ですからね。(失礼)

私も、スキーは幾分やりましたけど、スキー検定を受けるなど、とてもとても叶いません。

Tさん、コリ性か・・、はまったらとことんやるんだろうな。

で、今はT農園で果樹の栽培だ。

とことん、良い物を追求してんだろうね。

ご苦労様です・・・、貴方は生産者の鏡です。

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産直裏話 その7 発掘美人か!

岩手町道の駅石神の丘の産直の裏話です。

Eさんは、微笑みが何とも言えない人です。

私よりは、年配の方であろうとは思いますがね。

で、その微笑みが、何処かで見たことがあるなと、

常々思っていたのです。

そして、気が付きました。

そう、ある本の裏表紙に載っている女性の微笑みと、同じなのです。
産直裏話 その7 発掘美人か
その本とは、町で40年ほど前に発刊した「町の発掘した文化財」とかいう、

分厚い資料本なのです。(詳しい、題名は忘れました)

当時、土器の発掘調査が盛んに行われてましたね、

Tさんという、熱心な研究者を中心として発掘した土器等が、

掲載されていました。

その本の裏表紙に何故か若かりし E さんが、発掘の作業の姿のまま、

にっこり微笑んでいるのですね。

発掘作業に、女性の方も参加をしていただろう、そしてその中で、きわっだった美しさから、

発刊者があえて、載せたのかもしれません。

で、E さんは、未だにその、微笑みを維持しているのです。

E さんは、きのこ部会で、主として原木シイタケを栽培して産直で販売しています。

野菜も時期に持って来るのですが、

「畑よりも、山の方がいい、ずっと山にいたい」

と、言うのですね。

流石は、発掘美人です。

春は山菜、秋はキノコと、山の物を多く持ってきます。

原木シイタケも、山の林の中ですけどね、

山菜とか、キノコにであったら、一層微笑出る事でしょう。

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プロフィール

大坊峠のツッチー

Author:大坊峠のツッチー
岩手県は北緯40°に位置する岩手町から地域の情報を発信します。山里で農業を営み、昭和26年生まれの人生と、方言による創作小話・童話を綴ります。尚、作品は著作権とし、無断使用はお断りします。

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